モミソ岩アイゼントレ

- GPS
- 06:30
- 距離
- 1.2km
- 登り
- 50m
- 下り
- 59m
コースタイム
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
恒例のアイゼントレに参加させてもらった。
初の沖ノ源次郎沢で!と意気込んでいたがまさかの先行者で急きょ定例のモミソ岩へ。
例年通りではあるが例年通り前爪での立ち方を思い出せてよかった。
【詳細】
企画いただいて乗っかる形で今年は沖ノ源次郎沢に行く計画でのアイゼントレ。
当日、戸沢駐車場までの道の悪さ&長さの見積もりをミスり10分ほど遅れて到着すると何やら皆さん車を降りて集まって仁王立ちしている…
なんだなんだと停めようとするとまさかの場所被り&岩トレ先行者ありとのこと。
F1でトップロープ2本は無理だろうと、即座にいつものモミソ岩へ移動。
モミソ岩はまだ誰もおらずのんびり準備。
アイゼンは家で事前に装着して確認していたが、冬用のスパッツは久々過ぎて構造を忘れかけていたw
まずはいつもの左側ルートで1本。
毎年そうだが爪に乗る感覚があやふやになっており、体を上げる際にずれるような気がする…
慎重に登り切りもう1本登ろうかと考えていたら後続パーティが続々と到着。
そのうちレスキュートレの方々はけっこう大所帯だったためこれは…と思ったが裏側の岩で実施いただいて助かった。
とは言え左側ルートは別パーティに譲り右側へ。
ここで僕がトップロープを張ることにし、クラック用に購入したばかりのシューズを投入!
ソールがだいぶ固いがフリクションはけっこう良く、一か所クラック状の岩にジャムもしてみたところ好感触!
アイゼントレだけでなく新装備の試運転もできて個人的収穫w
右側ルートは序盤の核心で足元が見えない1歩があるため、時間をかけて慎重に足順を決める。
事前に見た位置に記憶だよりで足を置く形だったのでちゃんと爪が噛んでいるか少し不安だったが何とか突破。
やはり確実に目で見て足を置き位置や向きを調整して爪がガッチリ噛む感覚を得てから立ちこむ必要があり、それさえ丁寧にやれば体を上げた時にずれることはない、と思い出せた。
最後に右側ルートの横のフェース上を初登攀してみる。
ホールドが少なく足もスラブ上のため全然置きやすい場所がなくてルート取りに難儀し、ちょっと右側へ逃げるように登ってしまったがまあアイゼントレだし良しとしよう。
と、その後登った小野さんはめちゃスイスイ登るし手が甘いはずなのにきれいにハイステップしていくし、これがアイスクライマーの爪使いかと感心したw
お声かけ頂いた時は正直やる気低迷感があったが、やはり最初はアイゼンの感覚忘れていたし何本か登って思い出せたのでやってよかった。
後泊のキャンプが流れたのとご飯も紆余曲折があったけど楽しかった。
ありがとうございました!
元々は沖ノ源次郎でのアイゼントレを予定していたが、先行者が同じことを考えていることが判明したため、急遽モミソ岩に転向。それはそれで十分にトレーニングになったが、いろいろと変なことが重なる、ビミョーな一日だった。来年リベンジ必須。。
以下、徒然なるままに。
・沖ノ源次郎沢F1は岩トレーニングで有名な場所で、前々からトレーニングの場所として狙っていた。不確実な場所なので、何かあっても大丈夫そうなメンバー、かつ規定ピッチをやらなそうなメンバーを集めて計画。
・駐車場でみんなの到着を待っていたところ、隣の車が沢っぽい用意をしている。嫌な予感がして声をかけたら、案の定沖ノ源次郎で岩トレをするとのこと。しまった、一歩遅かった・・・。先方も初めてで、2ライン作れるかが分からないということで、全員の到着を待って相談、モミソ岩に転向することにした。ちなみに、戸沢出合の駐車場は7時半の時点でかなりの混雑。デコボコしている場所に頭から停めた一台が空転で脱出不可能になりそうだった。今後要注意。
・というわけで、毎度おなじみモミソ岩へ。8時に着いた時には誰もいなかったが、セルフレスキューの1組、アイゼントレの1組が到着、相談しながら譲り合って使う状態になった。こちらが大人数だったら、ややこしくなるところだった。岩の裏側に移動していただいたセルフレスキューの方には感謝。
