【和歌山の高尾山】強風の中で登った先に広がる絶景！白浜の海を一望できる山旅#27
和歌山県
とと
みお
体力度について
- GPS
- 03:05
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 538m
- 下り
- 542m
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| 天候 | 雨のち快晴、全体的に強風で寒かった |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
駐車場は無料かつトイレ完備で有り難かったです。 詳しくはブログを見てもらえると幸いです。 https://totomaga.com/takaosan-wakayama/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
はじめは急登が続きます。大きな岩には切り込みのステップが作られておりロープもあるので何とかなります。 全体としてよく整備された尾根道で、安心かつ楽しくハイキングができました。 |
| その他周辺情報 | 奇絶峡から登山口となりました。 奇絶峡は、和歌山県田辺市上秋津にある会津川上流の渓谷で、約2kmにわたり両岸の絶壁と大小無数の奇岩が特徴的な自然景観です。 主な見どころ 磨崖三尊大石仏: 渓谷内の断崖（高さ16m、幅22m）の一枚岩に刻まれた堂本印象画伯の原画に基づく石仏で、渓谷沿いの県道から見え、登山道で近く観賞可能。 不動の滝（赤城の滝）: 高さ約23mの名瀑で、滝見橋（朱色の石橋）を渡った先にある。巨石の間から白糸のような水が流れ、滝壺のない砂地で夏の水遊びにも適す。 巨石群と大人の足跡: 休憩所周辺に無数の巨石が立ち並び、伝説の「大人の足跡」（くぼみ）が岩に見られる。田辺領主の石塔材として切り出された歴史あり。 |
写真
拍手装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
日焼け止め
携帯
サングラス
タオル
ストック
|
|---|---|
| 共同装備 |
行動食
飲料
|
感想
⛰️和歌山・田辺「高尾山」奇絶峡から望む白浜の絶景と渓谷美
今回の登山は、急遽予定を変更し、和歌山県田辺市上秋津に位置する**高尾山（標高606m）**へ。奇絶峡を起点とするこの山は、白浜の海を一望できる大展望が最大の魅力として知られる人気の里山ハイクです。
🏞️ 奇絶峡：渓谷美と歴史ロマンを体感
登山のスタート地点は、奇絶峡の無料駐車場（トイレ完備）です。そこから、赤色が鮮やかな滝見橋を渡り、高さ23mの不動の滝の右手から本格的な山道に入ります。橋周辺の紅葉がちょうど見頃で、モミジの赤と橋のコントラストは息をのむ美しさでした。奇絶峡は、吉野熊野国立公園の一部であり、春の新緑から夏の水遊び、秋の紅葉まで、四季折々の渓谷美が楽しめます。
登山口直後から急な登りが続きますが、岩にステップが刻まれ、石段が整備されているため、比較的安全に歩けます。また、道中には昭和レトロな「熊出没注意」の看板があり、緊張感のある山行となります。このルートのハイライトの一つが、**磨崖仏（磨崖三尊大石仏）**です。高さ16mの断崖に、日本画家・堂本印象画伯の原画に基づき彫られた不動明王などが現れます。1966年開眼と比較的新しい遺構ではありますが、そのスケールと荘厳さに歴史ロマンを感じることができます。登山道には100mごとの標識とロープが設置されており、道迷いの心配が少なく、初心者でも安心して登れる細やかな配慮が印象的です。
🥶 展望台へ：強風と冬山の洗礼、そして感動の絶景
登り中は、想像以上の強風と冷え込みにさらされ、手袋、耳当て、ウィンドブレーカーといった冬山対策の重要性を痛感しました。通常の山行でかく汗とは異なり、体温の低下を防ぐための装備が必須だと改めて実感する機会となりました。
道中、白浜の街を見下ろす見晴らしポイントでは天気が怪しく不安がよぎりましたが、標高が上がるにつれ空が明るくなり、山頂直下で一気に快晴へと転換！
展望台に到着した瞬間の感動はひとしおです。眼下に広がる白浜の青い海と空の鮮やかなコントラストはまさに圧巻。キラキラと輝く海面が、冷え切った体を一気に温めてくれるようでした。山頂で食べる温かいカレーヌードルは格別です。さらに足を延ばした「高尾山展望所」は、視界が一層開け、のんびりと景色を楽しむのに最適な場所でした。
高尾山は、体力度★★★☆☆、所要3〜4時間の低山でありながら、奇絶峡のダイナミックな渓谷美と山頂の雄大な海展望という二重の絶景が魅力です。整備された道と適度な登り応えがあり、白浜観光とセットで訪れるのが理想的な、登山愛好家に人気の山です。
💡 おすすめ情報
高尾山登山の後に、車で約20〜30分の白浜温泉で汗を流すプランは格別です。海を眺めた後に、実際に海辺の温泉に浸かることで、感動がさらに深まります。
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