「滝子山」には熊が居る

- GPS
- 07:11
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,059m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:08
| 天候 | 曇り 高曇りで薄日が射した 始めは東の風0〜1m 9時半ころから無風 視界はクリアだったが 雲に隠れた山も多く しだいに雲も増えた 歩くのに最適な陽気だった |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
到着した時に気付かなかったがゲート手前右側の数台分のスペースが桜森林公園の駐車場だった 林道を進むと ところどころで 路側が広くなって駐車できる 道証地蔵のすぐ手前に停めてある車も見た そこから道証尾根コースで滝子山を往復するのが最短ルートになる トイレ無し 24時間営業のコンビニは大月側は4km離れている 少し近くは夜間閉店 笹子トンネルの西側は17km離れている |
| コース状況/ 危険箇所等 |
桜森林公園の登山口から 登りは南陵(寂しょう尾根コース)を使い 下りは道証地蔵を経由するすみ沢コースへ 滝子山を反時計回りした 南陵とすみ沢コースで道の様子は大きく異なる 南陵は主稜線の浜立峠に乗るまで ほとんど道標が無い 適度に古いマークと誘導のトラロープが有る 登るほど勾配を増して稜線手前では岩場が続く 浮き石がほとんど無いのとグリップが良いのは救い 立木や木の根と岩角など グリップとステップが豊富で急峻な割に 鎖は一本しかなかった スリル有る楽しい道だった 下りに利用するのは推奨しない すみ沢コースは 滅多に無いような歩き易い登山道だった 上半は広い尾根芯の かっては防火帯だったような巾広い芝生の道で 芝生広場に少し勾配を付けたような緩やかな登山道 下半も緩やかな沢に沿ったトラバース気味の道で ガレ・ザレ・浮き石・ぬかるみ等マイナス要素がほとんど無い土の登山道 下の方は杉や桧の植林も有るが 主に広葉樹林にアカマツやモミかツガがところどころに混ざる 下藪も無くて地面は黄色い落ち葉が敷き詰められている 頂上近くは落葉盛り 中程でブナ・ミズナラ・カエデの黄葉が競演中 下の方は緑の葉も有る 展望が良いのは 山頂と南陵の岩場 箱根と丹沢・南アルプス・八ヶ岳等は雲に隠れていた 富士山と周辺は 雲に隠れるか現れるかだった |
| その他周辺情報 | 都留まで移動して 芭蕉 月待ちの湯を利用した メタケイ酸を含むナトリウム泉を循環する 三つ有る浴槽の温度は 34℃ 38℃ 41℃ 720円 市民は510円 その他割引き有り |
写真
感想
滝子山の名前は知っていたが、こんなに楽しい山だとは知らなかった。
登りに使った 南陵(寂しょう尾根コース)は 岩登り初級者に最適な スリル有る岩場が これでもかと続く。
浮き石や脆い部分は少なく、グリップの良い岩角や立木や木の根が、手掛かり 足掛かりになって、見た目の割に鎖場は一本有るだけ・・・つまり やさしい岩場だ。
一方、下った道証尾根コースは 公園の芝生広場を少し傾けたような 尾根芯の防火帯?部分と 緩やかな沢に沿ったトラバースは、登山道で歩き辛いと感じる要素を相当まで排除したようなもので、これは珍しいのではないか?
下藪の無い山全体に 落ち葉が敷き詰められているのも解放感に溢れて、とてもいい山だった。
ところで、山に熊が居るのは当たり前で、ヒネリの無いタイトルを付けてしまったが この山の印象を決定的にしたのは、熊との遭遇だった。
南陵に取り付いてすぐ 下の方から落ち葉を踏む音が聞こえた。
少し大きめな動物が居るようだ。
鳴き声が無いから カモシカだろうか?
振り返ると黒い獣が居た。
その距離50m。
襲われても スプレーを構える間は有るだろうと、カメラを向けて3カット撮影。
その後 熊は下へ降りたから、自分は上へ登るしかない。
標準レンズだから 豆粒のように写っているだけだった。
ちょっと違和感も有り。
今まで、あの距離なら ツキノワグマは人を見るなり一目散に逃げて行ったが、今日のクマはなんだか落ち着いていた。
そう言えば、先月 福井県でも 熊鈴を鳴らしていたのに ニアミスがあった。
今年のクマは 一味違う。
下山後、画像を拡大したら こちらに注目していたのには ビビった・・・クマは目が悪いそうだから そんなものなのか?
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つうぶう







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