記録ID: 9038121
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ハイキング
奥秩父
小春日和の快晴に！秩父御岳山！！
2025年12月07日(日) [日帰り]
埼玉県
alchemy
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:17
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,082m
- 下り
- 1,072m
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| 天候 | 小春日和で快晴無風。気温は日の出前は氷点下まで下がったようですが、三峰口駅現着時で2℃、御岳山頂下で8℃、下山時で12℃でした（実測）。なお、当日の日の出（さいたま）で0638でした。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
復路：秩父鉄道 三峰口駅 1206発 熊谷行 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆三峰口駅〜贄川宿観光トイレ〜登山口 この区間は車道歩きです。三峰口駅から駅前通り（県道210号線）から荒川に架かる白川橋を渡って国道140号線（秩父往還）へ合流します。橋のたもとから200mほど秩父市街方面（東方向）へ進むと歩道橋があり、そこから分かれる車道が贄川宿への入口となります。 国道から分かれ、更に50mほど進むと左手に贄川宿観光トイレ（公衆トイレ）があり、その脇からトイレ裏側へ回り込むように分岐する車道が登山口へのルートとなります（道標あり）。なお、公衆トイレは三峰口駅前にもあります。 その車道を更に100mほど進んだ民家脇が登山口となります（道標あり）。 ◆登山口〜二番高岩〜タツミチ 登山口からは斜面をジグを切りながら支尾根へ上がっていきます。トレースは明瞭ですが、最初の方は作業道などが分岐しているところが数カ所あり、少し分かりにくいです。危険なところはありませんが、トレイルが細めの上、ザレているところも落ち葉が積もっているところもあり、滑りやすいところが結構ありました。 二番高岩で支尾根末端に乗ってから、更に急登で高度を50mほどをあげると、緩やかな傾斜の稜線歩きとなります。 ここから先、タツミチまでは比較的穏やかな区間ですが、時折急斜面でのトラバース道などがあり注意が必要です。特に遠土の上（とおどのうえ）あたりで稜線北側を通る少し長めのトラバースと、タツミチ手前（標高790mあたり）で稜線南側を通るトラバースはトレイルが細く、足場が悪いところがあるので注意が必要です。なお、展望はほとんどありません。 ◆タツミチ〜秩父御岳山 タツミチで猪狩山・古池方面からくるトレイルと合流し、最初は穏やかに高度を上げていきますが、標高900mあたりで山頂へ登りあげる急斜面が出てきます。この斜面はかなり傾斜がキツく、ザレている上へ落ち葉が積もっており、しかもステップが切れていないので、かなり滑りやすいです。稼ぐ高度差は50〜60mほどですが、スリップによる転倒や滑落には十分に注意が必要です（特に下りにとる場合）。今回は安全のためチェーンスパイクを履きました（結局チェーンスパイクはそのまま下山でも外さず、かなり下まで使用） 稜線の肩に乗った後は山頂まで斜度こそ穏やかになりますが、ヤセた岩尾根になり左右が切れ落ちる場所も出てくるので、注意が必要です。最後に大滝・強石方面からのトレイルと合流（合流点に道標・ベンチあり）し、更に50mほど進むと山頂となります。山頂には祠や鐘があり、周囲は疎らな樹林になっていますが、両神山方面が開けており、間近に展望できます。 ◆秩父御岳山〜剣ヶ峰〜林道御岳山線交点 このコースの核心部です。山頂からトレイル合流点まで戻り、大滝・強石方面へ下っていきます。最初は穏やかな下りで剣ヶ峰まで進みますが、剣ヶ峰を過ぎるとすぐに急斜面となります（なお、コース全体を通して、悪場には「危険 足元注意」の表示がされているので、表示が出てきた場合には注意が必要です）。 左右が切れ落ちた岩場混じりの急斜面で、時折キレット状の場所なども交えながら高度を100mほど下げますが、スリップや転滑落に注意が必要な場所が頻繁に出てくるので気が抜けません。危険と思われる場所にはトラロープがガイドとして張ってある（場合によっては片側だけでなく左右両方）ので、そのガイドをうまく使えば必要以上に危険なことはないですが、この時期はトレイル上に落ち葉が積もっており、その下がザレているところもあるので、十分注意が必要です（ここも通しでチェーンスパイクを使用しました）。 急斜面を下りきって少し往くと、木々の隙間から林道が見え、更に進むと林道御岳山線交点となります。 ◆林道御岳山線交点〜838m水準点〜杉ノ峠〜強石バス停 林道経由で下山することも可能ですが遠回りになるので、林道を横切り再び大滝・強石方面へのトレイルに入ります（道標あり）。しばらくは穏やかな下りとなりますが、少し登り返しがあり、838m水準点で送電鉄塔にたどり着きます。水準点周辺は送電線に沿って伐り払いされているので、比較的展望が良好です。なお、鉄塔下に道標があり、山道と表示されているところが数カ所出てきますが、指す方向は正規のトレイルではなく鉄塔巡視道と思われます。 