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記録ID: 9037529
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

越後駒ヶ岳

2025年12月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
chee2005 その他1人
GPS
14:29
距離
16.6km
登り
1,136m
下り
1,138m

コースタイム

日帰り
山行
13:22
休憩
0:58
合計
14:20
距離 16.6km 登り 1,136m 下り 1,138m
3:21
1
スタート地点
3:22
277
7:59
8:12
87
9:39
9:45
83
11:08
11:10
80
12:30
12:47
17
13:04
13:11
47
13:58
13:59
62
15:01
15:13
147
17:40
1
17:41
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇奥只見シルバーライン積雪あり、石抱橋手前に駐車
コース状況/
危険箇所等
◇歩き出しから深い新雪、終始スノーシュー、小倉山を越える辺りまで枝漕ぎ三昧

◇先行のスキートレースあり、それを追うもスノーシューでは沈み、トレッキングポールのスノーバスケットではほぼ無力で大変難儀した。それでも今回前駒まででも辿り着けたのは先行してくださったnkzwさん、ぞうげさんおふたりのスキートレースのおかげです、本当にありがとうございました。

◇モフモフズボズボ、モフモフオモオモ、モフモフサラサラ、モフモフズボズボ
その他周辺情報 ◇ゆ~パーク薬師(@800円)
石抱橋からスノーシュー、ありがたいことに先行おふたりのスキートレースがあるものの、スノーシューではさらに深く沈む。登山口までの林道歩きだけですでにクタクタ、それでも日の出を迎える頃、朝色に焼ける空と荒沢岳を眺めれば上がる気持ち。
2025年12月06日 06:19撮影 by  iPhone 17, Apple
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石抱橋からスノーシュー、ありがたいことに先行おふたりのスキートレースがあるものの、スノーシューではさらに深く沈む。登山口までの林道歩きだけですでにクタクタ、それでも日の出を迎える頃、朝色に焼ける空と荒沢岳を眺めれば上がる気持ち。
朝陽浴びる中ノ岳と越後駒、稜線に乗る雲も染まる
2025年12月06日 06:52撮影 by  iPhone 17, Apple
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朝陽浴びる中ノ岳と越後駒、稜線に乗る雲も染まる
まもなくスッキリと雲が取れた真っ白な中ノ岳
2025年12月06日 07:13撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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まもなくスッキリと雲が取れた真っ白な中ノ岳
そして駒
2025年12月06日 07:14撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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そして駒
荒沢岳の向こうからようやく私にも届いた朝陽
2025年12月06日 07:22撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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荒沢岳の向こうからようやく私にも届いた朝陽
やっとの道行山、先行のおふたりが使う大きなスノーバスケットが羨ましい。トレッキングポールのスノーバスケットではほぼ無力の深い新雪。
2025年12月06日 08:06撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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やっとの道行山、先行のおふたりが使う大きなスノーバスケットが羨ましい。トレッキングポールのスノーバスケットではほぼ無力の深い新雪。
道行山ではたくさんの霧氷が待っていてくれて喜びもひとしお、霧氷越しの駒に早くも感無量
2025年12月06日 08:10撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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道行山ではたくさんの霧氷が待っていてくれて喜びもひとしお、霧氷越しの駒に早くも感無量
そして中ノ岳
2025年12月06日 08:10撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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そして中ノ岳
枝折峠方面、向こうには守門、毛猛、未丈
2025年12月06日 08:08撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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枝折峠方面、向こうには守門、毛猛、未丈
未丈、日向倉と銀山平、地平線には会越の山々
2025年12月06日 08:08撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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未丈、日向倉と銀山平、地平線には会越の山々
凛と透き通る冷たい空気、中ノ岳と駒
2025年12月06日 08:14撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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凛と透き通る冷たい空気、中ノ岳と駒
山頂にシュプールはまだない、おふたりは今頃どこだろう、到底追い付けないけれど
2025年12月06日 08:13撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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山頂にシュプールはまだない、おふたりは今頃どこだろう、到底追い付けないけれど
まだ藪は埋まり切っていないから、夏道を辿り
2025年12月06日 08:17撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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まだ藪は埋まり切っていないから、夏道を辿り
小倉山へと向かう
2025年12月06日 08:27撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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小倉山へと向かう
うさぎ駆ける雪の稜線、華を添えるのは
2025年12月06日 08:28撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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うさぎ駆ける雪の稜線、華を添えるのは
ずっと続く霧氷達
2025年12月06日 08:41撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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ずっと続く霧氷達
冬に咲く真っ白な花
2025年12月06日 08:45撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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冬に咲く真っ白な花
たびたびの枝漕ぎゾーンも霧氷だから頑張れる
2025年12月06日 09:03撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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たびたびの枝漕ぎゾーンも霧氷だから頑張れる
少しずつ近づく駒
2025年12月06日 09:17撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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少しずつ近づく駒
励ましてくれる守門、毛猛
2025年12月06日 09:24撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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励ましてくれる守門、毛猛
未丈、日向倉、会津丸山、心震わす魅惑の山々
2025年12月06日 09:25撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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未丈、日向倉、会津丸山、心震わす魅惑の山々
あの小倉山を越えれば少しは雪が締まってくれるのでは…と期待しながら眺めるのは
2025年12月06日 09:26撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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あの小倉山を越えれば少しは雪が締まってくれるのでは…と期待しながら眺めるのは
雪煙あげる駒
2025年12月06日 09:29撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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雪煙あげる駒
小倉山のトラバース、続くしんどい枝漕ぎ
