【奥越】姥ヶ岳 高倉沢右俣

- GPS
- --:--
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 893m
- 下り
- 893m
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
・ 高倉沢は、笹生川支流の小沢川と標高530m付近で分岐する右俣の谷。710m二俣まではほぼ平流で、堰堤が4つほどある。左岸側に林道跡があり、それを辿るとスムーズ。710m二俣手前からナメ滝が現れるようになり期待を抱かせるが、右俣に入ると基本小滝ばかりで、残念ながらそれほど面白味のある渓相ではない。途中で10mほどの滝が出てきて左岸を巻くが、急傾斜の泥壁で、なかなかやっかい。 ・ なお、左俣については福井岳人倶楽部「越の谷」に記録があり、今回入った右俣よりは面白そう。 |
写真
装備
| 備考 | ・ フェルトソール沢足袋使用 ・ 40mロープ等携行したが使用機会なし |
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感想
3週間前に遡下降した犬振谷がけっこう面白かったので、今週も姥ヶ岳の北面〜東面の谷に入ってみることにした。福井岳人倶楽部の「越の谷」に記録のない高倉沢の右俣をチョイス。
しかし、高倉「沢」とは、谷のことを「沢」ではなく「谷」と呼ぶことが多い西日本では珍しい名前だ。たぶん、福井でもここくらいなのでは?
面白い谷に出会うのは難しい。記録がない谷ならなおさらだ。今回の高倉沢右俣のように、近隣にそこそこ変化のある谷があるし、谷自体の規模もそれなりにあるし、期待できるはずと思って入ったにもかかわらず実際はそれ程でもなかったということは結構多い。そうかと思えば、先週の横山岳のリッカ谷左岸枝谷のように、全く期待していなかったところで意外に面白い谷に出くわしたりもする。法則性があるようでない。谷探しの難しくまた面白いところでもある。
しかし、たとえ入った谷が期待していたほどではなかったとしても、帰宅してから思い返せば、それなりに楽しい一日だったと思えることが多い。滝やゴルジュがあろうがなかろうが、人があまり入らず情報が少ない奥地へ行って、そこがどんな空間で、どんな風景が広がっているのか、自分の目と足で一通り確かめるだけでも結構面白いし、満足なのだ。これはもう登山的な関心というよりは、ほとんど地理学的な興味に近いと言ってもいいかもしれない。
※ 3週間前の犬振谷に引き続き、姥ヶ岳の山名の由来になった「うばが岩」の洞穴の探索も行いましたが、残念ながらそれらしいものは見つからず。ただ、高倉沢という谷名のとおり、規模の大きなクラ(岩場)の多い谷であり、可能性は感じました。
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