【無雪期】赤岩尾根(両神山)

- GPS
- 11:24
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 937m
- 下り
- 747m
コースタイム
| 天候 | ■晴れ時々曇り🌤️ 最低気温:2.0℃ 最高気温:16.0℃ 日陰は寒いが、日向に出た途端にポカポカして晩秋らしい陽気の気持ち良い一日でした😊 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
■ルートはピンクテープで分かるようになってはいるが、外す事も多い。実際P4では巻きすぎて完全にルートを外した…💦 ■赤岩岳正面壁 1P目(40m) Ⅲ+ 取付きはハング気味のルンゼ。右に回り込みながら登る。 太い立木で終了点。 2P目(40m) Ⅲ+ ルンゼを直上。導かれるように右へ。樹林帯の中の立木で終了点。 3P目(35m) Ⅲ ここもルンゼを立木目指して登っていく 大きく右に回り込む。曲がったら今回の核心 核心部にハーケンあり。その後は簡単だが落石に注意。 ■前衛峰(30m) Ⅱ+ 右へのフィックスロープありのトラバースルートあり。 ■1583峰(40m) Ⅲ+ 威圧感はあるが、リッジをそのまま登る爽快な登り。 ■P1はそのまま素直に登った方が良い。 右に軽く巻いたつもりが小リッジのルンゼを登る羽目に... ザレとガレが酷く、ロープを出した。 ※懸垂下降は何ヶ所かあるので、人数がいる場合15~20mの補助ロープを持っているとかなり便利。 ⚠️赤岩尾根の稜線上はなんとか携帯電話は通じるが、八丁峠から下は 国道140号に出るまではほぼ通じない。 |
| その他周辺情報 | ■下山後の温泉♨️ 【道の駅 大滝温泉 遊湯館】 https://www.michinoeki-network.jp/otaki/ 休日料金 800円(PayPay使用可) 温泉はぬるめで長く入っていられる。 ■下山後のご褒美🍽️ 【丸亀製麺 秩父店】 0494-25-6399 埼玉県秩父市上宮地町27-8 https://tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11020526/ 時間が遅かったので、サクッと温かいうどんで😊 |
写真
装備
| 個人装備 |
【一般無雪期装備】
長袖シャツ(防寒装備)
Tシャツ
インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具一式(上下/テムレス等)
日よけ帽子
防寒装備(ダウン等)
靴(アプローチ用)
予備靴ひも
ザック(35ℓ前後)
飲料
計画書
遭難対策マニュアル
緊急連絡カード
笛
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS(スマホアプリで可)
筆記用具
ファーストエイドキット
ダクトテープ
常備薬
虫除け
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ソロ用ツェルト
非常用バーナーセット(バーナー/小コッヘル/110gガス)
熊鈴🛎️
テルモス(500ml程度)
【食料品】
昼食(1)
行動食(1)
非常食(500kcal)
【登攀装備】
ヘルメット
アルパインハーネス
クライミングシューズ(靴下含む/任意)
セルフビレイコード+環ビナ
ビレイグローブ
ATC+環ビナ
支点構築セット(120又は240スリング/環ビナ(3))
プルージックコード+環ビナ
120cmスリング+普通カラビナ(2)
セルフジャミングプーリー+環ビナ
普通カラビナ(2)
ギアラック(任意)
【その他】
風呂・着替えセット
前夜泊用シュラフ/マット/耳栓(⚠️露営なので暖かくしてきてね♪)
|
|---|---|
| 共同装備 |
50mシングルロープ(3)
120cmアルヌン(5)
60cmアルヌン(3)
7mm10m
無線機(4)
前泊用4テン(女性用)
⚠️熊スプレー
爆竹🧨
|
| 備考 | ■懸垂下降用に15~20mの補助ロープがあると便利。僕らは7mm×10mを使ったが、足りない箇所もあった。 |
感想
小キレットを飛び越します🤭
【無雪期】赤岩尾根(両神山)
今回は、同期3人と新人さん3人の計6人で赤岩尾根を歩いてきました。
この赤岩尾根は、低山バリとしては初級と位置付けられますが、高所を含む初級のバリエーションルートを歩く為に必要である 登攀力/ルーファイ力/歩行技術/体力 と 登山者として基本的な力が求められるルートです。
当日は朝が早いので 前夜に道の駅みとみで前泊し、赤岩岳登山口と上落合橋登山口に各々車を置いて出発します。
赤岩峠まで一般道を登って 登攀準備をし、赤岩尾根に入ります。
今回は2人と3パーティーに別れ 赤岩岳正面壁を赤岩岳まで3ピッチ登ります。
基本的にはこのルートはアプローチシューズで安定して登れる技術が欲しいです。また落石や腐った木が多いので 丁寧な足捌きと注意深くホールドを見る必要があります。そして何より的確なロープワークと早さが求められます。
今回は、3パーティーということで時間がかなりかかると考えていましたが、リードもフォローも素早い登攀で無事に赤岩岳のピークを踏む事ができました。
