晩秋の五頭山〜菱ヶ岳周回🍂🍁🌰雪なしで登れるのもこれがラストかな……（新潟県阿賀野市、阿賀町）

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無雪期ピークハント／縦走

甲信越

晩秋の五頭山〜菱ヶ岳周回🍂🍁🌰雪なしで登れるのもこれがラストかな……（新潟県阿賀野市、阿賀町）

2025年11月29日(土) [日帰り]

新潟県

きらきらうえつ

体力度

日帰りが可能

体力度について

GPS: 03:20
距離: 12.8km
登り: 1,170m
下り: 1,177m

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歩くペース

とても速い

0.4～0.5

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 3:14
休憩: 0:16
合計: 3:30

距離 12.8km 登り 1,170m 下り 1,177m

10:00

8分

菱ヶ岳登山口

10:08

57分

三ノ峰コース登山口

11:05

4分

三ノ峰

11:09

5分

二ノ峰

11:14

11:15

7分

前一ノ峰

11:22

11:32

31分

五頭山

12:03

25分

中ノ岳

12:28

12:33

27分

菱ヶ岳

13:00

30分

北山

13:30

菱ヶ岳登山口

天候	晴れ☀
過去天気図（気象庁）	2025年11月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車車で行く場合は磐越自動車道安田インターから村杉温泉まで約8km。国道290号線村杉温泉を過ぎてすぐの安野川の橋を渡る手前で山の方へ曲がり、そこから2km走ると菱ヶ岳登山口があります。駐車可能台数はおよそ50台。トイレなし。登山ポストあり。さらに道を進むと五頭山三ノ峰コース登山口のある「どんぐりの森キャンプ場」の駐車場があります。こちらは駐車スペースが数カ所に分かれて点在しており、合計で30台くらいでしょうか。トイレなし。最寄りのトイレはだいぶ下ったところにある奥村杉キャンプ場です。登山ポストあり。携帯電波は弱めで場所によって入ったり入らなかったりです。公共交通機関利用の場合は羽越本線の水原駅から阿賀野市営バス村杉温泉行きで今板温泉もしくは村杉温泉で下車。乗車時間は23分。運賃は100円（安い！）。バス停から菱ヶ岳登山口までは約2km。どんぐりの森登山口へは約3km。阿賀野市営バス https://www.city.agano.niigata.jp/soshiki/somuka/1/2/2719.html アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	道は全区間明瞭。新潟県の下越地方では有名な山で登山者も多く、整備もされていて歩きやすいです。危険な箇所もほとんどありませんが、分岐が多く初見ではわかりづらいところもあるのでヤマレコアプリがあった方がいいでしょう。水場は五頭山三ノ峰コースには長助清水、縦走路には龍神清水、菱ヶ岳のコースには笹清水があります。残雪期には雪に埋まって使えないことがあります。また盛夏にも水不足で出てない可能性あり。『分県別登山ガイド16 新潟県の山』によりますと、菱ヶ岳登山口～どんぐりの森登山口～三ノ峰～五頭山のコースタイムは上り3時間20分、下り2時間40分。縦走路のコースタイム、五頭山→菱ヶ岳は2時間、菱ヶ岳→五頭山は1時間50分。菱ヶ岳→北山→菱ヶ岳登山口のコースタイムは下り2時間10分、上り3時間。
その他周辺情報	村杉温泉には「五頭山麓うららの森」という道の駅ではないけれどほとんど道の駅のような施設があり、物産品の買い物や食事ができます。下山後の温泉は村杉温泉に「薬師の湯」という共同浴場があります。内湯のみで大人300円。備え付けのシャンプーリンスボディーソープ無しなので自前で用意する必要あり（窓口で小袋売ってます）。裏手には無料の足湯もあります。駐車場は狭いので混んでると駐車できないかも。出湯温泉にも共同浴場があります。内湯のみで大人250円。年中無休。備え付けのシャンプーリンスボディーソープ無し。また少し足を伸ばせば月岡温泉、咲花温泉もあります。村杉温泉共同浴場　薬師の湯 http://www.yakushinoyu.com/ 出湯温泉共同浴場 https://gozu.jp/2018/02/20/deyu_baths/ 周辺のコンビニは、松平山魚止めの滝登山口への入口にローソン阿賀野畑江店があります。村杉温泉からは国道290号線を北（新発田方面）へ約３km。今回立ち寄った日帰り温泉はこちら安田温泉やすらぎ https://yasudaonsen.com/

写真

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今日はこないだ登ろうと考えていたものの雪にびびって回避した五頭山に登りに来ました。五頭山に登ってから菱ヶ岳へ縦走し、ここ菱ヶ岳登山口に下りてくる周回コースを歩いてきます。まずは道路を歩いてどんぐりの森登山口へ

