不老山(向河原バス停スタート)我、遭難しかける!

- GPS
- 06:34
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 968m
- 下り
- 908m
コースタイム
| 天候 | 晴れ☀️ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(0741、0811,0851,1001) 0818着 向河原バス停 ※0715新松田駅→0741谷峨駅→0748向河原→0826西丹沢ビジターセンター 当初乗る予定だったバス |
| コース状況/ 危険箇所等 |
最初は、整備されている感じだったが、やがて不明瞭なところがが増え、道迷いをしてしまった。 |
| その他周辺情報 | 三軒屋 (うどん、そば)0550-76-1764 静岡県駿東郡小山町小山107-8 https://tabelog.com/shizuoka/A2204/A220402/22006560/ |
写真
でもそこは、私が登って来た道。なので警告を無視してロープの後ろの左へ上る道を行く。ヤマレコもそう案内していた。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
ウィンドブレイカー
フリース(ミドルウェア)
レインウェアー
靴下
靴
ザック
日よけ帽子
ニットの帽子
手袋
トレッキングポール
昼ご飯
行動食(カロリーメイト)
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
傘
笛
ヘッドランプ
予備電池
充電器
充電ケーブル
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
マイクロタオル
ウェットティッシュ
虫除け(蛭対策)
熊鈴
老眼鏡2個
トイレットペーパー
膝サポーター
サングラス
パスモ
座布団
ゴミ袋
着替え
|
|---|---|
| 備考 | 道迷いし、遭難しかけた。 |
感想
不老山
やまクエLv36 平均斜度4.6度、総歩行時間5時間15分、歩行距離13km、累積標高差1,001m、山頂標高928m
曇り時々晴れ 14度/7度 日の出06:14、日の入16:41、東北東の風2m/s
今回は、最初からよくありませんでした。
07:04にJR谷峨駅に着き、07:41のバスを待っていたのですが、やっと来たバスが満員で乗れ〜ず。08:11のバスも遅れていました。なんとか乗車しましたが、満員である。
そもそも、07:04着の電車ではなく、07:37着の電車にすれば、そんなに待たないで良かったのでは?と思われる方もいると思いますが、前回谷峨駅のトイレを使ったことから、ゆっくり用を足したかったのが理由であります。
こんなことなら新松田駅からバスに乗った方が良かったかも。
向河原のバス停で下車したのは私だけでした。
バスを下車後は、下準備通り順調にスタート。
色々な方の山行記録を参考にさせてもらいました。
最初は案内が多く、立ち入り禁止の場所はロープを張っていたのですが、
だんだん道が不明瞭な所が増えていきます。
ピンクテープもあまりありません。
ヤマレコを見ながら歩いていますが、悩みます。
だんだんおかしいと思うようになり、焦り始めました。ヤマレコ縮尺を50mから30mに変えると、30m以上コースアウトしています。上から見ても下に道が見えません。
すぐに戻ろうと思いましたが、ヤマレコの進行方向に合わせて進み、徐々に高度を下げていこうと判断しました。
ですが、だんだん道が険しくなり、下を見ても登山道は見えません。
ヤマレコ的には、コースアウトしているとは言っていない状態でした。
進むにつれて、だんだん道が細くなり険しくなってきました。高度を下げたつもりだが、下を見てもいっこうに登山道は見えてきません。
いくつかの難所を超えて来ましたが、前方を見ると、今までとは比較にならない危険な道が見えて来ました。左は岩場の崖で、落ちたら死を覚悟させるような道です。
ここで、ようやく引き返す判断をしました。ちょっと遅すぎでした。
ただ、今いる場所も十分危険ゾーンなのです。前にも行けず、下は崖。上に行きたいが、蟻地獄のようにズルズルと落ちてしまう。なんとか踏ん張っているが、気を許すと、いっきに下に落ちそうになる。
必死に登り返すも、さらにズルズルと下に落ちそうになる。
木の根や岩を掴んで必死に体を支えていました。
さらに上に行こうと掴んだ根っこが腐って折れてしまい、「やばいっ!」と思った瞬間、とっさに隣の岩を掴み落ちるのを防ぎました。
ひざ痛対策のトレッキングポールが邪魔であったが、高価であったため捨てられない。こんな時でも貧乏性である。
ズリ落ちながらも岩や根っこを掴み、折れそうにない木の所まで来ました。
ここで体制を整えてから状況は好転しました。
このあとは、多少ましな崖となり、なんとかトラバースして脱出しました。
この時は、本当に怖かった。死ぬかも・・・と何度も思いました。
教訓:道間違いに気づいたら、すぐ戻る。せっかく登った道を下りたくないとか、
そのうち道が見えてくるとかは、期待してはいけない。
まず、もどれ!である。
動画でも、よく言われていることが、本当の意味で分かっていなかったと反省。
コースに復帰したが、やがて木で出来た小さな橋が見えてきました。
おそらく迷走中は、この上のあたりにいた気がします。落ちてたらやばかった。
この橋に行く手前も十分危険で、ロープを張っていますが、ちょっと古い。ロープが切れたら、終わりじゃんと思いながら、あまり体を預けず下り、橋の強度を確認しながら、素早く渡りました。こんなとこ初心者が行ってはダメな道です。
このあとも、ピンクリボンがあまりなく、ヤマレコ頼みで進みます。こまめにチェックしながら、縮尺も30mにして道迷い防止に努めました。
コースは不明瞭な所が多く、登山道が壊れている所が数か所あります。
避けて通れますが、不安な道です。
番ケ所付近で、ようやくピンクテープを発見。その先にロープが張っていて通れなくしています。そして登山道は左ですと書いてある。
いやいや、私はその左側から来たのですよ。戻れってこと?