・沖ノ源次郎に行く気満点だったのでクライミングシューズ持参。まずは左のルートにトップロープをかける。ペツルの支点があるが、木のほうが高い位置にあるので、240スリングでトップロープを張り、本当はバックアップを別支点で作りたかったがそれはできず、仕方なく残置スリングを活用してバックアップを作った。ちなみにutagがトップロープを張った右ルートはしっかりした支点と、バックアップに使える支点あり。残置ビナなどはないので、回収時のロアーダウン時は結び替えの必要あり。
・左ルートは大きく分けて2つのルートがあり、右寄りに登るほうが容易。直登ルートは結構狭くて難しい。
・右ルートに移って1本目、2年前は確実にできていたはずなのに、全くできない。何回もフォールして、このままじゃ埒があかなそうなので、途中で軍手を投げ捨てる。素手になったら全然問題なく登れるし、素手で使った手は軍手を使っても使えるようなムーブだった。しまった、最初から一本素手で登っておいたほうが良かった・・・ちなみに投げ捨てた軍手は転がって沢ポチャしてしまい、そのあとは片方ずぶ濡れの軍手でのトレーニングになった(泣)
・他の3人がテンションかける中、utagだけ1発ノーテンで登ってた。最初テムレスだから手が使えたのでは?と思ったが、中には厚手の手袋をしていて、条件は一緒・・・「手じゃなくて足を固めて登る。目で見て足を乗せ、安定する位置になるまで微調整する」との言葉はごもっとも。
・2回目は出来るかと思ったら、1回爪が滑ってテンションかけてしまった。悔しいので回収便でもう一回出して、ノーテン突破。できなかった理由としては、utagのいう通りで安定したところに足が置けてなかったこと、右の持ち感が良いハンドホールドに頼ろうとしてしまったこと。左はプッシュ、右は比較的持ち感が良いところがあるのでそれを使いつつ、一段足が上がってからはクラックを観音開き状態に持つと安定した。うーん、確かに観音開きのムーブは覚えがあるわ。。
・登った回数は、TR設置、軍手ありで左2回、軍手無しの右が1回、有で2回。
・なんだかんだで14時ごろまでトレーニングしてから撤収、その後は滝沢園で焚き火の予定が、「テントがないとフリーサイトが使えない」という罠にはまる(みんな車中泊でいいやと思っていた)。仕方なく焚き火を諦め、せめて美味しい夕飯をと移動したら、Googleには通し営業と載ってた店が17時開始。みんな1時間を待つことができず、バーミヤンでの食事になった。
・なんか、いろいろと上手くいかないことが連発する一日で、帰りに交通事故でも起こすのではないかと心配になったくらいだった。追い打ちをかけて、長年使っていたiPod nanoが夕方に急に電源が入らなくなったという事象も・・・普段からモノが壊れるのは仕方ないと受け止めるのだけど、運転中にラジオしか聞けず、さすがにジワジワこたえた。(が、翌日急に復活した。なんだったんだろう。。)
・まぁ、こんな日もある。来年またリベンジすることとしよう。
今年もアイゼントレに参加させていだきありがたい。
しかし、月曜日に光岳から帰ってきた後、火曜日筋トレ(カーブス)、水木金の3日連続クライミングジムで頑張ったので、この日は疲れと寝不足が。。朝の電車で寝て、乗せていただいた車の中、戸沢の未舗装路のぐわんくわんの揺れでも寝て、皆さんが登ってるのを見てる間に座りながら寝て、帰ってからも速攻で12時間寝た。(花粉症の薬は飲んでないので、さすがに寝ビレイまでしなかったけど。)
このアイゼントレ、冬靴履いたり、少し周辺をアイゼン歩行したりしただけで、毎年すぐ足が攣る。まずは足を冬靴に慣れさせるのが、私のアイゼントレの重要な目的の一つになっている。ここで慣れさせておくと、12月の会の雪訓で攣らなくなるので、迷惑をかけなくて済む。アイゼン履いて、3ルートを素手や軍手2枚重ねで、計5本登って終了。ありがとうございました。
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jt0327



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