2025年11月29日 09:58撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 9:58

道路をしばらく歩いてどんぐりの森登山口です。ここから登山道。今日は朝イチで車のタイヤをスタッドレスに履き替えたので10時という遅めのスタートです。まあ菱ヶ岳周回なら大丈夫でしょ

2025年11月29日 10:08撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 10:08

整備された歩きやすい登山道を進んで三ノ峰避難小屋。今日は土曜日ですが登山者少なめです。晴れてるとはいってもスッキリ快晴ではないですからねえ

2025年11月29日 11:05撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 11:05

一ノ峰まで上がってきました。ここは五頭連峰の中でも指折りの展望スポット。広さもあり休憩に最適。五頭山山頂まで行かずにここをゴールに設定する登山者さんも少なくありません

2025年11月29日 11:13撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 11:13

越後平野と日本海を一望。この日は午後から晴れるという予報が出てたのもあり遅めに出発しましたが、まだ雲が残っています。快晴になるのは夕方かな！？

2025年11月29日 11:13撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 11:13

五頭山山頂を踏んでから歩く予定の縦走路。そして奥には五頭連峰最高峰の菱ヶ岳。ここは残雪期にはわりとお手軽にすばらしい雪山ハイクができます。今からそのときが楽しみ

2025年11月29日 11:13撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 11:13

まずは五頭山本峰の山頂へ（中央の三角形）

2025年11月29日 11:15撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 11:15

まずは五頭山本峰の山頂へ（中央の三角形）

主稜線の三叉路に出ました。ここは左へ。右へ行くと菱ヶ岳への縦走路です。
ここまで上がってくると登山道には雪がちらほら。登山に差し障るほどではありません。こないだは中腹付近までほんのり白くなってましたが、だいぶ消えたようです

2025年11月29日 11:18撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 11:18

そして五頭山山頂912.5mに着きました。人がいません。まあここは地味な山頂なので仕方ありません。一ノ峰の方がずっと山頂感があります

2025年11月29日 11:22撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 11:22

そして五頭山山頂912.5mに着きました。人がいません。まあここは地味な山頂なので仕方ありません。一ノ峰の方がずっと山頂感があります

五頭山山頂は東側だけ展望があり飯豊が見えましたが稜線は雲の中。でもだいぶ白くなってます。

さてちょっと休憩してから菱ヶ岳まで縦走しましょう

2025年11月29日 11:22撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 11:22

三叉路から激下りを下りきったところにある龍神清水。さらに斜面を高低差20mほど下ると沢の源頭のような水場があります。今日は確認しませんでしたがここはいつも水量豊富な印象です。ただ雪がある時期は埋まってて使えないことがあるので注意

2025年11月29日 11:39撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 11:39

歩いて歩いてもうすぐ菱ヶ岳。縦走路は森林限界突破するほどの標高ではなく樹林帯の中なので展望はあまりありません。なので写真は撮らずにひたすら進みました。残雪期だと木の高さより上を歩くことができるんですけどねえ

2025年11月29日 12:18撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 12:18

菱ヶ岳973m山頂です。縦走路歩いてたら微風とはいえ風が冷たい。休憩で動きを止めると寒かったです。

ここは私が登山を始めて最初に登ろうとした山です。ただ残雪期だったため道を見失って沢筋に下ってしまい途中リタイア。デビュー戦で危うく遭難しかけました💦💦これはやばいと思ってひたすら尾根をめざして上りどうにか登山道に復帰できましたが、あれは危なかったです。デビュー戦でいきなり「迷ったら上れ」の鉄則を学びました（笑）

2025年11月29日 12:28撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 12:28

五頭連峰一帯に設置されている藤田金属謹製の案内板

2025年11月29日 12:34撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 12:34

五頭連峰一帯に設置されている藤田金属謹製の案内板

これだけ複雑な漢字や「ごずっちょ」（上部のキャラ）をよく描けるなあといつも感心して眺めています。売ってたら欲しい

さああとは下山です。車を置いた菱ヶ岳登山口へ

2025年11月29日 12:34撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 12:34

下ってきて杉鼻の分岐。ここは夏道と冬道が分岐しています。今日は夏道を通りました。

夏道・・・傾斜緩い。やや注意を要するトラバースあり。雪が付いてると通行困難
冬道・・・斜面を直登。かなりの急傾斜。冬道とはいえ雪が付いてるとかなり難儀する（特に下りで）

