深入山(立冬 運命の出会い)

- GPS
- 01:48
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 363m
- 下り
- 375m
コースタイム
- 山行
- 1:30
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 1:44
| 天候 | 快晴、無風 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
安芸太田町深入山グリーンシャワー 🗾 https://maps.app.goo.gl/Wyg1phwKv9xpWGov8?g_st=ipc |
| コース状況/ 危険箇所等 |
見晴らし良く、コースは極めて明瞭。 草尾根コース側は、粘土質でとても滑りやすい。特に下山時は注意が必要。 |
| その他周辺情報 | ✳️いこいの村ひろしま global-resort-residence.com 🗾https://maps.app.goo.gl/HqU5fJBnSBtMm2qU7?g_st=ipc ✳️かりお茶屋 ja-jp.facebook.com 🗾https://maps.app.goo.gl/93hZnG8P8fGECLHE9?g_st=ipc |
写真
少し明るくなって来てるが、足元はまだ暗い ヘッドライトを点け、熊鈴が無いので、こんな時は、いつものように音楽をかけながら行く事に(笑)
ここは広島、浜省で♪
その距離50mくらい
ひょっとして熊?じっとこちらを伺っているような気がして…
『オーイ!』と声をかけるもぴくりとも動かない
感想
仕事で広島に来て、昼間は宮島に渡り厳島神社を参拝し、今は山間部に来ている。
宿でヤマレコの《探す》で近くの山を見ていたら、裏手に深入山(しんにゅうさん)があった。
ヤマレコユーザーさんの山行記録を見て、明朝行ってみようと思い、急遽、登山計画を立ててみた。
朝6時、日の出前に登山を開始すれば、8時には戻れる。歩くペース0.8で、休憩入れても山行時間2時間。しかも登山口まで徒歩1分と極めて近く、体力度1。
これなら仕事出発時間に十分間に合うじゃないか。
体力的にも仕事に支障は無い。はず!
なんだかいけそうな気がする。これはもう行くしかない。 そう、これはもう運命なのだから。
と自分に言い聞かせた。(笑)
宿に到着したのは日没後だった。山の夜は早く、街灯も無く、周りの景色は何も見えなかった。
仕事仲間とは『明日起きたら凄い所に来てたりして?』とか冗談を言いながら就寝。
でもそれは逆の意味で大きく覆される事になった。
出発前、ロビーでスタッフさんに熊情報聞いてみた。今年は熊は出ていないと聞いて安堵するも、思い付き登山で、熊鈴を持って来ていない事に気が付き動揺が走るが、もう山行衝動は止められない(笑)
外に出ると、辺りは暗闇。2日前スーパームーンの下弦の月と沢山の星で山の形はハッキリと見えた。
ほんの少し欠けた月が深入山を照らしているのが印象深かった。
ヘッドライトを点け、いつものように熊鈴の代わりに音楽をかけながら入山する。
入山後暫くして、突然ヘッドライトが消えた。
電池切れでした😓
一瞬戸惑ったが、ススキの原っぱで月明かりと日の出前の空は明るく、歩くのに支障はなかった。
暫くすると、周辺がモルゲンロートに包まれていく。
追われるように、早足で上を目指すも、奇跡のような風景に何度も足が止まる。
気がつくと、今度はデジカメのバッテリーがギリギリだった。こんな時に(汗)ここからはiPhoneメインとなる。
深入山の頂上は360度パノラマ。
東は朝日に染まる空。
西は聖湖を覆う雲海と沈みつつある下弦の月。
北はモルゲンルートに染まる紅葉の山肌とその奥に広がる雲海。
南は紅葉の山が折り重なっている。
全てを独り占めしている。
下山して暫くすると、数十メートル先のススキ原に黒い物体が見えた。
そいつはこちらをじっと見ているようだった。
足が止まった。暫く待ったが反応無く、もう時間が無い。
少しずつ間を詰めていき、角度を変えてみた。
切り株だった(笑)
無事下山し、下から見上げた深入山も素晴らしかった。
宿には予定より少し早めに着き、同僚達には何事も無かったように、軽く散歩してきた体を装ったが、頭の中は先程までいた深入山の風景で一杯でした(笑)
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