お能軍団と木曽路、鳥居峠越え

- GPS
- 02:45
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 327m
- 下り
- 300m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
| 個人装備 |
普段着
|
|---|---|
| 共同装備 |
普段着
|
感想
澤風会信州発表会翌日、木曽鳥居峠越えハイキング。米山のみ他用で発表会不参加、大阪から朝イチでもどっての参加。
南木曽では雨模様だったが藪原では雨上がって虹も出て日差しもあり。紅葉も間に合って良い日に。欧米外国人がたくさん歩いている。国内人は僅か。以前はかろうじて車道でもあった幅のある峠の南側、古道を生かした峠の北側。史的情報も各所に案内板あり。英文も書いておけばよいのに。
師匠はトチの実を探されたりケヤキの巨木を眺められたりと、林学出身の世界観がおありだ。
お能の演目では、平家物語の木曽義仲に関するものが豊富で、義仲重臣の今井兼平や手塚光盛と斎藤実盛の一騎打ちなど、メンバーはみな、数十、数百の謡を暗唱している上級能楽師ばかりなので、そうした目で見る木曽路は風景が違う。
奈良井宿では蕎麦屋でも、とあちこち彷徨うがどこも満席の観光地状態。4件目くらいでのぞいた目立たない店がOKで、間口は狭いが奥が長い典型的な宿場建築だ。しかも地元向けなのか1000円以下のメニュー豊富で、観光地らしからぬ穴場店だった。しかもうまい。ここはよい。
さてその後は、前にも通った漆塗り箸自作専門店にご案内して、五角形箸を買い求め、コミュニティーバス100円で塩尻まで。遠回りでアチコチの集落をよるので木曽路の宿場の狭い道を全部通る。おばちゃんたちが乗り降りする市営バス。今井兼平が義仲の馬を洗った、洗馬(せば)宿も堂々中を通る路線なのでみな喜ぶ。
この日帰りルートはとてもよいのだけれど、今のところ欧米外国人にしかウケていない。不思議だよなあ、と思う。これまで馴染んだいろんなよいものは、高齢化でどんどん店も閉まっていくし、里山の手入れも手薄になっていく。なくして気がつく、いつまでもあると思うな良い景観。山麓は特にこの10年の変化が激しい。だからクマも躍り出てくる。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する


いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する