東京の紅葉:赤煉瓦醸造工場~飛鳥山公園~渋沢史料館~青淵文庫~晩香盧~七社神社~旧古河庭園

- GPS
- 04:37
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 21m
- 下り
- 15m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
東京の紅葉を観に「飛鳥山公園」と「旧古河庭園」に行きました。
特に、飛鳥山公園にある「渋沢史料館」等の施設は訪れて良かったです。
▶︎渋沢史料館
渋沢栄一は、還暦近くになるまで毎年毎年、新しい事業を起こし、その傍らで家庭を築き、教育や社会事業にも深く関わってきました。その行動力と発想性と熱意にはとにかく圧倒されます。
渋沢栄一は、私と同じくらいの身長で、男性としてはかなり小柄な体格です。
しかし、彼のやってきたことを見ていると、
人間の魂力というのは、身体の大きさでは測れないものだとつくづく思いました。
★襲撃事件のエピソード
これは、渋沢栄一の人間としての格の高さが最もよく分かる話のひとつかもしれません。
『渋沢栄一は、伊達宗城の見舞いのため、馬車で兜町邸を出たところ、抜刀した2名に襲撃されたが、御者の機転で助かった。
原因は、東京市の水道管鉄管敷設の際、栄一が外国製鉄管の使用を主張したためである。それに反感を持つ者に扇動され、2名が暴挙に出たのだ。
刑期を終えて謹慎した犯人の一人が新しく仕事を始めることを知った栄一は、資金を贈って彼の前途を援けた。』
日本史上を見渡しても、
自分を斬りつけた相手に資金を与え、再出発を助けた人物は皆無でしょう。
栄一は報復や恨みではなく、
「人を育てること」、「社会の役に立つ人間を増やすこと」という視点でいつも物事を見ていたことが分かります。
彼の真価は事業数の多さではなく、
人の心を見抜き、人を赦し、人を育てる懐の深さだったのです。
▶︎青淵文庫(国の重要文化財)
ここでは、「渋沢栄一の言葉」を映像から見ることができます。
「私は、字を書いている間、外のことは何も頭に浮かばなくて、無心になれるのが大変愉快である。」
この言葉から、渋沢栄一は「異次元の集中力」を持っていたことが分かります。
雑念を捨て、心をリセットし、一点に集中する。
そうした特異な能力があったからこそ、一生の間であれだけ多くのことを成し遂げることができたのでしょうね。
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なほりん








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