記録ID: 9034666
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無雪期ピークハント／縦走
赤城・榛名・荒船
水沢山〜橘山〜総社古墳群（＋道の駅まえばし赤城）【榛名山】
2025年12月06日(土) 〜
2025年12月07日(日)
群馬県
ardisia
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:22
- 距離
- 37.9km
- 登り
- 784m
- 下り
- 1,286m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:49
距離 14.1km
登り 626m
下り 1,074m
2日目
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 5:32
距離 23.8km
登り 159m
下り 212m
13:46
ゴール地点
| 天候 | 1日目：快晴（ほぼ無風） 2日目：快晴（風は穏やか） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
自転車
スタート：水沢観音バス停 ゴール：八木原駅 ■2日目 スタート：八木原駅 ゴール：新前橋駅（途中でシェアサイクルのcogbeを利用） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
水沢山の登山道はボランティアの手でよく整備されていて歩きやすいですが、山頂付近は地形的に痩せ尾根が続くので、厳冬期は凍結に備えて軽アイゼンを携行した方が良いと感じました。 |
写真
群馬バスに乗って水沢観音バス停にワープ！今日はここから榛名山の東端のピークである水沢山に登ります👍️
水沢観音バス停に隣接した駐車場から、さっそく水沢山が見えました
水沢観音の駐車場脇では農産物の直売所や土産物屋が軒を連ねていました。
水沢観音の本堂脇の急な階段から、飯綱大権現を経由して登山道に入ります。
山道はずっと階段が続きますが、丹沢の大倉尾根とは違って段差が低いので膝に優しいですね😆
第一ベンチ。近くにいたハイカーの方が「夏場はカエンタケ🍄で立ち入り禁止だった」と話していましたが、現在は普通に利用できる状態でした。
1
12/6 10:30
第一ベンチ。近くにいたハイカーの方が「夏場はカエンタケ🍄で立ち入り禁止だった」と話していましたが、現在は普通に利用できる状態でした。
お休み石の休憩所（ベンチ）に到着。ところで「お休み石」って何を指しているのでしょうか？
お休み石までは直登ルートでしたが、お休み石を過ぎるとつづら折れの道に変わります。
展望台まで登ると、水沢山のピークがぼんやりと見えてきました。
ここは岩がゴロゴロしていますが、難所というわけではありません。
ここだけ階段の段差が高くて、下ってくる人が難儀していました💦
水沢山に登頂！！渋滞やすれ違いでの時間ロスが多少ありましたが、登山口から1時間ほどで到着しました。
ここからは山頂からの展望です。北には十二ヶ岳と小野子山が鎮座していて...
上州武尊山や日光連山方面は、中腹以上が雪に覆われているようでした。
下山して水沢うどんを食べるため、石仏ベンチで休まずに下ります...
階段の段差が低いおかげで、復路も膝への負担が小さくて助かりました🙇♂️
水沢山は落葉樹ばかりで明るい林内でしたが、水沢観音は常緑樹が多くて全く異なる印象でした。
水沢観音の門前には水沢うどんの店が立ち並んでいましたが、店外まで行列が出来るほど混雑している店が幾つもありました。
ちょうど昼時だったこともあり、激混みの店ばかりで水沢うどんを食べられずに撤収しました😭😭😭
吉岡町名物のトトロのバス停。車だと全く気付かずに通過してしまうと思います。
この時期は花が少ないので、路傍のキクが綺麗に咲いているとありがたいですね。
この先の上野田交差点を左折して、八木原駅に向かって下ります。
「乾燥イモ」というのは、スライスせずに作った干しイモを指しているようです📝
再び渋川市に突入。八木原駅が渋川市だとはこの時まで知りませんでした😅
常緑低木のイヌツゲ。橘山の北側にはイヌツゲが大量に生えていましたが、イヌツゲは庭園樹としてもよく使われるので、近所の家から種が飛んできたのかもしれません。
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12/7 8:55
常緑低木のイヌツゲ。橘山の北側にはイヌツゲが大量に生えていましたが、イヌツゲは庭園樹としてもよく使われるので、近所の家から種が飛んできたのかもしれません。
以前（2020年）に登った時にはこのような看板は無かったので、本当に驚きました。
前の写真で6番〜7番の間の区間は純林状のアラカシ林となっていましたが、学術的にも貴重な林だそうです。
橘山に登頂！かつてはこの山の北が北橘村、南が南橘村だったそうです。
ここで下山完了。写真左手の広場は、登山者が駐車場として使えるそうです。
道の駅まえばし赤城に到着！2023年に出来た新しい施設なので、以前に近くの橘山へ登った時にはまだ無かったんですよね〜
道の駅まえばし赤城にて、"らーめん翔鶴"の特製醤油らーめんを頂きました😋
道の駅まえばし赤城で群馬県産のリンゴ（ぐんま名月）とナシを買った後、国道17号線を少し南下します。
住宅地に囲まれた畑の脇に、完全に魂が抜けているぐんまちゃんが...😂
群馬総社駅に到着。まだ時間が早いので、駅前の駐輪場でシェアサイクル（cogbe）を借りて総社古墳群を巡ることにしました。
まずは総社二子山古墳。ここは二段の前方後円墳になっています。
総社二子山古墳の推定復元図を見ると、前方部と後円部にそれぞれ玄室があるように見えます。
2つ目は愛宕山古墳。ここは墳丘が崩れているように思えますが...
