記録ID: 8923553
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ハイキング
谷川・武尊
威守松山・直路城址
2025年11月08日(土) [日帰り]
新潟県
Ryojiro-F
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:48
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 1,185m
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| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
巻機山荘ー威守松尾根 いつも通りの急傾斜。落ち葉で足元が見にくく、変なところに足を置いて滑りかけた。 威守松尾根ー威守松山ー威守松尾根鉄塔 初めは歩きやすい尾根で、楽な道だと思ったが、後半の急傾斜ロープ続きで絶句。山頂は全周囲開けていて眺望良好。急傾斜の下りは怖い。その後平らな尾根を鉄塔(A25)まで進む。 威守松尾根鉄塔ー柄沢林道 鉄塔から少し戻って南側への分岐から鉄塔巡視路に入り柄沢の谷に下る。ずっとトラバースで、細めの道だが必要な幅は確保されていて、かなり歩きやすい。谷側に少し傾斜していて薮をつかむ箇所があるくらい。A26の鉄塔を通過してすぐ柄沢林道に出る。出口はテープなどが無い地味なところで探しにくそう。 柄沢林道往復 状態の良い林道。車が定期的に通ってるみたい。脇の水路に激流が流れていて水音が響いている。手前の堰堤への分岐に進んでみたが、草原藪に道が埋もれかけていて面倒だったので引き返す。奥の堰堤のうち下の堤まで道が通じている。水路の取水設備がある。周りは山の藪で、上の堤はちょっと藪漕げば行けそう。左の尾根が迫っていて、楽に取り付くことができそう。 柄沢林道ーA27鉄塔(城跡尾根上) 入口がよく分からない。赤テープが多数はられているところから入ったが、水路脇の道に入って南西に進んでしまう。水が道上にあふれていて引き返す。少し林道を下った別の入口らしきものから入り直すが、そちらもルート不明瞭。柄沢川を覗いたら開けたゴーロになっていて安全かつ見通し良さそうだったので、河原に無理やり下りて道を探した。無事赤テープが見つかって巡視路へ入れた。岩で歩きにくい河原の道で平地を通過し、尾根の斜面を九十九折で登る。九十九折は所々カーブの部分が急傾斜になっているところがあったが、まあ悪くない道。尾根に登るとすぐ鉄塔。 A27鉄塔ーA28/B30鉄塔 （途中撤退） 鉄塔巡視路を辿ろうとするが、ここは他の巡視路よりもかなり不明瞭。崩落場所や谷、、倒木を乗り越えるうちに踏み跡がうすくなり、道を辿っているのか、藪の薄いところを縫っているのか分からなくなり、撤退することに決める。ほかの巡視路がよく整備されていることを考えると、今はもうこのルートは使われていないのかもしれない。 A27鉄塔-B27鉄塔(直路城の西端) 最初は平坦な細い尾根。大規模な崩落地があり、現在進行形で崩れている細りきった尾根を数歩分通らなくてはいけない。その少し先から城の痕跡があるエリア。はっきりした堀、大きい堀＋土塁を越えて主郭(B28鉄塔)へ。段々状に少しずつ下りてから、小さい不明瞭な堀をこえ、小さいピョコを越えるとかなり大きな堀+石塁のようなものがあり、そこから傾斜のある長めの下り坂。坂の下に堀があり、その先が北の郭(B27鉄塔)。 堀はあまり通行の邪魔にはなっていない、不自然なアップダウンがあるなと思う程度。崩落個所だけちょっとこわいが、非常に歩きやすい道。 この城山、特に主郭は、巻機に近すぎず他の尾根にあまり邪魔されず、非常に景観がよい。北の郭からは麓の国道が見えるのかと思ったが、斜面で隠れて見えない。ただ、登川本流の河原は見えたので、河原を通っていたという昔の街道は監視できていたのかも。清水の集落も一望できる。 B27鉄塔ー柄沢林道入口 九十九折で斜面を下る。少し急な場所があるくらいで歩きやすい道。 ここは畝状竪堀を横切って道がつけられているとされているが、確かに斜面にうねりはある（特に斜面上部）ものの、あまりはっきり地形が続いている部分はなく、よく分からなかった。 