晩秋の紅葉を求め、群馬遠征2日目11/23:碓氷湖から旧中山道〜栗ヶ原〜めがね橋〜アプトの道を周回

- GPS
- 05:14
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 537m
- 下り
- 537m
コースタイム
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:09
terafさんより、今度の3連休、紅葉登山に行きたーい!とお誘いがあり、企画しました。この秋は7週連続、週末のお天気×が続き、お勤め持ちのterafさんとしては、なかなか、山行の機会に恵まれず、けっこうストレスに成ってたみたい。
ということで、紅葉がまだこれから!という制約の中で、レコをいろいろ探して、今回の企画「晩秋の紅葉を求め、群馬遠征」と相成った。レコで良さそうと目を付けたのが、妙義山域とアプトの道の2つ。妙義山域は、ヒルが出るので、ほとんど歩いた事が無く、ヒル被害に遭いにくい晩秋がチャンス!と今回裏妙義からもみじ谷をチョイス。ここは3連休の頃がピークと予想。アプトの道は、すでに紅葉ピークを過ぎてるのは承知で、でも去年素晴らしかった紅葉が、下の方では、多少は残っているだろうから、晩秋の雰囲気は味わえるかな?とここを選択。
当初は初日アプトの道、2日目裏妙義の計画だったが、実際は逆順での山行となった。実は2日目11/23の17時までには帰宅したい都合があり、渋滞考慮すると、午前中に下山したい。最新レコの写真からは、アプトの道は、ずいぶん落葉が進んでて、紅葉期待薄なので、裏妙義の紅葉を優先したほうがよい。また裏妙義は三方境に眺望無く、風穴の頭というピークまで少し足を伸ばすと、素晴らしい眺めが望める、という情報を見つけ出して、ここに寄ると時間的に午前中で回るのは厳しいことも判明。これらを勘案し、terafさんと相談、当日車中で、初日に裏妙義、2日目アプトの道に行程を入れ替えた。
実際に山行では、これが功を奏し、よりお天気の素晴らしかった初日に、紅葉ピークの裏妙義を歩け、風穴の頭というピークの絶景も楽しめた。2日目はお天気がもう一つだったが、アプトの道は晩秋の紅葉を楽しめ、下の方では、すばらしいもみじの紅葉が残っていて、ここだけはちょうど紅葉ピークで、良い山行となりました。
レコのURL
初日:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8971867.html
2日目:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8979978.html
| 天候 | 11/22快晴 11/23晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
【碓氷湖P】広い駐車場あり。トイレあり。大変きれいなトイレでした。洋式でウォシュレットあります。夜は自動で室内灯点灯、車中泊ではお世話になりました。あずまやと水道もあります。 【碓氷湖〜旧中山道登山口】駐車場へ行く道を登り、すぐにアプトの道に合流。2号トンネルをくぐってトンネル出ると右手が開けて明るい道をゆるく下る。やがて1号トンネルが現れ、ここは道標に従い、トンネルに入らず、右手の道に入るとトンネルの上に上がってすぐR18号旧道に出る。向かい側にバス停と旧中山道の登山口がある 【旧中山道〜栗が原】最初は杉林のジグザグの急登。その後もしばらく植林帯の中を進み、やがて分岐、近道とある方も巻き道もあまり大差なく、直ぐに合流。さらに植林帯を進み、前方が開けてきたら、植林帯を根けて、左手に柱状節理の岩場が見える道を右手に巻きながら進む。覗に向かってジグザグに登る途中に、柱状節理の標識あり。正面にミニ版の柱状節理といった露頭があり、節理の石積みケルンが立っている。ここから10分ほど明るい道をジグザグに進むと覗きに到着。