記録ID: 8914442
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
燕岳(最高の冬晴れ)
2025年11月08日(土) [日帰り]

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:44
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,844m
- 下り
- 1,853m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 3:05
- 合計
- 8:44
距離 15.9km
登り 1,844m
下り 1,853m
13:01
| 天候 | 快晴。風が吹いたり止まったり吹いたり。風が吹くと寒い。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
恐らく20km圏内にコンビニ、ガソリンスタンドがないので早めに寄るのがいかも。 中房温泉に向かう長野県道327号(中房線)は約15kmにわたり幅が狭く対向 駐車場から片道10分程度登らなければなりません。 第一駐車場は空いていれば現地で予約可能みたいです。 ※中房温泉登山口まで2.8キロという看板がある所の道路の真ん中にツキノワグマがまさかのまた同じ場所にいました。 自分の車を見てすぐ横の茂みに隠れて、その下の川に降りていきました。その後、燕岳方面に消えていきました。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
北アルプスでも有名な所なので、全体的によく整備されているが、一応急登なので段差と木の根が多い。 ちなみに第2駐車場の所にも登山口があるがそこは違う山の登山口なので一応注意。 乗り合いタクシー又はバス停の所にある小屋に登山届を出す。 よく整備されているので、結構「階段」があります。 花崗岩の山で、岩はザラついているので滑りにくい。真砂の道のおかげで泥濘もわずかですが、雪解けの影響で泥グチャ個所が増えていた。 先週の大雪の影響は、標高2000mくらいから凍っていた場所が出てきたり、合戦小屋辺りから積雪が圧雪された状態。朝は凍っていて、昼間は晴れれば雪解けが進んでいた。稜線では日が当たる所は完全に解けていた。 登りに関してはチェーンスパイクは必要なさそうだが下りは必要だと思う。どこでチェーンスパイクを取るかは人次第。 □登山口〜合戦小屋 合戦小屋まで全体的に木の根、段差、階段、花崗岩のザラついた岩が多い。 乗合タクシーのバス停から右に上がると直ぐに東沢乗越と燕岳方面への中房温泉登山口がある。水洗トイレと中房温泉の間を通り燕岳方向に進む。 直ぐに合戦尾根の北アルプス三大急登が始まり斜面をジグザグに高度を上げていく。 北アルプス三大急登の1つであるが、いつもそこら中の山を登っているので、三大急登に入るほどとは感じられなかった。まだ、雲の平急登の方が候補に入るのでは? 第一、第二、第三、富士見ベンチと段差・木の根地獄を超えて高度を上げて行くと合戦小屋に着く。 標高2000m辺りから厚い凍った所が出てくる。 □合戦小屋〜燕山荘 合戦小屋の前は広くテーブルとベンチがあり、ゆっくり休むことができる。 合戦小屋前後から完全に積雪が残っていて、圧雪されている。 此処から植生が変わりダケカンバの中をジグザグ登り進むと合戦の頭に出る。此処から勾配が緩くなり前方の稜線の上に燕山荘が見える。お花畑の斜面をトラバースしてテント場を横切ると左側に燕山荘がある。 先週の大雪の影響で山荘直下の夏道は閉鎖されていて、冬道が開通している。 尾根を登り終え、山荘前の稜線に出れば北アルプスの山々の景観を堪能出来る。 この日は休日というのもあり、燕山荘はたくさん人がいました。小屋内はいろいろ売っている。 食事をするなら靴を脱いで中で食べられる。 バッチが10種類以上、マグネット、バンダナ、Tシャツ等いろいろ。 □燕山荘〜燕岳山頂 最後の稜線歩き。所々で雪道になっている。 大天井岳ルート方向は完全に雪が残っていて、あまり人が行っていないようだ。行くならアイゼンとピッケルがほしいだろう。 せっかく標高2700mまで登ったのを2670mぐらいまで下がらないと行けない。 北西の花崗岩の砂礫の斜面を少し下って這松と岩頭の間を通り登り詰めると燕岳山頂に着く。岩頭からの360度の景色を堪能できる。途中にイルカ岩、メガネ岩がある。 表銀座の大天井岳と奥に槍ヶ岳から穂高連峰が、東側に安曇野市内と浅間山、南東側に八ヶ岳から富士山、南アルプスが遠望できる。来た道を山荘まで戻る途中に西側の砂礫の斜面にコマクサの群生跡地がある(此の時期は花は終わり枯れ葉のみとなっている)。 |
| その他周辺情報 | ・中房温泉 湯原の湯 大人950円 露天風呂なので、この時期はクソ寒い。 有明荘は今期営業終了。 |
| 予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
装備
| 個人装備 |
熊鈴3個
熊よけ電子警報装置2個
熊よけスプレー1個
蜂用スプレー1個
チェーンスパイク1個
|
|---|
感想
今回はまたとない快晴予報と、先週に降った大雪が表銀座への登山道はチェンスパで十分なくらい溶けているとのことだったので思い切って燕岳に行きました。でも大天井岳方面のルートはアイゼン必須だけど。
せっかくなので、燕山荘で日の出でもと思っていたが、車中泊セットの布団からなかなか出れなくて結局このような中途半端な時間での出発になってきました。
とりあえず富士見ベンチで日の出を見ようとそこまで行ってみたのは良いが、改めて思ったが、自分的にこの場所の景観が悪すぎて思うような日の出が見られませんでしたね。もう少し下の方でか、合戦小屋より上の方にすべきだったと、遅くでた自分に後悔。
この日は本当に冬晴れの最高な天気でした。槍ヶ岳があそこまででっかく見えて雪化粧ありで大満足。自分の家から白馬の山がデカくみえるからね。
そして、今回も雷鳥に会えませんでした。今年は北アルプスで1回も会えていません。どこかにいないかなと上で1時間くらいまったりして待機してましたが諦めて下山することにしました。雷鳥どこ?来週は常念岳に行くか。
下山後は白馬の方に三段紅葉を見に行きましたが、高止まりの雲で曇ってしまいました。残念。
あと、また前回と同じ場所にツキノワグマがいました。まさかの2回連続遭遇に、今年がどれだけ異常かと思わされる。
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