陽秋?/横浜最高峰大丸山から北鎌倉

- GPS
- 05:46
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 393m
- 下り
- 414m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 5:47
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:北鎌倉駅 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
脇道多数。鎌倉市側に道標のない分岐が多いようなので注意 |
| その他周辺情報 | 横浜市自然観察の森の施設が休憩に好適。ただし、10人以上の立ち寄りは事前予約をとのこと |
写真
感想
老人性街歩きの会と化しつつある会社のゆる〜い歩く会が久々に野山のハイキングを企画した。ターゲットは横浜市最高峰・大丸山(といっても標高156mだけど)。暖かな陽春ならぬ陽秋?(小春日和ともいう)の週末に総勢16人で港南台の町を出発した。
歩き始めて早々「え、まだ坂登るの?」という山歩きにあるまじき”感想”を漏らすメンバーを追い立てながら、清掃工場の先を曲がって海保の通信施設前で最初の休憩。南を見通すと山並みが連なり、それなりに雰囲気はある。
ここからハイキング路になるが、起伏は大したことなく、林の中の気持ち良い道を歩いていっしんどう広場。横浜の小学校時代、市内最高峰と習った円海山はすぐ先だが、だいぶ前から頂上に立てなくなっているのでパスした。
氷取沢の大岡川源流の森を左足下に見ながら深山幽谷のつもりで歩いて行くと、右手にすぐ栄区庄戸の住宅地が現れた。木々に隠れた左手(東側)には横横道路釜利谷JCTも近い。そんな都会のハイキングコースながら、多くが老朽化しつつある我が一行は、結構な山道に挑んでいるつもりでゆっくりゆっくり進んでいく。
目的地の一つ、大丸山分岐の階段では「うぇー」と悲鳴を上げつつ、それでも一人の落後者もなく予定の時刻に全員が登頂できた。山頂からは東側の東京湾の眺望がある。霞みがちなのが惜しいが、八景島や閉鎖の決まった日産追浜工場、その向こうには房総の山並みもうっすら見える。
弁当を済ませると、すぐに尾根道を外れて自然観察センターへトイレ休憩に向かう。16人でどやどやと押しかけたら「事前にご予約は?」と尋ねられた。休憩でも団体利用には違いないので、事前に申し込む必要があるらしい。ちょうど学生さんらしいグループがスタッフの説明を受けていた。
尾根に戻って鎌倉市側の天園ハイキングコース方面へ。朝比奈分岐で道が南から西寄りに方向を変える。トリカブトの花が咲いていたが、誰かが手を入れて育てているようだ。切通しを過ぎると右手には広大な横浜霊園が広がる。鎌倉市境の尾根になって起伏が増し、メンバーの口数が減って来た。
センターから40分ほどで天園。ややこしい分岐にヤマレコと首っ引きしていたら、向こうから来たハイカーが正しい道を教えてくれた。すぐ先に「横浜市内最高地点」の表示板。地形的にピークではないので「最高峰」ではなく最高地点となって、大丸山と称号を分け合っているようだ。間もなく林が切れて鎌倉カントリーの芝生が見えた。
クラブハウスの前が大平平と呼ばれる広場で休憩中のハイカーもいる。南端から午後の日差しに輝く相模湾と鎌倉市街が見えた。一休みして正面の小高い大平山へ。この頂上はかつて市境だったが後にクラブハウス付近に境界が移されたので、今は鎌倉市となる。
切通しやアップダウンが続き、ついにはロープ場(というほどでもないが)も登場して一部メンバーのぶつぶつ言う声が大きくなる。右手(北側)には今泉台の住宅地がチラチラするのだが、南東側は結構山深く見える。「右 建長寺道」と刻まれた石標の先で軽く岩を登ると、鎌倉市街と海を一望するこの日一番の眺望地に至り、不平分子の文句が収まった。
やがて人声がして建長寺半僧坊分岐の勝上嶽展望台。上着を着た観光客まで登ってきている。早々に辞して10分足らず歩くと、予定の今泉4丁目下山口に無事辿り着いた。
閑静な住宅地をぶらぶら歩いて明月院通りへ。長時間かかったが、老朽メンバーたちもみんな元気なようだ。通り沿いの典雅な喫茶店でコーヒーをという時間までは取れなかったが、民家の庭や葉祥明美術館の紅葉を愛でながらゆるゆると北鎌倉駅を目指した。
なお













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