日光白根山(周回)

- GPS
- 09:49
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,027m
- 下り
- 1,029m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 9:47
| 天候 | 晴れ 朝−15℃、日中最高0℃?(風速7,8m/s) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
膝〜腰、一部腰上までの積雪。 |
| その他周辺情報 | 日光和の代温泉 やしおの湯(700円) ラーメン ユタの店(担々麺1150円、杏仁豆腐付) |
写真
装備
| 個人装備 |
アイゼン
ワカン
ピッケル
|
|---|---|
| 共同装備 |
ロープ30m
コッヘル
バーナー
ツェルト
|
感想
友人が日光白根山へ行くというので、同行させてもらった。仲間内では毎年この時期に恒例の山行らしいが、自分は過去2シーズン体調を崩して参加できなかったため、今回ようやく行けて嬉しかった。
今期一番の寒波で、水曜から金曜にかけてかなりの降雪があったとのこと。FR車でいろは坂や金精道路を登れるか心配だったが、除雪はしっかりされており、ところどころ凍結はあったものの、問題なく菅沼登山口に到着できた。中禅寺湖付近では、レンタカーらしき車が道脇に突っ込んでいた。走行中、車の温度計は最低で -17.5℃を示していた。
登山口の駐車場は雪で閉ざされていたため、皆路上駐車。警察が見回りに来るとの情報があり、(そもそもここが駐禁かは不明だが、雪で道幅が狭くなっている中で路駐されると事故の危険があるためだろう)持参したスコップで路肩の雪をかき、できるだけ端に寄せて駐車した。シーズン初めなので車に積んでいなかったが、友人からのLINEで気づき、スコップを持ってきていてよかった。
かなりの積雪だったので、アイゼンにワカンを装着してスタート。今回は冬靴で来たが、前回の雪山で3シーズン用の靴に合わせてワカンを調整していたため、うまく装着できず、ベルトの長さ調整に手間取った。その間に先行者がどんどん出発し、トレースができたので、結果的にワカンは不要になった。また、アイゼンの刃でワカンのベルトを切ってしまうというミスも発生。事前調整を怠ったのが原因だった。幸いスペアパーツを注文できたので、翌日手配した。樹林帯はトレースがあったものの、雪がまだ踏み固められておらず、アイゼンがあった方が歩きやすかった。自分は「どうせ途中で履くなら最初から履いておきたい派」なので、結果的に正解だった。
弥陀ヶ池は早朝は凍っていたかもしれないが、日が当たり、雪の下は溶け始めていた。夏道の方に移動しようと池の脇を歩こうとした際、少し踏み抜いてしまったが、GORE-TEXとゲイター、冬靴の丈のおかげで中まで濡れずに済んだ。ただ、アイゼンのバンドやゲイターのボタンが水で濡れ、後で凍ってしまい、下山後外すのに苦労した。
弥陀ヶ池で準備を整え、白根山へ。少し登ると岩と雪のミックス。本格的な雪山は2シーズンぶりなので、良い練習になった。稜線に出ると予報通り風速7〜8m/sほどの風。無事登頂し、ピストンではなく五色沼方面へ下山。しかしここからはトレースがなく、膝〜腰までの積雪でラッセル。ワカンを阿弥ヶ池にデポしてしまったことを後悔(バンドが切れていたので使えなかったが)。積雪が深く、地形的にはっきりとした尾根が1本伸びているわけではないので、どこを降りるべきか迷いながらも、雪の浅そうな尾根沿いを選び、途中トラバースして別尾根に移ったりして何とか下山。雪崩も懸念したが、新雪で軽く、気温も低かったので「大丈夫だろう」という根拠のない直感に従った。樹林帯まで降りてもノートレースでラッセルが続きそうだったが、幸い五色沼方面から登ってきた人たちのトレースを見つけ、助かった。
下山にかなり時間を要し、登山口に着いた頃には日没。雪山の日帰りとしては過去最長の山行となった。
帰りは「やしおの湯」で疲れを癒し、その後「ラーメン ユタの店」で名物の担々麺をいただいた。これが絶品。シーズン初めにして、かなりハードな雪山登山だったが、経験値が大きく上がった一日だった。
P.S. 前回登山後スマホの設定を見直したが、まだ写真の位置情報がバグる。ネットには日本語の情報は少なく、英語で調べていたところグーグルの位置情報の精度を向上させるというオプションを外すと直るとの情報があったので、次回どうなるか様子見。
dai_earth












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