赤岩岳でメロゴールドの甘酸っぱい差し入れを頂き、次の前衛峰の登攀へ向かいます。
前衛峰は1ピッチ。ここも簡単で気持ち良く登ります。ボロいトラロープを使って左へトラバースするよりも安全な気がします。
そして、1583峰の登りへ。
ここは最初だけ少し気を使いますが 以降は難しくもないリッジを登る爽快な登りでした。ビレイポイントも眺めが良く 気持ち良い登りでした。
1583峰までの登攀パートを終えてからは、踏み跡を辿り基本的には尾根を進むのですが、P4で右巻きの踏み跡に入ってしまい P4のピークを踏まず 小キレットのルンゼを登る羽目に…
ここはザレとガレが酷く 一応ロープを出して登りました。
その後P3のピークを踏み、P2のルンゼを登り、P1は右巻きの悪いトラバースを進み 八丁峠まで進みます。
ここまでいくつか短い懸垂があるので15~20mロープがあると手返しが良いと思いました。今回僕らは7mm10mを使いましたが もう少し長いと良かったです。また7mmの細引きなので 今回は練習を兼ねてビレイデバイスを使わずムンターヒッチで下降しました。
八丁峠で一本立ててから 最後の下りへ入ります。途中でヘッデンを点けましたが、予定時刻を30分遅れただけで無事に全員下山できました。
下山後は 道の駅大滝温泉で冷えた身体を温め、秩父市内でうどんを頂き 都内へと戻りました。
今回は、新人さんにバリエーションルートに必要なものを知ってもらい、僕ら同期はリーダーとして必要なものを確認する意味でも、この赤岩尾根を通しで歩けたことはとても有意義な山行だったと感じています。
僕個人としては、体力の低下が著しくこのままでは若い仲間達に迷惑をかけてしまうと焦っています。まだもう少しだけみんなに遊んでもらいたいので、頑張ることとします。
皆さん また遊んでくださいね!!
東京都山岳連盟 【頂 山の会】
https://itadaki2009.wixsite.com/itadaki
ずっと行きたかったけど、なんやかんや行けてなかった赤岩尾根。
素直に尾根を辿っていく中に、ロープを出して登れる壁があるのがめちゃ良い!自然で楽しいルートだった~
今回はSLとして、そして初めてのルートということで、全ピッチトップでのリードをやらせてもらいました!
難しいところに迷い込んだりしなくて良かった😮💨笑
最初に行きたいと思った時はまだバリエーション初心者の頃。
その頃を思うと、余裕を持って登れて、メンバーのサポートもできるようになっていて(たぶん)、数年の間の成長を感じられたのが嬉しい。
(もっと前にチャレンジとして行けてたらなあ、という寂しさもあるけど、、笑)
そして、今回の山行で一番良かったのは、今年入会のみんなが「いつか自力で行きたい」と下山後に言っているのを聞けたこと。
行きたい色んなルートに向けて自分も頑張りたくなった、良い刺激をありがとうございます!
気になるラインを自由に進めるようになると楽しいですよ~!
また一緒に行きましょー、そんでいつかは面白いとこに連れてってください!😆
リードもやれてとっても楽しかった。1583峰も次回はリードできるようになるといいな。ロープワークやリードですこーしだけ自分の成長を感じれた山行でした!みずき持参のフルーツが甘くてとてもおいしかった🍊
積極的にロープを出すルートへ行くのは初めてだったので、割と緊張していました。
結構落石も多い場所なので…。現状自分の力だけでは安全に行けないルートなので、同行させてもらえて、とてもありがたい。
先輩方を見ていて思ったのは、単に技術がある、というだけでなく、常に観察と気配りをされてるということ。この二つができなければ一人前の登山者にはなれないと改めて感じました。
ルートとしてはかなり爽快感がありました。稜線上に次々と現れる岩峰を超えていく道のりは、まさにバリエーションといった趣です。
特に1583m峰の登攀は高度感もあって最高でした。落ち着いて登れたのは、リードしてくださった会長のおかげです! ありがとうございました。
稜線で食べたオレンジのようなフルーツも爽やかで美味しかったです。
またいつか行こうと思うので、その時はリードできるように頑張ります!
楽しかったしまた行きたいなと思える良き山行!
がしかし、なーんかなんとなーく消化不良のような気がする。
そうか、付いて行ってるだけだからや。
こんな風に書くとネガティブなヤツだな〜と思われるかもしれないけれど、逆なんです。
ルート取りや支点を自分でも判断できるか?分かんないな。くやしー!と思える、ある意味心の余裕的なものが出てきたということなんです。
よしがんばろう読図!(下界でさえ迷子!)
がんばろうジム練!(最近リードやってない!)
重ねて書きますが本当に楽しかったです。
みなさまのおかげです。
ありがとうございました!
大ナゲシも気になりますね!
ちなみに、"東上州"という単語はちゃんと存在していて、伊勢崎や桐生市あたりを指し、そのあたりの山岳信仰の対象としては赤城山となるらしいので、無理くり言えば東上州とは赤城山…て言っていいのかしら??
碧岩に続き2回目のバリ参加!クライミングを交えた登山でとっても楽しかったです。今日はしんがりの担当もさせて頂き支点回収も漏れなくできました!ゆくゆくはリードが出来るように経験積んでいきます😊
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