記録ID: 8918359
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沢登り
甲信越
【越後駒】水無川ブナヒラ沢遡行・大雪橋沢(仮称)右俣下降
2025年11月08日(土) [日帰り]

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:47
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,093m
- 下り
- 1,097m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
○ブナヒラ沢:3級 モチガハナ沢の小支流で水量は少ないが、適度に突破しがいのあるゴルジュから始まり、左には大岩壁、右にはスラブが広がって、沢中には適度に小滝があり、最後は立派な奥壁を登って、大した藪漕ぎもなく終わる。紅葉の時期にもってこいの沢で、お勧めできる。 ○大雪橋沢右俣:3級下 水無川の大雪橋で右岸から入る枝沢で、水量は少ないがスラブが長く続く。登るには少々物足りない内容だが、増水時には良いかもしれない。ただし下山ルートの選択は悩ましい。ブナヒラ沢遡行時の下降ルートとしては適している。 |
| その他周辺情報 | 【地名】 ○ブナヒラ沢 登山大系では「無名沢」だが、「越後三山・只見集成図」(藤島玄,1998)および「越後の山旅 下巻」(藤島玄,1979)に従い、ブナヒラ沢とした。 ○大雪橋沢(仮称) この沢の名称を記した資料は見当たらないため、大雪橋で水無川に合流することから、大雪橋沢とした。最下流の滝の上に二俣があり、左を左俣、右を右俣とした。 【他の記録】 ○ブナヒラ沢 登山大系に、Y字状ルンゼ遡行時の下降ルートとして使われた記録があるという記載があるが、該当の記録は未確認。また、2024年にyamakurumi・中澤慧が遡行を試みたが、怪我により中退している(記録不作成)。 ○大雪橋沢(仮称) 記録未見 |
写真
装備
| 備考 | ・ラバーソール適 ・メインロープ不使用。ブナヒラ沢の最初の連瀑で使用する場合、30mあれば十分。 |
|---|
感想
【訪渓の経緯】
ブナヒラ沢は昨年、yamakurumiらが行こうとして中退した沢だが、水量が少なく、紅葉が綺麗そうで、さほど困難もなさそうなので、日も短くなった晩秋に丁度良さそうだと思っていた。日曜の天気予報も悪く、日帰り沢しか行けないので、この日に決行。
【感想】
ある程度期待はしていたが、予想以上に良い沢だった。
ブナヒラ沢は適度に突破しがいのあるゴルジュから始まり、左には大岩壁、右にはスラブが広がって、沢中には適度に小滝があり、最後は立派な奥壁を登って、大した藪漕ぎもなく終わる。紅葉も終始綺麗で、この時期の沢としては最高の一本だろう。
大雪橋沢も概ね下りやすいスラブと小滝が続き、下降ルートとしては丁度良かった。
週末のうち1日しか沢へ行けなかったが、それでも満足の開拓だった。開拓されつくしていそうな水無川流域にも、まだこんな沢が未開で残っていたとは。
この時期、非常にお薦めできるルートである。
ブナヒラ沢は、モチガハナ沢支流のひとつで鎌状に反り立つ右岸側壁が特徴の沢だ。その左右非対称過ぎる不思議な流域形状が気になっており、紅葉シーズンにぜひ行きたいと考えていた。
紅葉、小水量ゴルジュ、スラブ、沢パイン🍁
この時期にやるべき事すべてが詰まった最高の1本だった。右岸は鎌、左岸はスラブ、どこを見てもカラフルな紅葉、素晴らしい。
最後は鎌の刃こぼれを狙うように弱点突いて尾根に乗り、大雪橋の原材料の出所であろうスラブを降りた。
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