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Yamareco

記録ID: 8918464
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

虫倉山 猿すべりコース-虫倉山山頂-不動滝コース

2025年11月08日(土) [日帰り]
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Washiba2924 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:55
距離
3.8km
登り
469m
下り
474m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:52
休憩
0:59
合計
3:51
距離 3.8km 登り 469m 下り 474m
13:33
14:27
19
14:46
14:51
39
天候 晴れのち薄曇り
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
虫倉山不動滝登山口 駐車場に写真のような看板が設置されている。看板は何年もの間置かれているようで表面に苔のようなものが薄っすらと付いていた。
2025年11月08日 11:40撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 11:40
虫倉山不動滝登山口 駐車場に写真のような看板が設置されている。看板は何年もの間置かれているようで表面に苔のようなものが薄っすらと付いていた。
紅葉が綺麗だったので駐車場で写真を撮ってみた。この写真の右側にトイレがあり、水道も完備している。ただし、水道の水は沢水らしく飲用には適さない旨の表示がされていた。
2025年11月08日 11:40撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 11:40
紅葉が綺麗だったので駐車場で写真を撮ってみた。この写真の右側にトイレがあり、水道も完備している。ただし、水道の水は沢水らしく飲用には適さない旨の表示がされていた。
谷に丸太が二本渡してあった。高さはそこそこある。以前はこの丸太が橋として使われていたのかもしれない。丸太は苔むしていて今上を渡るのはちょっと…。
2025年11月08日 11:42撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 11:42
谷に丸太が二本渡してあった。高さはそこそこある。以前はこの丸太が橋として使われていたのかもしれない。丸太は苔むしていて今上を渡るのはちょっと…。
傾斜は緩やかで特段危険だとは感じなかったが鎖がちゃんと渡してあり整備されている。路肩注意というった意味の看板が手前にあったが滑落した人でもいるのだろうか。
2025年11月08日 11:44撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 11:44
傾斜は緩やかで特段危険だとは感じなかったが鎖がちゃんと渡してあり整備されている。路肩注意というった意味の看板が手前にあったが滑落した人でもいるのだろうか。
道はやや登りだがそれ程険しくはない。気持ちの良いハイキングコースといったところだ。
2025年11月08日 11:54撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 11:54
道はやや登りだがそれ程険しくはない。気持ちの良いハイキングコースといったところだ。
若干上り調子ではあったものの、山をトラバース気味に回り込んでいた道はここで分岐に至る。左に曲がり、斜面を登って行く道が今回登る「さるすべりコース」。真っすぐ歩くと虫倉神社へ至る。前回は虫倉神社から登り、ここで引き返した。
2025年11月08日 11:55撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 11:55
若干上り調子ではあったものの、山をトラバース気味に回り込んでいた道はここで分岐に至る。左に曲がり、斜面を登って行く道が今回登る「さるすべりコース」。真っすぐ歩くと虫倉神社へ至る。前回は虫倉神社から登り、ここで引き返した。
ほぼ朽ちてしまった道標。前回訪れた時にはこんなに傾いていなかったのだが…。
2025年11月08日 11:55撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 11:55
ほぼ朽ちてしまった道標。前回訪れた時にはこんなに傾いていなかったのだが…。
斜面は紅葉した木に彩られていた。
2025年11月08日 12:03撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 12:03
斜面は紅葉した木に彩られていた。
虫倉山を示す道標。ここに書かれた名前は「猿すべりコース」猿は感じなのか、ひらがななのか。最初は植物の百日紅(さるすべり)由来の名前なのかと思っていたが、「猿でも滑る」という意味らしい。
2025年11月08日 12:14撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 12:14
虫倉山を示す道標。ここに書かれた名前は「猿すべりコース」猿は感じなのか、ひらがななのか。最初は植物の百日紅(さるすべり)由来の名前なのかと思っていたが、「猿でも滑る」という意味らしい。
虫倉山方面を示す道標。こちらは風雪に耐えたレトロな道標だ。
2025年11月08日 12:15撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 12:15
虫倉山方面を示す道標。こちらは風雪に耐えたレトロな道標だ。
登って行くと木造の祠が現れる。神社というには小さく、祠と言うには大きい。「奥の院」と掲げられている。何の奥の院かは書かれていなかったが、恐らく虫倉神社奥の院という事なのだろう。建物に倒壊を予感させるような痛みは無かったが、格子戸はかなり傷んでいた。一回取り外して修理した後にまた設置する必要がありそうだったが、中々そこまでてが回らないのだろう。
2025年11月08日 12:21撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 12:21
登って行くと木造の祠が現れる。神社というには小さく、祠と言うには大きい。「奥の院」と掲げられている。何の奥の院かは書かれていなかったが、恐らく虫倉神社奥の院という事なのだろう。建物に倒壊を予感させるような痛みは無かったが、格子戸はかなり傷んでいた。一回取り外して修理した後にまた設置する必要がありそうだったが、中々そこまでてが回らないのだろう。
虫倉山山頂。意外な事に私達の他は誰も山頂にはいなかった。先週登ったの赤城山(黒檜山)の人気っぷりとは対照的だった。やはり標高が低く、百名山でもないので知名度も低い為だろうか。写真の中央部から右側は鎖があって立入禁止となっている。崖のすぐ脇では無かったので勝手に中に入って休んでいたのだが、下山後調べてみると空恐ろしい事実が判明…。