再び、強石・落合方面を指す方向へ進み急斜面を下りきると杉ノ峠となり、落合方面へのトレイルを分けた後は強石方面へ下ります。 杉ノ峠からの下り始めは緩やかなトラバース道ですが、途中から急斜面沿いのトラバースになったり、トレイルが細い部分が混じり始め、後半はジグを切りながら急速に高度を下げていきます。その後、強石集落上部の車道へ飛び出すと、集落内を国道140号線にある強石バス停へ下っていきます。なお、基本的には車道に沿って九十九折りに下っていきますが、一部直線でショートカットできる山道もあるので、道標にしたがって下りていきます。 ◆強石バス停〜三峰口駅 この区間は国道140号線に沿った車道歩きです。危険なところはありませんが、歩道がないところもあるので車には注意が必要です。なお、国道にはバス路線もあるのでタイミングがあえば、三峰口駅または西武秩父駅までバスを利用できますが、現状、国道には落石により一部通行規制が敷かれているため、バスの運行にも影響が出ている（運行区間や所要時間）ようで注意が必要です。 |
| その他周辺情報 | ◆道の駅 大滝温泉 https://www.michinoeki-network.jp/otaki/ |
写真
おはようございます
三峰口駅から見上げる快晴の空
まだ少し寒いですが、これから往ってきます
三峰口駅から見上げる快晴の空
まだ少し寒いですが、これから往ってきます
序盤のトレイルは落ち葉で埋まっていました
ズルズル滑るところもあり、なかなか厄介
ズルズル滑るところもあり、なかなか厄介
山頂直下の肩に乗りました
下の急斜面がズルズルだったので、チェーンスパイクを履きました
山頂まではあと少し
下の急斜面がズルズルだったので、チェーンスパイクを履きました
山頂まではあと少し
周辺は樹林なので展望が限られますが、北西方向は開けていて両神山とその奥に浅間山が見えました
浅間山アップ！！
こちらは真っ白でかなり下の方まで雪が降ったようです
では下山します
こちらは真っ白でかなり下の方まで雪が降ったようです
では下山します
剣ヶ峰からの下り
落ち葉がザレやガレの上に積もった地雷原
傾斜も急なので、足を持って行かれないように慎重に下ります
落ち葉がザレやガレの上に積もった地雷原
傾斜も急なので、足を持って行かれないように慎重に下ります
左右どちらに落ちても無事では済まない高さ
悪場が連続するので全く気が抜けません
ここもチェーンスパイクを履いて通過
悪場が連続するので全く気が抜けません
ここもチェーンスパイクを履いて通過
838m水準点でここは滝沢ダムで発電された電気を送る送電線（三峰線）が稜線を横切っており、送電鉄塔に沿って伐り払いされているので見通しが良いです
2
12/7 10:41
838m水準点で
ここは滝沢ダムで発電された電気を送る送電線（三峰線）が稜線を横切っており、送電鉄塔に沿って伐り払いされているので見通しが良いです
ここは滝沢ダムで発電された電気を送る送電線（三峰線）が稜線を横切っており、送電鉄塔に沿って伐り払いされているので見通しが良いです
下りて来た稜線を振り返って
中央に見える尖ったピークは剣ヶ峰
御岳山は剣ヶ峰に隠れて見えないようです
中央に見える尖ったピークは剣ヶ峰
御岳山は剣ヶ峰に隠れて見えないようです
杉ノ峠への下り
極端な緩急があり、いきなり悪場が出てきたりします
極端な緩急があり、いきなり悪場が出てきたりします
強石バス停へ到着バスは時刻表通りならまもなく到着予定でしたが、駅までせいぜい2�劼曚匹靴�なく、落石事故や渋滞の影響で定時通りか分からなかったので結局歩きました
2
12/7 11:28
強石バス停へ到着
バスは時刻表通りならまもなく到着予定でしたが、駅までせいぜい2�劼曚匹靴�なく、落石事故や渋滞の影響で定時通りか分からなかったので結局歩きました
バスは時刻表通りならまもなく到着予定でしたが、駅までせいぜい2�劼曚匹靴�なく、落石事故や渋滞の影響で定時通りか分からなかったので結局歩きました
落石事故のため臨時供用中の大滝トンネル前を通過
歩行者やバイクは通行不可です
歩行者やバイクは通行不可です
荒川に架かる白川橋まで戻ってきました
画面中央右手奥の尖ったピークは武甲山
画面中央右手奥の尖ったピークは武甲山
装備
| 個人装備 |
Tシャツ（半袖）(1)
Tシャツ（長袖）(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
サコッシュ(1)
チェーンスパイク
熊鈴
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ハードシェル
|
|---|
感想
この日の天気予報では、天候も安定し、気温も上がって暖かい小春日和になるとのことだったので、秩父御岳山へ往ってくることにしました。
日の出前はやはり寒かったですが、陽が出てからは気温が上がり、穏やかな天気の中を歩いてくることができました。ただトレイル自体はハード。もともと他の方のレコなどから結構厳しいとの認識でいたので、安全のために持っていったチェーンスパイクが役に立ちました。特にこの時期は落ち葉が堆積していて、その下がどうなっているか分からない地雷原なので、安定してグリップ力が維持できるチェーンスパイクは心強いです。
いよいよ年末進行になり、公私ともにバタバタし始めましたが、できるだけ時間を確保して体力維持に努めていきたいと思います。
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