記録ID: 8997641
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ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山
大熊三山完登！高所恐怖症に大熊落としはキツイ 白倉山（大熊三山）〜古ヶ丸山（三重・大熊三山）
2025年11月26日(水) [日帰り]
三重県
うだだん
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:03
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,398m
- 下り
- 1,394m
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| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ゲートを抜けると、コンクリート舗装、ダートの繰り返し。落石はあるが普通乗用乗用車で通り抜け可能。但し、パンクの危険性あり。 私の駐車地から庵の谷登山口の駐車場までは比較的通りやすい。ただし、最後の分岐を私のように間違えて真っすぐに進むと、コンクリート舗装だがFF車では登れない傾斜になり、バックで崖沿いの林道を数百メートル戻るはめになるので注意（笑）。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
庵の谷登山口〜大熊の頭・・危険個所はなし 大熊の頭〜白倉山・・急傾斜、痩せ尾根あり。元々踏み痕が薄いうえに、落ち葉が積もってルートが分かりにくい箇所がある。 白倉山〜古ヶ丸山・・痩せ尾根、岩場、大熊落としを含め気を抜けないルート。特に岩の隙間に積もった落ち葉には要注意。 |
写真
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林道のゲートです。フリードで結構余裕があります。車高が175CMまでなら車幅の広い車でも大丈夫でしょう。
林道はコンクリート舗装とダートの繰り返し。上れるところまで行こうとしましたが、最後の分岐を間違えて真っすぐに進んでしまい、コンクリート舗装なのにあまりの急斜面でタイヤ空転でスタック。しかたがないので、崖沿いの林道を数百メートルバックするという大熊落としよりもヒヤヒヤするはめになりました。結局、林道を戻って広い路肩へ駐車しました。
11/26 9:14
林道はコンクリート舗装とダートの繰り返し。上れるところまで行こうとしましたが、最後の分岐を間違えて真っすぐに進んでしまい、コンクリート舗装なのにあまりの急斜面でタイヤ空転でスタック。しかたがないので、崖沿いの林道を数百メートルバックするという大熊落としよりもヒヤヒヤするはめになりました。
結局、林道を戻って広い路肩へ駐車しました。
結局、林道を戻って広い路肩へ駐車しました。
林道はこんなダートとコンクリート舗装が交互にあります。落石が所々にあるのと、排水のため林道を横断するように溝があるので、徐行しても車の底を擦ります。画像のダートは状態が良い方です。
11/26 9:21
林道はこんなダートとコンクリート舗装が交互にあります。落石が所々にあるのと、排水のため林道を横断するように溝があるので、徐行しても車の底を擦ります。
画像のダートは状態が良い方です。
画像のダートは状態が良い方です。
駐車地から林道を登って、庵の谷登山口まで来ました。庵の谷登山口まで途中落石はあるものの、車で登って来れます。3〜4台は駐車できると思います。
11/26 9:49
駐車地から林道を登って、庵の谷登山口まで来ました。庵の谷登山口まで途中落石はあるものの、車で登って来れます。
3〜4台は駐車できると思います。
3〜4台は駐車できると思います。
林道のゲート脇に登山口があります。
獣害防止用ネット沿いに登っていきます。
獣害防止用ネット沿いに登っていきます。
登山口から大熊の頭までは標高差もそれほどなく、比較的緩やかな傾斜の尾根歩きになります。
いかにも台高山脈の尾根という感じで気持ちよくと言いたいところですが、今日は横からの爆風で景色を楽しむ余裕がありません。
大熊の頭が近づいてきました。ヒメシャラの若木の林の中を抜けていきます。結構いい感じ。
大熊の頭、到着です。5月に迷岳へ登った際、ここまで来て白倉山まで行こうかなと思いましたが、ルートが見つけられず断念しました。この可愛い山名板も5月に来た時は無かったので、新しく設置いただいたようです。
11/26 10:30
大熊の頭、到着です。5月に迷岳へ登った際、ここまで来て白倉山まで行こうかなと思いましたが、ルートが見つけられず断念しました。
この可愛い山名板も5月に来た時は無かったので、新しく設置いただいたようです。
この可愛い山名板も5月に来た時は無かったので、新しく設置いただいたようです。
今回は白倉山へのルート案内がされてました。ありがとうございます。
落ち葉が積もってルートがはっきりしませんが、方向だけ確認してとりあえず急斜面を下りていきます。
こんな感じの痩せ尾根＆石＆木の根の道です。アップダウンを繰り返しますが、トラバースできそうな道を至る所に見かけますが、ほとんどが途中で切れて急斜面を登るはめになるので、面倒でも尾根を歩いていきます。
11/26 10:38
こんな感じの痩せ尾根＆石＆木の根の道です。アップダウンを繰り返しますが、トラバースできそうな道を至る所に見かけますが、ほとんどが途中で切れて急斜面を登るはめになるので、面倒でも尾根を歩いていきます。