という感じです。ここに雪があるときは上りはともかく下りでは使わないほうが無難かと思います

2025年11月29日 12:58撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 12:58

６合目北山付近から五頭山を遠望。五頭山は5つの小ピークが連続して並んでいる様が名前の由来なのですが、ここから見てもさっぱりわからん

2025年11月29日 13:00撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 13:00

６合目北山付近から五頭山を遠望。五頭山は5つの小ピークが連続して並んでいる様が名前の由来なのですが、ここから見てもさっぱりわからん

さらに下ってブナの美林。登山道の傾斜が急なところは落ち葉が積もっていて滑る滑る。尻もちつくこともしばしば。お助けロープの世話になりました

2025年11月29日 13:11撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 13:11

そして駐車場に下山です。ふーっ、いい運動になったわ。

私は今日のコースで２年前にキャリア唯一の「歩くペース0.3〜0.4」を出したことがあるのですが、今回も狙っていたものの及びませんでした。「0.3〜0.4」ってのはしがない一般ハイカーにはかなり難しいです。たまに見かけても手練れのトレイルランナーさんがほとんどだもんなあ

2025年11月29日 13:30撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 13:30

下山してからの移動中に車を停めて安田の田んぼから眺める五頭山（左）と菱ヶ岳（右）。雲がだいぶ取れてきたかな

2025年11月29日 13:46撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 13:46

下山してからの移動中に車を停めて安田の田んぼから眺める五頭山（左）と菱ヶ岳（右）。雲がだいぶ取れてきたかな

ここからだと五頭山の名前の由来となっている「5つの頭」が分かりやすいです

2025年11月29日 13:46撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 13:46

ここからだと五頭山の名前の由来となっている「5つの頭」が分かりやすいです

帰りに立ち寄るお風呂は「安田温泉やすらぎ」ですっ。ここはキャバが大きいので混雑する時間でもあまりゴミゴミしてないのが良いです。サウナとお風呂をたっぷり楽しんでから

2025年11月29日 13:56撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 13:56

またハクチョウを見に水原の瓢湖まで移動してきました。まあ新潟市方面へ帰る通り道でもありますので……。土曜日なのでかなりにぎわっていましたよ。ただねえ、ハクチョウが近くに来ないんですよ。カモばっかりです。いつものことではありますが。昔は近くにもけっこうハクチョウ来てくれたんだけどな

2025年11月29日 15:47撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 15:47

瓢湖から眺める二王子岳（左）、真っ白の飯豊連峰（中）、五頭連峰（右）。夕方になって雲ひとつない快晴になりました。いつもの登山あるあるです。明日だったら朝から快晴かも！？

2025年11月29日 15:51撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 15:51

仕方ないので散歩がてら瓢湖外周の遊歩道を歩いてハクチョウがいるところまで来ました

2025年11月29日 15:56撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 15:56

仕方ないので散歩がてら瓢湖外周の遊歩道を歩いてハクチョウがいるところまで来ました

いることはいるんですよ。夕方になって近場の田んぼに出かけてたハクチョウがバシバシ帰宅してきてますし

2025年11月29日 15:56撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 15:56

いることはいるんですよ。夕方になって近場の田んぼに出かけてたハクチョウがバシバシ帰宅してきてますし

瓢湖の入口に戻ってきたら、ハクチョウ来てくれてました。まだ灰色の若手も

2025年11月29日 16:04撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 16:04

瓢湖の入口に戻ってきたら、ハクチョウ来てくれてました。まだ灰色の若手も

こいつらだいぶ警戒心強いんですよねえ。田んぼにいるハクチョウに近づくとすぐ逃げていきます。『ゴールデンカムイ』では手掴みで捕まえたりしてましたが、できる気がしません

2025年11月29日 16:06撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 16:06

瓢湖から眺める五頭山と菱ヶ岳。おそらく今日が今年最後の登山になりそうです。山はこれから雪に閉ざされますし、そもそも新潟は晴れる日が激減します。億劫でなかなか山へ行こうという気になりません。次に行くのは3月かな！？ヤマレコはしばらく見るだけ、拍手するだけになりそうです

2025年11月29日 15:58撮影 by SO-53C, Sony

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11/29 15:58

撮影機器：

SO-53C Sony

感想

きらきらうえつ

前回積雪のため回避した五頭山〜菱ヶ岳、行ってまいりました。この日は朝に車のタイヤをスタッドレスに履き替える作業をしたためゆっくり10時からの始動。でも何度も歩いているコースで知り尽くしている感もあり余裕で周回してきました。いい運動になりましたよ。

それから安田温泉やすらぎでお風呂に入り、瓢湖でハクチョウ愛でつつ山を眺めてから帰りました。

ここ五頭連峰は毎年残雪期にすばらしい縦走ができる山域なので、晩秋だとちょっと物足りないかな！？という気もしなくはないですが、まあ3月を楽しみにしておきます。

冬の新潟ではめったにない快晴と休みが奇跡的に噛み合えば「厳冬期の五頭山に挑戦してみる？」という気もないわけではないですが、私の持ってる雪装備は貧弱にも程があるのでどうしようか考え中です。スパイク長靴でいけるかな？もしダメならスノーシューかワカンが必要になりますし、あとそこそこ良いダウンジャケットとダウンパンツも用意しなきゃなりません。冬のアクティビティはおカネかかりますわ。

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