坂本宿が俯瞰できる良き展望台。この旧中山道の登山道、歴史のページをめくる講釈付き標柱が、各所に立っていて、おもしろい。碓氷峠関所跡には立派な東屋がある。ここまで来ると道は平坦になって、植林帯と雑木林のミックスの落ち葉の道を進む。刎石山は頂上は通らず、巻いていく。ミズナラやぶなの大木も多く、自然林の中の道は気持ち良い。やがて尾根と沢筋が複雑な地形を縫うように進み、最後緩やかに登ってゆくと、カラマツ林の道になって栗が原到着。 【栗が原〜めがね橋】言わずと知れた明治天皇巡幸道で、紅葉がすばらしい区間。栗が原から左手にしばらく植林帯が続くも、その先からはほぼ広葉樹林帯で、紅葉がすごい。ミズナラやぶなの大木、カエデ類も大木に育った見事な樹もある。ジグザグに下っていくと時々沢を巻くように進む。下が滑り易かったり、ぬかるんでいる場所もあるので、要注意。左手に柱状節理の岩場を見ながらゆるく下り、最後はジグザグの急坂で沢に降り立つ。以前は渡渉箇所だったが、橋がかかったので安心。右岸に渡って舗装道に出ると、あとはまっすぐめがね橋へ導かれる。橋をくぐって国道に出ると下からめがね橋全容を順光で見られる。アプトの道へは橋をくぐらず、右手の階段を登っていく。 【めがね橋〜碓氷湖】めがね橋は5号トンネルの手前で右手に少し道が付いており、ここからめがね橋を見られる。5号トンネル、4号トンネル、3号トンネルと3つ続いて、3号トンネル出口から右手に碓氷湖を見つつ下っていくと、碓氷湖Pへの道に合流。 |
写真
感想
アプトの道は去年初めて歩いて、素晴らしい紅葉に魅了された場所。去年は公共交通機関を利用し、横川駅から軽井沢駅までを完歩しました。途中の明治天皇巡幸道は、特に印象に残っており、ものすごい紅葉で度肝を抜かれた場所。今年も、是非、terafさんには、この場所を案内したい。車を使っての周回コースにしたかったので、皆様のレコを参考に、碓氷湖の駐車場に車を停めて、旧中山道から、栗が原に至り、明治天皇巡幸道を下って、めがね橋から、アプトの道を、碓氷湖へ戻るコースとしました。ただ今年はタイミングが1週間遅い。どんなかなあ?と戦々恐々行ってみましたが、結果、期待を裏切らず、素晴らしい紅葉を今年もみれました!
とは言っても、素晴らしい紅葉の場所は、異なっていましたね。まず去年良かったのは、栗が原から標高700mぐらいまでの明治天皇巡幸道上部で、ものすごい紅葉ピークの場所でした。今年はというと、ほとんど見る影もなく、落葉が進んで、すでに初冬のおももち!ここを通った時は、ちょっとやっぱりダメかあ!と気分も落ち込みました。しかし下るにつれて、ぽつぽつ紅葉のすばらしいもみじが現れ始めて、標高600mあたりから、様相は一変、素晴らしい紅葉ピークの状態へと変化!あたりいちめんが赤に染まって、すごいことに!おりしも、雲に隠れて日差しが、途切れがちなお天気でしたが、この場所に来た時には、奇跡的にお御日様が差し込み、すごい光景になりました。今年もこの巡幸道下部では、一級の紅葉が楽しめました。
まあ全体を通していうと、旧中山道はやはり晩秋の感じで、紅葉はピーク過ぎ、ちょっと寂しい感じ。巡幸道は前述の通り。アプトの道は紅葉がピークの木々もそれなりにはありましたが、ピークは過ぎて、晩秋に向かってる状況。碓氷湖も植栽のイロハモミジは湖畔を飾っていますが、周囲の山はピーク過ぎの感じ。イロハモミジもだいぶん落葉がはじまってます。紅葉楽しめるのも、あともう少しになりました。
アプトの道はそれなりに人は居ましたが、たぶんピーク時に比べると、3連休なのに思ったよりも観光客は少ない感じでしたね。
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みのちゃん
teraf




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