せっかく歩きやすくなったのに、また痩せ尾根、岩場の急斜面です。
吹きっさらしになるので寒いですが、こういう尾根歩きは楽しいです。
落ち葉が積もった景色は好きですが、ただでさえ薄い踏み痕を消してしまうので、何度もルートロスをしました。
山頂、こんな感じで広いです。そこそこ展望は良いです。天気は快晴ですが、爆風です。
大熊落とし到着です。高さは5〜6mくらいでしょうか。足をかけるところを上から確認しますが、下の方は足の置き場が見当たりません（汗）。最初に下りからスタートするのはハードルが高いかも知れません。ストックを片付けて慎重に下りていきます。
11/26 11:44
大熊落とし到着です。高さは5〜6mくらいでしょうか。足をかけるところを上から確認しますが、下の方は足の置き場が見当たりません（汗）。最初に下りからスタートするのはハードルが高いかも知れません。
ストックを片付けて慎重に下りていきます。
ストックを片付けて慎重に下りていきます。
大熊落としは垂直岩5m＋急斜面5mの10くらいの高さの岩です。何とか無事下りれました。巨岩が続くのですぐ下をトラバースしていきます。
11/26 11:49
大熊落としは垂直岩5m＋急斜面5mの10くらいの高さの岩です。何とか無事下りれました。巨岩が続くのですぐ下をトラバースしていきます。
ザレて滑りやすい急斜面です。ヒメシャラを掴んで登ってきます。ヒメシャラ様様です。
ルートがはっきりしない、落ち葉で岩が隠れた急斜面です。ストックを使って3点支持で降りていきます。
もうちょっとで古ヶ丸山山頂ですが、最後の難関がこの岩場です。岩の隙間に落ち葉が積もっているので、足場をストックで確認しながら登っていきます。
11/26 12:35
もうちょっとで古ヶ丸山山頂ですが、最後の難関がこの岩場です。岩の隙間に落ち葉が積もっているので、足場をストックで確認しながら登っていきます。
山頂はそこそこ広いです。
風が強い（爆風）ので、風を避けて山頂から少し下りたところで腹ごしらえをします。
風が強い（爆風）ので、風を避けて山頂から少し下りたところで腹ごしらえをします。
歩いてきたルートを振り返ります。あのルートをまた帰るのかと思うとちょっと滅入ります。今日はいろいろあって計画より随分と遅れているので、休憩もそこそこに出発します。
11/26 12:41
歩いてきたルートを振り返ります。あのルートをまた帰るのかと思うとちょっと滅入ります。
今日はいろいろあって計画より随分と遅れているので、休憩もそこそこに出発します。
今日はいろいろあって計画より随分と遅れているので、休憩もそこそこに出発します。
見えているのは先週通った宮川沿いを走る国道422号線だと思います。
ルートもはっきりしない岩場の急斜面を登っていくのは結構ハードです。
ヒメシャラの急斜面は行きと同じように、木を伝って下りて行きます。
大熊落としを登ります。
とりあえず、ロープのある所まで岩をよじ登り、
とりあえず、ロープのある所まで岩をよじ登り、
この真ん中の結び目があるロープを右手、左のロープ2本を左手に持って岩を登ります。右のロープだけでは、バランスを崩すと足がかりのない右の方へ行ってしまい一貫の終わりです。一番左のロープは上の方で切れかけているので、絶対持ってはいけません。
11/26 13:39
この真ん中の結び目があるロープを右手、左のロープ2本を左手に持って岩を登ります。右のロープだけでは、バランスを崩すと足がかりのない右の方へ行ってしまい一貫の終わりです。
一番左のロープは上の方で切れかけているので、絶対持ってはいけません。
一番左のロープは上の方で切れかけているので、絶対持ってはいけません。
やっと白倉山に戻ってきました。でも雲が出てきて風が更に冷たくなりました。
あんな痩せ尾根往きに通ったかなと思ったら、左からトラバースしてました。
大熊の頭まで戻ってきました。それにしても、大熊の頭直前の登りのしんどかったこと。とりあえずここまで戻ってこれたら帰れそうです（笑）
11/26 14:49
大熊の頭まで戻ってきました。それにしても、大熊の頭直前の登りのしんどかったこと。とりあえずここまで戻ってこれたら帰れそうです（笑）
感想
なかなかハードな（私にとって）山行となりました。
最初に道を間違えてFF車では登れない急斜面に突っ込み、ズルズルとスリップしながら崖沿いの林道をバックで数百メートル。やっと駐車場所を見つけスタートしたが、途中で熊スプレーを忘れたことに気づきまた車まで逆戻り。結局、登山口に着いたのは当初の予定より1時間遅れとなりました。
登山口から大熊の頭までは、展望はあまりありませんが尾根を歩く気持ちのよい道です。大熊の頭から白倉山まではいきなりの急斜面の下り、岩場の痩せ尾根を抜けると、ヒメシャラ、ブナ、ミズナラの林の中を気持ちよく歩けます。登山口から白倉山まではまた来たいと思えるルートでした。
白倉山から古ヶ丸山へのルートは途中に大熊落としという難所がありますが、それ以外もなかなかハードな岩場や急斜面が続く難路です。また落ち葉でルートが不明瞭なので何度かルートロスしました。急斜面を登って元のルートに戻るのも一苦労でした。
今日は冬型で風が強い事は承知していたのですが、今日のようなずっと尾根を歩くルートには向かない日でした（笑）
これで大熊三山完登です。迷岳から古ヶ丸山までのルートは繋ぐことができました。
それにしても大熊落とし、本当に垂直の岩だったんだね。
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