2025年12月06日 09:35撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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小倉山のトラバース、続くしんどい枝漕ぎ
駒が見えた、ようやく稜線に復帰かな
2025年12月06日 09:45撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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駒が見えた、ようやく稜線に復帰かな
さらに近づいた駒
2025年12月06日 09:50撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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さらに近づいた駒
霧氷と荒沢、会津駒
2025年12月06日 09:50撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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霧氷と荒沢、会津駒
しかし雪は相変わらず柔らかく、深くなった分さらに沈む
2025年12月06日 09:51撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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しかし雪は相変わらず柔らかく、深くなった分さらに沈む
それでもこの美しい駒に励まされ続ける歩み
2025年12月06日 09:54撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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それでもこの美しい駒に励まされ続ける歩み
ふり返る歩いて来た稜線
2025年12月06日 10:04撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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ふり返る歩いて来た稜線
霧氷の華道は
2025年12月06日 10:17撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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霧氷の華道は
ストライプと
2025年12月06日 10:14撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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ストライプと
キラキラの道
2025年12月06日 10:17撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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キラキラの道
とその時見えた、山頂部を滑走するスキーヤー
2025年12月06日 10:34撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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とその時見えた、山頂部を滑走するスキーヤー
もうおひとかたも!(間に合わなくてすみません)
2025年12月06日 10:37撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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もうおひとかたも!(間に合わなくてすみません)
私も嬉しい、おめでとうございます!
2025年12月06日 10:33撮影 by  iPhone 17 Pro, Apple
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私も嬉しい、おめでとうございます!
今頃シュプールを眺めてニンマリされていることでしょう☺️
2025年12月06日 10:47撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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今頃シュプールを眺めてニンマリされていることでしょう☺️
それからほどなくして颯爽と滑り降りて来たおふたりとお会いし、重ね重ねお礼を申し上げる。相変わらずの好青年。
2025年12月06日 11:26撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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それからほどなくして颯爽と滑り降りて来たおふたりとお会いし、重ね重ねお礼を申し上げる。相変わらずの好青年。
前駒が近づくにつれ、雪はさらに深く、スキーの浮力の凄さをあらためて思い知らされる
2025年12月06日 11:32撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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前駒が近づくにつれ、雪はさらに深く、スキーの浮力の凄さをあらためて思い知らされる
荒沢岳に励まされながら
2025年12月06日 11:54撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/6 11:54
荒沢岳に励まされながら
向かう前駒
2025年12月06日 11:59撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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向かう前駒
続くラッセル、膝で崩し固め、シューを乗せるがそれでも沈む
2025年12月06日 12:01撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/6 12:01
続くラッセル、膝で崩し固め、シューを乗せるがそれでも沈む
前駒直下の急登でふり返る、スノーシューではちょっと緊張
2025年12月06日 12:15撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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前駒直下の急登でふり返る、スノーシューではちょっと緊張
上がった前駒
2025年12月06日 12:33撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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上がった前駒
この先はナイフリッジと小屋直下の急登
2025年12月06日 12:34撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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この先はナイフリッジと小屋直下の急登
本日はここが私のピークだ
2025年12月06日 12:31撮影 by  iPhone 17 Pro, Apple
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本日はここが私のピークだ
メロウな斜面と中ノ岳
2025年12月06日 12:37撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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メロウな斜面と中ノ岳
そして越後三山の盟主駒ヶ岳、この景色を眺められただけでも今日は幸運だ
2025年12月06日 12:32撮影 by  iPhone 17, Apple
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12/6 12:32
そして越後三山の盟主駒ヶ岳、この景色を眺められただけでも今日は幸運だ
ふり返れば荒沢岳と尾瀬の山々、燧ヶ岳や平ヶ岳、至仏山、奥に日光白根も
2025年12月06日 12:39撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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ふり返れば荒沢岳と尾瀬の山々、燧ヶ岳や平ヶ岳、至仏山、奥に日光白根も
さぁ大満足で引き返そう
2025年12月06日 12:39撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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さぁ大満足で引き返そう
見渡す限りの山々を目に焼き付けて
2025年12月06日 12:43撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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見渡す限りの山々を目に焼き付けて
向かう道行山、午後の陽射しを浴びる荒沢岳
2025年12月06日 14:12撮影 by  iPhone 17, Apple
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向かう道行山、午後の陽射しを浴びる荒沢岳
一気に降り積もった新雪、それは手強く難儀で、そして美しかった。この雪を全身全霊で歩けた幸せと余韻に、しばらくはどっぷり浸れそうだ。
2025年12月06日 12:32撮影 by  iPhone 17 Pro, Apple
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一気に降り積もった新雪、それは手強く難儀で、そして美しかった。この雪を全身全霊で歩けた幸せと余韻に、しばらくはどっぷり浸れそうだ。

