ヒデクボ山 - 恒例のモミジ狩りのはずだったんだけど・・・

- GPS
- 04:19
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 474m
- 下り
- 473m
コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 4:19
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
※登山道はありません。GPS推奨。熊対策必須。 ・取り付きから730m級ピークまでとヒデクボ山山頂直下のみ急斜面で、それ以外は概ね穏やかです。 ・イシボコ沢右岸尾根は、P845の南側で尾根が分かれています。下山時意識していないと直進してしまうので注意が必要です。 |
| ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2025/11/05 21:05) |
写真
感想
例年、11月上旬が見頃になるヒデクボ山に至る尾根の紅葉を見に行ってきました。
ピークだったかどうかは定かではないけれど、最も鮮やかだった時と比べるとややオレンジが少ない印象だったので、ほんの少しだけ早かったのかもしれません。
真っ赤になる葉は少なく、ほとんどが黄色からオレンジなんだけれど、密度が濃いのかなぁ。穴場ということもあり、個人的には大好きな尾根なんです。。。
大好きな尾根なんですが、、、世間では連日熊被害の情報が取り沙汰されているので、念のためいつも以上に警戒モードです。いつもの熊鈴とおもちゃのピストルの他に、普段は仕舞いっ放しの笛を首にぶら下げ、万が一の時のためにストックに代えて草取り用の先端がカギになっている鉄の棒を突いて歩きました。
まぁ、このように一応は警戒しても、結局は何事もなく下山することになるだろうと思っていたのですが、予想に反するエピソードが3つあったので、日記代わりに書いておこうと思います。
1.入山前に畑で会ったオバちゃんとの話で、畑のすぐそばに置いてある箱罠に熊が入ったとの情報。正確にいつなのかは聞かなかったのですが、話の流れから今年のことだろうと思われます。過去にこの尾根を歩いた際に逃げて行く子熊を見ているので、山に居ること自体は当然との認識でしたが、麓まで降りてきた事実は無視できないと思いました。
2.写真のコメントでも書いたように、今回初めて子熊が母を呼ぶ鳴き声を聞きました。ちょうど前日のニュースで聞いたばかりだったので間違いありません。心細そうで子犬のようでもある声で鳴き続けていました。声がする斜面の下の方を覗いてみましたが姿は見えず、たぶん100mは離れていると思ったので思い切って笛を吹くとピタリと鳴き止みました。その後しばらく何か動きがあるか緊張しながら様子を伺ったのですが、何の気配もなくなりました。さてこの状況で私はどうすべきか。まず、熊は私の存在に気付いたはずである。その上で、向かってくることはなかった。つまりは、避けてくれた。ということは、この先も避けてくれるだろう。そもそも、初めて子熊の声を聞きはしたものの、熊が避けてくれることを期待して山を歩くことは、何ら今までと変わらないではないか。というわけで、このまま熊が避けてくれることを期待して山行を続行することにしました。(とは言え、本音はビビりながら)
3.無事に山行を終え帰宅の準備をしていると、ボディーに「〇〇パトロール」と書かれた車がやってきました。ココは、(私か)入山前に会った畑の持ち主以外は来る理由がない場所なので驚いたのですが、車は畑の近くまで行き停車すると、なんと山に向かって爆竹を鳴らしたのです。そういうことか、、、合点がいきました。自治体(天栄村)の熊対策だったようです。きっと箱罠も確認したことでしょう。やはりこの辺でも目撃情報が多くなっていて、何かしらの行動を取らざるを得なくなっているのでしょうね。職員らしき人と話をすることは無かったのですが、もし仮に爆竹を鳴らしている最中に私が下山してきたらトラブルになったりするのかなぁ。チョットだけ興味あり。
熊問題。
いろんな意見があるとは思いますが、少なくとも人間を恐れなくなった個体は駆除も止む無しかなぁ。
今月休みが取れた埼玉の甥っ子一家が、熊の件もあって旅行先を那須から千葉の方に変更したらしいし、影響は意外に大きいのかもしれません。
やっと国も動き出しましたが、早く落ち着くことを願うばかりです。
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