冗談じゃない。ヤマレコもロープの後ろにある左上に行く道がルートであると差し示している。
ですので、私は指示には従わずに、左上に向かった。
※行かれる方は自己責任でお願いします。
やがて拓けた場所に出て、朽ちたベンチがあり、林道が通ってました。
私の判断は正しかったようでした。
すぐ脇に登山道があり、進みます。
鹿柵が出てきましたが、施錠されていて入れないので、柵に沿って登ります。
急登が終わり、頂上?と思ったが別のピークでした。さらに進み、また急登となりますが、今度は本当に頂上で、ほっとしました。
眺望はありません。まあ知ってましたが・・・
ベンチとテーブルが一つだけあり、そこでご夫婦が寛いでいました。
すでに、予定したバスに乗れなかったことと、迷走したことにより、スケジュールが1時間20分も遅れていました。
以前に観た動画だと予定が1時間30分を超えた場合は、撤退するのだそうです。
迷走中の私は冷静な判断が出来なくなっていた。
ご夫婦がテーブルを空けてくれたので、急いで食事を済ませ出発した。
下山の予定は、不老山南峰→生土分岐→神縄断層→駿河小山駅
階段が整備されており、コースは明瞭。登って来た時と大違いである。
ぐんぐん高度を下げる感じである。かなり急なので、こちらから登る人は、大変かもしれません。ですが、向こうよりずっとましです。
このあと尾根沿いを歩きますが、やがて細い尾根となり少し恐いです。
やがて眺望のよい所にでます。運がよければ、ここで「富士山ドーン」です。
この日は、かすかに富士山が見えてました。まあよしとします。
生土分岐で神縄断層方面に下りました。
やがて林道にでて、山道が終わります。いつもは林道は嫌だななんて思っていましたが、ここを歩く安心感は別格です。今日はずっとコース間違いのことが頭から離れませんでした。林道に出て、とてもほっとしました。
この後は、小さな滝があったり、神縄断層の前を通ったり、小さな渡渉があったりと言う感じです。
無事に下山出来て本当に良かった。この日も御札の神様に手を合わせてきたので、
助けて頂いたのだろうか?
これからは、安易なコース選びをせず、他の人の山行記録を読み込んで準備をする。
道迷いに気づいたら、躊躇せずに戻る。
今回の教訓である。
今日の下山飯は三軒屋さんで、たけのこそばを頂きました。
おやじさんが、店内におらず探しましたw
※今回の私のルートはお勧めしません。私が初心者だったからかもしれませんが、
行かれる方は、注意して登って下さい。
しんちゃん















今回のコース、道迷いしやすそうでYouTuberの方の動画上がってますね。下山出来て何よりです。不老山、登ったことないので参考にさせて頂きます。
あと、GPS付きのスマートウォッチお持ちでしょうか?私の場合、スマフォ取り出して地図確認するのが面倒なので、スマートウォッチで地図確認しながら登山してます。特に初見で道が分かりにくい時は頻繁に時計見ながら進んでいます。
GPS付のスマートウォッチは、持ってないですね。ちょっと高価なので、購入は考えていないのですが、頻繁に地図を確認すれば、道迷いの防止になりますね。
スマフォをポケットから出す動作は、たしかに面倒です。
ただ私は老眼で、裸眼ではスマフォの文字も微妙です。スマフォを見るときは、いちいち老眼鏡を取り出しています。
スマートウォッチの画面は小さいので、どうなのだろう?
色々考えてみようと思います。
もし不老山に行く時は注意して下さい。そして私の仇を取って下さいw
アドバイスありがとうございました。
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