装備

個人装備
スノーシュー ストック アイゼン ピッケル

感想

まとまった降雪のあった越後駒へ。

雪のシルバーラインを抜けやって来た銀山平にはやはり見覚えのある車が停まっている。車を降りたそこからスノーシュー、先行おふたりのスキートレースを追うも、雪は柔らかく深く、スノーシューでは一歩一歩さらに沈む上、トレッキングポールはバスケットをつけているにもかかわらずほぼ無力だ。まだかまだかとようやく登山口に辿り着くもすでにクタクタ、先が思いやられる。

それでも美しい朝空に気持ちは上がる。真っ白な中ノ岳と駒がピンクに染まる姿にしばし見惚れる。やっとの道行山では出迎えてくれた霧氷達、見渡す限りの雪の山々に疲れも忘れる。

しかしその先もしばしばの枝漕ぎ、硬くなるかと思いきやさらに柔らかく深くなる新雪に息も絶え絶えだ。

小倉山を越え前駒を眼前に捉える頃、おふたりは今頃どこだろうと山頂部に目を凝らすと、ちょうど1本のシュプールがスローモーションのように美しく描かれた。わぁ!と我がことのように興奮した嬉しい瞬間だった。ほどなくしておふたりが颯爽と滑り降りてくる。重ね重ねトレースのお礼を申し上げる。いつもありがとうございます。

その先は本当にしんどかった。スキーの浮力を思い知らされるばかり、辛抱のラッセルが続いた。もう12時だ、日が短い今、前駒を越え山頂へ向かうには装備を換えなければならない上、帰りもアップダウン、そして長い林道歩きが待っている。

一気に強まった風を受けながら前駒に上がった。今日はここが私のピークだ。目の前のナイフリッジの先に駒、なんという雄姿だろう。深い新雪にもがきやって来た雪煙舞うここで、目の前の駒ヶ岳に見惚れるばかりだった。

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ハイキング 甲信越 [日帰り]
越後駒ヶ岳 (枝折峠からピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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