2025年11月08日 13:54撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 13:54
虫倉山山頂。意外な事に私達の他は誰も山頂にはいなかった。先週登ったの赤城山(黒檜山)の人気っぷりとは対照的だった。やはり標高が低く、百名山でもないので知名度も低い為だろうか。写真の中央部から右側は鎖があって立入禁止となっている。崖のすぐ脇では無かったので勝手に中に入って休んでいたのだが、下山後調べてみると空恐ろしい事実が判明…。
山頂から少し離れた場所にある「一服むしくら」山頂は360度の展望だが、ここからは一部分のみの展望となる。ただし、さんちょうよりもこちらの方が休憩には適しているように思えた。
2025年11月08日 14:28撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 14:28
山頂から少し離れた場所にある「一服むしくら」山頂は360度の展望だが、ここからは一部分のみの展望となる。ただし、さんちょうよりもこちらの方が休憩には適しているように思えた。
虫倉山山頂から西側へ伸びる縦走ルートは”さるすべりコース”の連続する鎖場とは一転して優しい尾根道となる。
2025年11月08日 14:39撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 14:39
虫倉山山頂から西側へ伸びる縦走ルートは”さるすべりコース”の連続する鎖場とは一転して優しい尾根道となる。
日本記分岐。何と読むのだろうか。虫倉山の西方、飯縄山(注:長野市の1917mの飯縄山とは別の山)の南西に「日本記」という集落があるが、そこへ向かう分岐…という意味なのだろうか。
2025年11月08日 14:42撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 14:42
日本記分岐。何と読むのだろうか。虫倉山の西方、飯縄山(注:長野市の1917mの飯縄山とは別の山)の南西に「日本記」という集落があるが、そこへ向かう分岐…という意味なのだろうか。
稜線を歩いていると東屋が突然現れる。割と新しい感じの東屋だ。東屋を作る為の車道でもあるのかな?と、思ったがそれらしい車道は無かった。ヘリで運んだか、それとも担ぎ上げた物か。
2025年11月08日 14:48撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 14:48
稜線を歩いていると東屋が突然現れる。割と新しい感じの東屋だ。東屋を作る為の車道でもあるのかな?と、思ったがそれらしい車道は無かった。ヘリで運んだか、それとも担ぎ上げた物か。
登って来るとこのように東屋は見えてくる。休憩適地。
2025年11月08日 14:52撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 14:52
登って来るとこのように東屋は見えてくる。休憩適地。
山頂付近では紅葉は終わりかけだったが、この辺まで下って来ると丁度見頃。紅葉が夕陽に映えて美しかった。
2025年11月08日 14:56撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 14:56
山頂付近では紅葉は終わりかけだったが、この辺まで下って来ると丁度見頃。紅葉が夕陽に映えて美しかった。
高福寺分岐。道標の下の赤い紙には「注意! 柏鉢城コース 大雨の影響により、現在 登山道の一部で浮石等の荒れた箇所・コースが分かりにくい箇所があるため、中級者以上のコースとなっております。」と書かれている。分岐した先はあまり刈払いもされていない雰囲気。いつか歩いてみたいがその時には廃道になっているかもしれない。
2025年11月08日 14:58撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 14:58
高福寺分岐。道標の下の赤い紙には「注意! 柏鉢城コース 大雨の影響により、現在 登山道の一部で浮石等の荒れた箇所・コースが分かりにくい箇所があるため、中級者以上のコースとなっております。」と書かれている。分岐した先はあまり刈払いもされていない雰囲気。いつか歩いてみたいがその時には廃道になっているかもしれない。
高福寺分岐にあった道標の拡大。ここから2.2km、2時間という。しかし、道が荒れているのならもっと時間が掛かるかも。
2025年11月08日 14:58撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 14:58
高福寺分岐にあった道標の拡大。ここから2.2km、2時間という。しかし、道が荒れているのならもっと時間が掛かるかも。
行きに登ったさるすべりコースと比べ、こちらの不動滝コースは目立った危険個所は無い。虫倉山に登りたいだけだったらこの不動滝コースを往復するのが良いと思う。
2025年11月08日 15:29撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 15:29
行きに登ったさるすべりコースと比べ、こちらの不動滝コースは目立った危険個所は無い。虫倉山に登りたいだけだったらこの不動滝コースを往復するのが良いと思う。
マムシグサ(蝮草)。見るからに毒々しい色合いと不気味な形。実際、これを食べると大変な事になってしまう。しかし、これをトウモロコシと思い込んで(間違えて??)食べてしまった事例があるというのだから驚きだ。
2025年11月08日 15:32撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 15:32
マムシグサ(蝮草)。見るからに毒々しい色合いと不気味な形。実際、これを食べると大変な事になってしまう。しかし、これをトウモロコシと思い込んで(間違えて??)食べてしまった事例があるというのだから驚きだ。
虫倉山登山口(不動滝コース登山口)にはこのような看板が。今年設置されたという訳では無いらしい。幸いな事に、熊の気配を感じることは無かった。
2025年11月08日 15:33撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 15:33
虫倉山登山口(不動滝コース登山口)にはこのような看板が。今年設置されたという訳では無いらしい。幸いな事に、熊の気配を感じることは無かった。
虫倉山登山口(不動滝コース登山口)に無事下山してきた。静かな山行だった。
2025年11月08日 15:33撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
11/8 15:33
虫倉山登山口(不動滝コース登山口)に無事下山してきた。静かな山行だった。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 行動食 ハイドレーション 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール

感想

虫倉山へは以前、2020年11月に登ろうと訪れた事がある。しかし、同行者の体調不良で虫倉神社の少し上、分岐地点付近で撤退。
今回は5年振り2度目の訪問。前回、適当な駐車場が無かったので今回は不動滝登山口駐車場に駐車。そこからさするべりコースを経て虫倉山に至り、周回するコースをとった。
天候が良かったので訪れる人も多いかと思っていたのだが、意外にも登山者は少なく、静かな山を満喫できた。
今回登りに使ったさるすべりコースの上部は鎖場が連続し、私にとって中々手強いコースだった。虫倉神社奥の院を過ぎると鎖場が出現。途中小さな鞍部があり傾斜の緩いところもあったが鎖場と急傾斜の連続。落ち葉が妙に滑り、気の抜けないコースだった。その為、この区間の写真は全く撮っていない。そう、写真を撮る余裕が無かったのだ。
山頂は比較的狭かった。その狭い山頂の中程を横切る形で立入禁止の鎖がしてある。崖は更にその少し向こう側だったので鎖を少し跨いで草地で休憩。
知らないと言うのは怖いものだ。実は、この草地の下には隠れた地割れが存在する。2014年11月22日に発生した長野県神城断層地震により虫倉山山頂は崩れ、その時に崩れ残った場所がロープの先。当時の写真を見ると、崩落ブロックの残りといった様相で深い地割れがある事が伺われる。その上に草が生え、一見それと判らない見た目になっているのだ。
いや、恐ろしい。崩落ブロックの上に乗っていたとは。
「この先崩落のため危険」とは書かれていたが、崖より随分手前にあった事が少々不思議に感じてはいたのだが。
「どんな危険があるか」というのは私は現地の看板からは理解出来なかった。(知っていたら中には入らなかっただろうな)
あの地震によるリスクがこれ程鮮明に今でも残っているとは驚きだった。

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