記録ID: 8992159
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沢登り
甲信越
【身延山地】戸栗川 鉈取川初掛沢[ショノカレ沢]遡行
2025年11月24日(月) [日帰り]

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:26
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,478m
- 下り
- 1,478m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
○鉈取川初掛沢[ショノカレ沢]:3級下 適度な滝が適度な頻度で現れ、側壁も発達していて渓相が良く、まとまった内容。水も綺麗なので結構お薦めできる沢だが、登れない滝の巻きはそれなりに悪い。アプローチはゼロであり、詰めた先の右岸尾根を下れば下山も早い。 ○初掛沢右岸尾根 何の支障もなく、非常に下りやすい尾根。 |
| その他周辺情報 | 【地名】 ○鉈取川/鉈取沢/音下川/藤原沢 現在の行政名は鉈取川。中部山岳の渓流(鈴野,1976)では鉈取沢、山と渓谷372号(1969-9)では音下川、登山大系の概念図では藤原沢。掛かっている橋の名称は「鉈取川橋」。 中部山岳の渓流(鈴野,1976)では堰堤の上流に「鉈取滝」があり、右俣・左俣の出合にある滝が「出合滝」があるとされるが、取水堰堤〜出合滝間に顕著な滝はないため、取水堰堤の下流にある滝が鉈取滝かもしれない。 ○初掛沢/ショノカレ沢 鉈取川の左俣は、中部山岳の渓流(鈴野,1976)では初掛沢、山と渓谷372号(1969-9)及び登山大系の概念図ではショノカレ沢。 中部山岳の渓流(鈴野,1976)によると、この沢の魚止が15mの「滝ノ日影」。 ○深沢/深ツ沢 鉈取川の右俣は、中部山岳の渓流(鈴野,1976)では深沢、山と渓谷372号(1969-9)及び登山大系の概念図では深ツ沢。 中部山岳の渓流(鈴野,1976)によると、この沢の390m右岸支流が「空沢」。 【他の記録】 初掛沢は記録未見。深沢は下記1件のみ確認。 ・2016年4月23日 遡行 ヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-852014.html |
写真
降りやすい尾根をひたすら下り、最後に、出合にあった橋を観察。左岸側には取水堰跡への道があったが、右岸には何もなく、何のための橋かは相変わらず不明だった。1986年に架設された鉈取川橋、ということは判明。
装備
| 備考 | ・ラバーソール可 ・ロープは30mで十分 |
|---|
感想
【訪渓の経緯】
鉈取川初掛沢は、地形的に割と楽しめそうな沢だと予想しており、前々から行先の候補にはなっていた。水量はそれなりにありそうだったので、11月にしては暖かい予報だったこの日に訪渓。
【感想】
それなりに期待はしていたが、予想以上に良い渓相の沢だった。何か特別なものがあるわけではないが、全体的に楽しめる沢であり、沢登りの対象としては優れていると思う。関東からも訪れやすく、アプローチも下山も楽なので、もっと登られても良い沢だろう。
【お願いと注意喚起】
本山行中に、モンベルのL.W.ドライシットハーネスのギアループの破損により、5枚のハーケンがついたカラビナと、120cmスリングがついたカラビナを紛失した。翌週に探しに行ったが、見つかっていない。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-9009173.html
もし今後この沢を訪れた方が発見されたら、ご一報いただければ幸いである。
なお、モンベルのL.W.ドライシットハーネスのギアループは、表面のシースが破れると、その場所から中の樹脂製チューブが抜け、ギアループに掛けていたものが落ちる構造になっている。これは設計上の欠陥と思われるが、同製品のギアループの状態には要注意である。
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たな




買いたてホヤホヤのユニバーサルがどっか行きました!
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