林道入口ー巻機権現 ただの車道。水道施設や、水田跡、畑、山の見え具合など、見るものが多い。 巻機権現ーA25鉄塔 巻機権現社の脇を山へ伸びる道を辿る。赤い鳥居の石の社のそば、水田跡のわきを通り、水田へ入る水路を渡ると鳥居がある。鳥居をくぐって山道へ。すぐに鉄塔に着く。鉄塔からトラバース方向にも道が伸びていたが、尾根上へ進む。数分で大神宮様へ。そこからはまっすぐ尾根をのぼる。ひたすら直登する道で、よく整備はされているが、傾斜が急すぎてめちゃくちゃ疲れる。しっかりロープが整備されているからなんとか登れているが、下りに使いたくはない。「後山」のピークを経て本日2回目のA25鉄塔へ A25鉄塔ー旧道 北側の巡視路へ下りる。急傾斜のところがほぼ無く歩きやすい道。いくつか迷うところがあるが、電線を見ると何となく行く方向が分かる。下りきったところで沢に当たる。いまいち渡渉箇所が分からず、適当なところで渡って足を少し濡らす。杉林の中の道跡を辿ると、はっきりした広めの道に出る。巻機近道なる看板があり、集落から巻機への旧道のようだ。しっかり刈り払いがされており、道も明瞭で歩きやすい。 |
写真
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清水峠方面。中央左に峠の小屋が見える。右側の、雲をまとったとがったピークが大源太。朝日・七ツ小屋山頂は雲の中
A25鉄塔まで尾根を下る。鉄塔足元の壁は何なんだろうか。付近の他の鉄塔には無い設備だ。
送電線は柄沢の谷へ下りていく。これから進む巡視路もこの電線に沿っている。尾根状地形にA26鉄塔が立っているのが見える。
左から中央に伸びる平らな尾根が直路城。中央右側に白く見える崩落地から右側が城になっていて、中央に見える鉄塔が主郭
巡視路を下る途中で陸自のヘリコプターが上空を南へ通過し、その後反転して帰っていった。山でヘリの音を聞くと遭難でも起こったのかと心配になる
11/8 8:54
巡視路を下る途中で陸自のヘリコプターが上空を南へ通過し、その後反転して帰っていった。山でヘリの音を聞くと遭難でも起こったのかと心配になる
ここが巡視路入口かと思って入ったが、別の道に入ってしまい引き返す。
A27鉄塔到着。南側の景色。中央左寄りのゴツゴツしたピークが大栗の頭で、その左の肩から大源太が頭を出している。
撤退を決めた地点の付近から。右が大平の頭、中央が大��山、左端が蓬の頭
崩落地を通過後、振り返って撮影。中央に白く見える崩れた岩むき出しの細尾根を数歩の間通過しなくてはいけない。風化した花崗岩質で、足を置くたびにズリズリ崩れる。
11/8 11:03
崩落地を通過後、振り返って撮影。中央に白く見える崩れた岩むき出しの細尾根を数歩の間通過しなくてはいけない。風化した花崗岩質で、足を置くたびにズリズリ崩れる。
下りの巡視路の、畝状竪堀があるとされるあたり。中央を奥に道が伸びている。写真だと分かりにくいが、確かに斜面が凸凹してる。
国道291号に出る。ここから峠側は封鎖されている。前は鎖一本だったのに、豪華なゲートができていた。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
作業軍手（藪軍手）
防寒着
雨具
ゲイター
靴
サブザック
水
行動食
非常食
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
予備靴ひも
ライター
固形燃料
小型ストーブ
エマージェンシーシート
|
|---|---|
| 備考 | GPSの電池が少なくていつ切れるかヒヤヒヤしながら歩いた。予備電池持っていくべきだった。 |
感想
久しぶりの登山でかなり疲れたが、リストアップしていた道を全部辿れて、いろいろ見れて楽しかった。
威守松や城跡から、巻機の眺めはもちろんだが、西側の稜線がよく見えた。いつか大源太からつなげて歩きたいものだ。城跡から双眼鏡とかで観察したらいい情報収集になりそう。
巡視路は基本的によく整備されていて歩きやすかった。もっと南の方も探索してみたい。国境稜線西側の藪漕ぎに有効活用できるかも。
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