権現山・忠田三角点峰・大笠山

- GPS
- 05:18
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,019m
- 下り
- 1,019m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
鶴亀橋から中ノ峠までは踏み跡無いが歩き易い |
写真
感想
明るくなったころ普甲峠に到着し、先ずは宮津街道の古道を宮津に向けて下りだした。現在の府道9号線から分かれ石畳の道を行くが行くが今では歩く人も少なく落葉や苔に覆われていた。府道が交差し小田の集落でこの府道に収束されてしまった。鶴亀橋を渡ると与謝野町から来る府道16号線が合流し尾根への取付きを探し西に回り込むと谷の開けた所に取付きの道跡があった。斜面を這い上がり稜線に乗ると先ずは関ヶ渕4等三角点(242m)でその地点に到り探し回ったが発見することができなかった。
標高を上げP376のすぐ手前に展望地があり此の後向かう忠田三角点峰と大笠山を見ることができた。P376から西に延びる支尾根に入ってしまい200m程下ってしまった。元に戻って北に進むと送電鉄塔の手前に展望地があり権現山の南稜線の山塊を見ることができた。中ノ峠(338m)に下ると洗掘され断崖となり大きく回り込んで反対側に取付いた。峠からは薄い踏み跡が始まった。宮津市と与謝野町の市町界尾根に達すると昨年歩いた道で途中南側の杉山(697m)、由良ヶ岳(648m)を望める箇所と北側の金剛谷三角点(393m)とP407を望める場所があった。
権現山(515m)山頂に到ると2等三角点「石川村」が設置されていたが山頂標識は無く、木の間越しに大笠山が望める程度だった。腹拵えをして南へ進むと府道16号線が越える峠に到り林道が稜線に沿って通っているがコブがある度に林道を離れ稜線を忠実に歩いた。P438を越えると林道が左右に分れ大笠山への中央の尾根に取付いた。大笠山の北尾根のコブに3等三角点「忠田」(573m)がある。京都府山岳総覧には「572.9m峰」とされている。地形図では572.9mと記載されているが最新の基準点成果では572.68mとなっており572.9m峰と呼ぶには無理がある。
大笠山へは今山行最大の登りで大岩のゴロゴロするエリアがあり地形図を見ると登山道が異様に迂回している。大笠山(740m)山頂に到ると開けて広々としておりハングライダーの飛行場となっていた。加悦谷越しの展望が良く磯砂山(661m)や久次岳(545m)、丹後半島の依遅ヶ尾山(540m)、高山(702m)等を望むことができた。大笠山山頂域には俗に像の檻と呼ばれる航空標識の施設がありフェンスで囲われていた。ここまで来たら鬼の岩屋にも寄りたいので西へ下り岩の洞窟を見た。傍らに展望櫓があり山頂では見られなかった大江山系南稜線の鍋塚(763m)や鳩ヶ峰(746m)を望むことができた。
下山路は大笠山山頂からしかなく戻るのは面倒なので南東へ山中をトラバースして電波塔作業道へ短絡した。車道に出た処に像の檻のような施設が新設されており、山上の施設の代替となるものなのだろうか?それとも全く違うものなのだろうか。車道には近畿自然歩道の標識があり下って行くと山中を通ってきた宮津街道の古道が交差し大江へと続いているようだった。普甲峠に下りて周回登山を終えた。
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山キチどん
















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