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Yamareco

記録ID: 9005387
全員に公開
ハイキング
甲信越

天神山・松ヶ岳 上杉氏関連のダブル山城

2025年11月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:14
距離
3.7km
登り
278m
下り
277m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:12
休憩
0:03
合計
2:15
距離 3.7km 登り 278m 下り 277m
11:14
11
スタート地点
11:25
11:26
27
11:53
11:54
44
12:38
8
12:46
19
13:05
13:06
22
13:28
1
13:29
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・山城だったときに造作された空堀や曲輪は地形によく残っていて楽しめます。
・以前ここを通ったときはグリーンシーズンで,暗めで湿った印象でしたが,今回はうって変わってあかるくるんるんな道に感じられました。晩秋の晴天日がこの場所のベストシーズンなのかも。
・道標多くあり,電光形・階段・お助けロープなどよく整備されていますが,松岳山頂より奥はすこし草っぽく,倒木も処理されてはおらず,です。松岳山・天神山とも山頂が,草が生い茂るのが放置されていてやや荒れた印象。
その他周辺情報 【新潟市公式の記事】
・天神山城址
https://www.city.niigata.lg.jp/nishikan/about/kankou/tenjin.html
・松岳山(まつたけやま)城址
https://www.city.niigata.lg.jp/kanko/bunka/rekishi/maizobunka/iseki/isekilist5.files/matutateyama.pdf
◾️西蒲・歴史の里山その2◾️\(^o^)
前日の毒消しの道が,網野先生流に言うと「常民史」の道歩きだったとすれば,今日は権力者の足跡をたどるお山です。すっかり葉のなくなった桜並木の公園をしゅっぱつして山城めぐりにレッツゴーです。
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◾️西蒲・歴史の里山その2◾️\(^o^)
前日の毒消しの道が,網野先生流に言うと「常民史」の道歩きだったとすれば,今日は権力者の足跡をたどるお山です。すっかり葉のなくなった桜並木の公園をしゅっぱつして山城めぐりにレッツゴーです。
植栽のカエデはおすまし顔。
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植栽のカエデはおすまし顔。
八重のサザンカぷっくり。
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八重のサザンカぷっくり。
お山の紅葉はすっかり終わる直前で,オレンジ色や,
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お山の紅葉はすっかり終わる直前で,オレンジ色や,
黄色その1や,
黄色その2が目を楽しませてくれます。
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黄色その2が目を楽しませてくれます。
ちっこいヤマツツジのカラフル。
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ちっこいヤマツツジのカラフル。
ひらひらなイワガラミは,
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ひらひらなイワガラミは,
地面にも。文字みたい。
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地面にも。文字みたい。
終盤のもみじはくすみがち。
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終盤のもみじはくすみがち。
くすみつつも,いろどり。
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くすみつつも,いろどり。
コナラの実生の幼木がたくさん集まってる一角あり。小さくても葉は立派です。
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コナラの実生の幼木がたくさん集まってる一角あり。小さくても葉は立派です。
珍しく均一に染まってるサルトリイバラ。
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珍しく均一に染まってるサルトリイバラ。
けなげに咲くイヌヨモギは,残り少ないシロヨメナとともにいま時期の貴重なお花。
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けなげに咲くイヌヨモギは,残り少ないシロヨメナとともにいま時期の貴重なお花。
お上品な感じで枯れるクルマバハグマ。
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お上品な感じで枯れるクルマバハグマ。
ヒキオコシの花後。タネをのぞいて見なかったなぁ。
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ヒキオコシの花後。タネをのぞいて見なかったなぁ。
流紋岩の場所ではたまにメノウが。
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流紋岩の場所ではたまにメノウが。
すっかり葉が落ちたガマズミ。
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すっかり葉が落ちたガマズミ。
サルトリイバラの実 あざやか。
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サルトリイバラの実 あざやか。
いっぱい落ちてる実。見上げると,
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いっぱい落ちてる実。見上げると,
まだついてるアズキナシ。
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まだついてるアズキナシ。
もっと見上げると,まだもうちょっとあり。空につぶつぶの実が,晩秋の風物詩的な。
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もっと見上げると,まだもうちょっとあり。空につぶつぶの実が,晩秋の風物詩的な。
朱に金文字の扁額,迫力のしめ縄,端正な木の鳥居。ここが松岳山(松ヶ岳)城址の登山(登城?)口です。
2025年11月29日 11:24撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 11:24
朱に金文字の扁額,迫力のしめ縄,端正な木の鳥居。ここが松岳山(松ヶ岳)城址の登山(登城?)口です。
ちょっと登ると出てくる松岳山(松ヶ岳)城址の最初の遺構は,腰曲輪跡。小広くなっていて,
2025年11月29日 11:34撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 11:34
ちょっと登ると出てくる松岳山(松ヶ岳)城址の最初の遺構は,腰曲輪跡。小広くなっていて,
こんな場所です。眺めがいいです。以後,急傾斜の尾根筋に狭い曲輪が次々とあらわれてエキサイト。
2025年11月29日 11:35撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 11:35
こんな場所です。眺めがいいです。以後,急傾斜の尾根筋に狭い曲輪が次々とあらわれてエキサイト。
松ヶ岳山頂(主郭跡)が見えました。
2025年11月29日 11:35撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 11:35
松ヶ岳山頂(主郭跡)が見えました。
道はきわめて歩きやすく,電光形や階段で登っていきます。ふりむくと平野が木立越しに。
2025年11月29日 11:38撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 11:38
