奥多摩縦走(↑ヨコスズ尾根、↓天祖山尾根)

- GPS
- 23:59
- 距離
- 50.8km
- 登り
- 4,574m
- 下り
- 4,528m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 8:25
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:14
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 8:54
| 天候 | 曇、晴、曇、晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
1日目
少し寝坊して4時半出で6時過ぎに東日原P、さすがに誰もいない。準備して6時半スタート、ヨコスズ尾根を登る。最初は急登、植林帯のつづら折れは、荷物が重くてきつい。広葉樹が出てくると紅葉がきれいだ。植林帯が終わり、尾根も細くなる。紅葉を楽しみ登るがペースは上がらない。アセビが出てきて、ひと登りすると一杯水小屋。小屋前で小休止する、静かだ。
ここから長沢背稜、ピークは巻くがアップダウンで消耗する。途中、今日始めてハイカーに出会う、今日はこの人だけだった。消耗してようやく小屋、水場は大丈夫だった。念の為1L背負って来たが良しとする。小屋でコンビニおにぎりで昼食、小休止する。無線機と水だけ持って酉谷山に登る。静かないいところ、富士山も見えて気持ちいいい。携帯はほぼ通じず、途中秩父の街並みが見えるところでやっとという感じだ。
しばし無線を楽しみ、小屋に戻る。まだ早いが、焼酎のお湯割りをやりつつゴロゴロする。17時過ぎ、フリーズドライ飯を食べ本格的にシュラフに入る。今夜は独り占めのようだ。ラジオを聴き、スマホで本を読む。19時ごろ眠くなったのでシュラフに潜って寝付く。今日は、終始雲が多く曇りだったが高曇りだったので富士山、たまに秩父側が開けると谷川日光の山が望めまずまずの一日だった。
2日目
夜中に2度ほど起きた気がしたが、よく寝ることができた。4時に目覚め、ぬくぬくしていて、5時に本格的に起きる。小屋の中は2℃とそれほど寒くない。湯を沸かし、フリーズドライ飯とコーヒー。天気は上々だ。小屋をざっと掃除して6時半に出発。
アップダウンあるが気持ち良い稜線、たまに細いへつり道、落葉多く慎重に行く。秩父側が開けたとこは携帯が通じるようで、メールやSNSの着信音で気付いてチェックしたりする。水松山は巻く、北側に巻く場所は迷いやすいのか指道標が多数ある。稜線に復帰して登ると、長沢山。開けた気持ちいいピーク、立派な山頂碑がある。下って細い岩場、シャクナゲ多数のコブを越える。アップダウンで地味に消耗したので芋ノ木ドッケの登りは、結構きつい。ピークは地味なところで展望なし、無線を楽しむ。下りは急降下で慎重に行く。長沢背稜では2組のハイカーとスライドしただけと、静かだったが。芋ノ木ドッケの急降下を下り、大ダオから先はちらほらハイカーとスライド。小屋につくと多数のハイカーが休憩していた。
とりあえずテントを張って寝床を確保。小屋の前のベンチで昼食、アンパンとカロリーメイト、水はジャンジャン出ている。一休みしてから、無線機と水を持って、雲取山に登る。頂上で好い展望を楽しむ。さすが東京都最高峰で百名山、ハイカーがひっきりなしに訪れる。頂上でしばし無線を楽しむ。少し冷えてきたので、小屋に戻り、受付。テン場料金とコーラ、コーラが身に染みてうまい。
小屋前のベンチで休憩していたが、急に曇ってきた。テントに戻り、今日も焼酎のお湯割りで、まったりする。17時ごろガスってきて、本格的に寒くなって来た。フリーズドライ飯食って、シュラフに入る。ラジオを聴きつつ、本を読んでいると眠くなり、19時くらいに寝る。
今日は天気も上場で、静かで気持ちいい稜線歩きだったが、大分消耗して筋肉痛になってきた。
3日目
4時過ぎに目が覚め、外をみるとガスが濃く先が見にくい。明るくなるまで行動控える。ということでシュラフでぬくぬく、ラジオを聴きながらうとうと。5時すぎに起き出し、湯を沸かしコーヒー、フリーズドライ飯、6時に撤収開始。6時半前にスタート、ガスは大分取れたが、曇り。
芋ノ木ドッケ手前の急登はやはり堪える。その後もアップダウン、そして長沢山の登り。息があがらないように、ゆっくり行く。雲は晴れて、頂上は気持ちいい。稜線を離れて北側を巻くルートから南側に移る所で長沢背稜をあとにする。
ピークを巻いて、尾根に乗る、いい感じの尾根道だ。ナギ谷ノ頭への登りは急、ルートも不明瞭、だがとにかく高みを目指す。ようやく緩むと広い平、小さい山頂碑が木に括り付けてあった。少し進んで、また不明瞭な急斜面を急登して天祖山。山小屋周辺は人も多かったが、長沢背稜では1名に会うのみと、土曜だが静かだ。
頂上で無線を楽しむ。土曜のせいか奈良、神奈川、群馬そして目の前の鷹ノ巣山の山岳移動局と交信できてうれしい。30分ほど楽しんで、カロリーメイトでチャージ。下山を開始、急降下多く、落ち葉が深く滑る。綺麗な紅葉を愛でながら、一歩一歩慎重に下る。最後は今日の核心、最難関の急降下。林道に降り立つとホッとする。最後の林道歩きは地味に長く、堪えた。途中の紅葉に励まされなんとか帰着、集落の自販機でコーラを買う、うまい。
帰路は車多く、渋滞もあり5時半過ぎに帰宅。
今日は朝方は曇っていたが、途中から晴れて好い日和、気持ちよい稜線歩き、静かな天祖山尾根を堪能した。
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