愛宕山古墳では、玄室へと繋がる玄門を見学することができました。
こちらは玄室の写真ですが、石棺がかなり小さい（体が小さい人が被葬者？）のが気になりました。
宝塔山古墳の推定復元図を見ると、3段の大きな方墳として描かれています。
宝塔山古墳の玄門がこちら。この古墳は7世紀半ば頃に作られたそうですが、当時は既に石を綺麗に加工して積み上げる技術が会ったんですね📝
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12/7 12:25
宝塔山古墳の玄門がこちら。この古墳は7世紀半ば頃に作られたそうですが、当時は既に石を綺麗に加工して積み上げる技術が会ったんですね📝
宝塔山古墳の玄室を見ると、愛宕山古墳と比べて石棺が大きいと感じました。
蛇穴山古墳は1段の方墳で、他の古墳のように2段・3段ではないのでちょっとショボい感じもしますが...
蛇穴山古墳の玄門を見ると、石の加工技術が素晴らしいことが分かります。
蛇穴山古墳の玄室がこちら。他の古墳は玄門から廊下のような羨道（せんどう）を経て玄室となりますが、この古墳は玄門を入ってすぐに玄室があります。
1
12/7 12:33
蛇穴山古墳の玄室がこちら。他の古墳は玄門から廊下のような羨道（せんどう）を経て玄室となりますが、この古墳は玄門を入ってすぐに玄室があります。
ここで一旦古墳を離れて、山王廃寺跡に来ました。この山王廃寺は正しくは「放光寺」という名前で、上野三碑の「山上碑」を作ったのはこの放光寺の僧侶ということが分かっています。
1
12/7 12:49
ここで一旦古墳を離れて、山王廃寺跡に来ました。この山王廃寺は正しくは「放光寺」という名前で、上野三碑の「山上碑」を作ったのはこの放光寺の僧侶ということが分かっています。
山王廃寺にあった五重塔の塔心礎がありました。この台座の上に五重塔の心柱が立てられていたそうです。
こちらは五重塔の心柱を飾る根巻石で、かなりの太さの心柱であったことが分かります。
古墳一帯は完全に都市公園となっていますが、瓦のように積まれた葺石を見ることが出来ました。
王山古墳は道路の拡幅などで削られてしまったようですが、推定復元図を見ると前方後円墳だそうです。
シャンゴ前橋石倉店。シャンゴのパスタはフードコートでしか食べたことがないので、いずれはちゃんとした店舗で味わってみたいです🍝
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12/7 13:25
シャンゴ前橋石倉店。シャンゴのパスタはフードコートでしか食べたことがないので、いずれはちゃんとした店舗で味わってみたいです🍝
装備
| 個人装備 |
ソフトシェル
フリース
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図（地形図）
GPS
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
ナイフ
ウェットティッシュ
保険証
携帯電話
予備乾電池
モバイルバッテリー
時計
小銭入れ
タオル
ストック
カメラ
クマ鈴
|
|---|
感想
[ルート]
展望の良い水沢山に登って、下山後に水沢うどんを堪能した後、翌日に5年振りに橘山に登る...という計画でしたが、水沢うどんの店が激混み＆休業中の店が多かったため、結果的に水沢うどん無しという想定外の山行になりました😇
水沢山はボランティアの方が登山道を整備していてとても歩きやすいですが、この時期はコナラなどの硬めの落ち葉で少々滑りやすい場所もありました。
橘山は2025年10月〜11月にかけて周辺でクマの目撃情報がありましたが、幸いにもクマには遭遇せずに歩くことができました。
[展望・景色]
水沢山：山頂は360度開けており、相馬山など榛名山のピークだけでなく、小野子山・十二ヶ岳・子持山・武尊山・赤城山・上越国境の山々などを一望できました。
橘山：山頂は木々に囲まれていて展望はありませんでした。
[動植物]
水沢山は高木から低木まで落葉樹主体の林なので、冬場は明るい林の中を歩くことができますが、代わりに花などは何も見られませんでした。
橘山は北側がコナラなどの落葉樹、南側がアラカシやシラカシなどの常緑樹が目立っていましたが、やはり冬場なので花は見られませんでした。
[飲食・お土産]
道の駅まえばし赤城にて、"らーめん翔鶴"の特製醤油らーめん（1150円）を食べたほか、道の駅内の直売所でリンゴ（ぐんま名月：500円）とナシ（愛宕：700円）をなど買いました。
[その他]
橘山は2021年頃に地元の方によって登山道と標識が整備されたようで、以前とは違って安心して歩ける里山になりました。
加えて、東側の登山口には駐車場兼広場も設置されているので、クマの心配さえなければ気軽に散策できる良い山なのですが...
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