道はきわめて歩きやすく,電光形や階段で登っていきます。ふりむくと平野が木立越しに。
北には角田山。
2025年11月29日 11:42撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 11:42
北には角田山。
落ち葉ざくざく。前に来た時は緑の季節で,うっそうとして地味〜なお山でしたが今は明るくて最高です。松岳山のベストシーズンに来れました。
2025年11月29日 11:47撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 11:47
落ち葉ざくざく。前に来た時は緑の季節で,うっそうとして地味〜なお山でしたが今は明るくて最高です。松岳山のベストシーズンに来れました。
傾斜がゆるむと,じきに松岳山山頂です。
2025年11月29日 11:47撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 11:47
傾斜がゆるむと,じきに松岳山山頂です。
多宝山を南に望む山頂(主郭跡)にとうちゃく。
2025年11月29日 11:52撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 11:52
多宝山を南に望む山頂(主郭跡)にとうちゃく。
漢詩を刻んだ石碑が草に埋もれてます。以前の写真と比べると,山頂は全く草刈りがされておらず,荒れ気味です。
2025年11月29日 11:53撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 11:53
漢詩を刻んだ石碑が草に埋もれてます。以前の写真と比べると,山頂は全く草刈りがされておらず,荒れ気味です。
主郭跡から平野側。葉が落ちて明るいです。
2025年11月29日 11:52撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 11:52
主郭跡から平野側。葉が落ちて明るいです。
主郭の背後に三列の空堀があります。最初の降り口は急な階段。
2025年11月29日 11:56撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 11:56
主郭の背後に三列の空堀があります。最初の降り口は急な階段。
いったん細長く主郭を取り囲むような曲輪を通過して,さらにくだり,
2025年11月29日 11:57撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 11:57
いったん細長く主郭を取り囲むような曲輪を通過して,さらにくだり,
空堀の底から主郭方向を見上げてみました。高い…(@_@)
2025年11月29日 11:58撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 11:58
空堀の底から主郭方向を見上げてみました。高い…(@_@)
そして空堀の反対側に這い上がります。
2025年11月29日 12:02撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 12:02
そして空堀の反対側に這い上がります。
多宝山がチラ見え。
2025年11月29日 12:04撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 12:04
多宝山がチラ見え。
空堀を過ぎると平坦なセクションに入りお散歩気分です。倒木がいくつかそのままになってます。
2025年11月29日 12:07撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 12:07
空堀を過ぎると平坦なセクションに入りお散歩気分です。倒木がいくつかそのままになってます。
山地の主脈に出ました。北に樋曽山。
2025年11月29日 12:27撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 12:27
山地の主脈に出ました。北に樋曽山。
樋曽山(右奥)をアップで。
2025年11月29日 12:18撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 12:18
樋曽山(右奥)をアップで。
道標は多いです。
2025年11月29日 12:34撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 12:34
道標は多いです。
天神山城址の背後に来ました。右手に多宝山どーん。
2025年11月29日 12:35撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 12:35
天神山城址の背後に来ました。右手に多宝山どーん。
日差しが増えてきました。
2025年11月29日 12:38撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 12:38
日差しが増えてきました。
こんどは天神山城址の背後の空堀を四回越えていきます。これは二つめ。
2025年11月29日 12:41撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 12:41
こんどは天神山城址の背後の空堀を四回越えていきます。これは二つめ。
三つめ。忍たま乱太郎になった気分。
2025年11月29日 12:43撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 12:43
三つめ。忍たま乱太郎になった気分。
天神山城址の主郭の一角につきました。こちらは松岳山城址よりもすこし大規模です。
2025年11月29日 12:45撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 12:45
天神山城址の主郭の一角につきました。こちらは松岳山城址よりもすこし大規模です。
本丸跡の碑。
2025年11月29日 12:46撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 12:46
本丸跡の碑。
碑の筆跡は当地の最後の城主だった大国氏(上杉家臣)の直系ご子孫の方によります。
2025年11月29日 12:46撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 12:46
碑の筆跡は当地の最後の城主だった大国氏(上杉家臣)の直系ご子孫の方によります。
天神山城址の主郭跡も草刈りが止まっていて狭くなり,数年前はよく見えた平野の眺めは,なくなりました。
2025年11月29日 12:46撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 12:46
天神山城址の主郭跡も草刈りが止まっていて狭くなり,数年前はよく見えた平野の眺めは,なくなりました。
右に多宝山を見送って下山です。
2025年11月29日 12:48撮影 by  GoPro Max, GoPro
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11/29 12:48
右に多宝山を見送って下山です。
物見台から新津丘陵,菅名山塊。
2025年11月29日 12:56撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 12:56
物見台から新津丘陵,菅名山塊。
物見台にある説明板。
2025年11月29日 12:58撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 12:58
物見台にある説明板。
門の演出がうれしい登山口。
2025年11月29日 13:04撮影 by  ILCE-7CM2, SONY
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11/29 13:04
門の演出がうれしい登山口。
丸小山公園ではドウダンツツジの紅葉と黄色のツワブキがあざやかでした。
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丸小山公園ではドウダンツツジの紅葉と黄色のツワブキがあざやかでした。
撮影機器:

感想

晩秋のよき日でした。400年以上前の人々の活動が,建物や工芸品とかでなく,「地面の形」で残ってるのってすごいなぁと思いました。

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