道白山口からお手軽に竜爪山とサウナの聖地「しきじ」

- GPS
- 03:42
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 639m
- 下り
- 640m
コースタイム
| 天候 | 曇ときどき晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
冬場は富士山を眺めるために山梨県や静岡県あたりの低山に登るのが好きなのだが、マイナーな山は公共交通機関でのアクセスが悪い。
登山サークルの企画で公共交通機関でのアクセスの悪そうな竜爪山の企画があったので参加してみることにした。
竜爪山は身延山地の最南端の山になるようだ。
この企画、竜爪山に登るよりも静岡市にある「サウナしきじ」に行くのが主目的の企画のようで悪天候の場合はサウナだけ行くとのこと。
サウナは苦手なので悪天候の場合はキャンセルしますと宣言していたのだが、無事晴天に恵まれた。
新宿駅で集合し首都高から東名道を進んでいたのだが、渋滞のせいなのか、その方が最短距離なのかカーナビが小田原厚木道路経由を示したようでそのとおりに進んで行く。
小田原PAで箱根山越しに富士山が見えたが、怪しい雲が広がって来ていて、箱根峠あたりではすっかり曇天になってしまった。
これは富士山近くの山に行って富士山が見えないパターンかなと消沈する。
しかもKy君が調べると、登山口として計画していた穂積神社まで車で入れないことが判明。
この企画、サウナの方が目的なので最短コースの穂積神社からピストンで3時間位で考えていたようなのだが、そうなると旧登山口から周回コースで5時間ほどになる。
自分はそれでも良かったが、サウナの時間を削りたくない企画者のKm君が道白山口からなら、穂積神社からのピストンと同じくらいの時間で歩けるということ見つけ出した。
道白山口までは途中多少道が狭いところがあったが、全部舗装路でしかも広い駐車場があった。
それなのに他に車は1台も停まっていない。
なんで人気がないんだろうと言いつつ登り始めると、いきなりかなりの急登で、それがどんどん傾斜がきつくなってきて、だから人気がないんだねと言いながら登る。
でも、急傾斜でどんどん高度を稼ぐので時間はかからない。
竜爪山の2つのピークのひとつである文殊岳に到着すると、眼下に三保半島と清水港が見え、そして富士山も雲から頭を出していた。
見えないかと思っていた富士山が見えてもうこれだけで大満足だ。
文殊岳で昼食にし、50分ほど休憩したのだが、あとからヤマレコアプリを確認するとこの休憩時間がうまく反映されていないようだった。
もうひとつのピークであり最高峰の薬師岳へも行ったが、こちらは展望がなくがっかり。
山頂までびっしりスギの人工林なのだから、富士山方向だけでも伐採してしまえばいいのにと思う。
さて、登山後はこの企画のメインらしいサウナへ。
静岡市駿河区敷地にあるので「サウナしきじ」というようだ。
満観峰・朝鮮岩に来た時にこの辺りは通ったが、有名なサウナがあるなんて全然知らなかった。
驚いたのがまず駐車場に車を停めるのに空きを待たなければならず、やっと停めた後も受付で名前を書いて中が空いて呼ばれるまで待つのである。
確かに駐車場を見ると関東、東海はもとより「北九州」や「岡山」ナンバーの車も停まっているので、全国からマニアが集まる「サウナの聖地」のようだ。
サウナは苦手だが、せっかくなのでフィンランド式サウナと薬草サウナを体験。
フィンランドサウナは焼けるような暑さで数分で出てしまったが、少し温度が低いらしい薬草サウナはそれなりの時間楽しめ、サウナといってもいろんな種類があるようで、苦手意識が少しはなくなった。
新しいメンバーで登山に行くことで、また別の愉しみも発見できるものだ。
帰りは海老名SAで運転を交替し、地図では知っていた大橋JCTのぐるぐるを体感できたのも楽しかった。
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