記録ID: 8902938
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ハイキング
甲信越
🗻を拝みに🚙🥾茅ヶ岳🚙空穂宿🛌🚙🥾太刀岡山🚙🚡🥾羅漢寺山🚙湯めみの丘♨️
2025年11月03日(月) 〜
2025年11月04日(火)

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:08
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,334m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:11
距離 6.5km
登り 760m
下り 759m
2日目
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:46
距離 3.8km
登り 582m
下り 575m
15:02
ゴール地点
金ヶ岳に寄れず。天気予報が見事に外れた。荒れた天気で諦めざるを得なかった。全てがうまくいくことはない。もっと悲惨だったのが、太刀岡山への道行きと羅漢山へ抜ける道行きだった。レンタカーなので、携帯ナビで調べながら行ったが、奥山の集落に入るとレ細い道が交錯し、迷路になる。恐ろしいV字カーブをこなす。よくも脱輪しなかった。寧ろ、時間を取られたのは車だった。
| 天候 | ⭕️初日(茅ヶ岳):朝方冷える。空は晴れ渡っていた。ただ、🗻は若干霞んでいた。雲は流れていた。茅ヶ岳登山口近く、駐車場に着いて、登山準備を終えて、いざという時に雨が降り始めた。出鼻を挫かれた。雨が小降りになった時を見計らって、出発。雨はすぐあがる天気予報を信じた。予報通り、雨は上がった。しかも徐々に暖かくなる。山頂までは快調だった。山頂に着いてまもなく、雹が降り出し、霙に、そして雪、寒くなった。風が強い。天気が目まぐるしく変わる。しかし🗻は雲の中に隠れてしまった。もうダメだと諦めて山を下りる。温泉に浸かる頃には、天候は持ち直し、🗻は全容を現すことになる。全く読めない天気だった。 ⭕️二日目(太刀岡山..羅漢寺山):朝から空が晴れ渡る、正に登山日和だった。🗻も一日中、高貴な姿を見せてくれた。昨日が今日だったら良かったと思うくらいだった。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
05:17 西国分寺JR中央線・大月行 06:24 大月JR中央本線・甲府行 07:23 甲府JR中央本線・松本行 07:28 竜王 帰り:18:41 竜王JR中央本線・大月行 19:02 甲府JR特急かいじ52号・新宿行 20:15 立川JR中央・青梅線快速・東京行 20:26 西国分寺JR武蔵野線・新習志野行 20:29 新小平 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
⭕️茅ヶ岳:登山口から緩やかな一直線の森林浴コースに入る。ここでこの山を侮ってはいけない。入り口だけは優しいことが後でわかる。しばらく行くと、分岐が出てくる。山頂までたどり着くには女岩を越えるルートと尾根沿いに歩くルートに分かれる。女岩ルートは岩場を抜ける道で、女岩を越える頃から岩場の急登になる。尾根沿いルートは森林浴ルートで、葛折りの緩慢な坂が続く。同じく山頂地点に着くわけで、距離は一緒なのだから、急登を避けるか否かになるが、🗻をいち早く拝みたいのであれば、女岩ルートを登るべきだ。実際、素晴らしかった。ほぼ危険な箇所も道に迷うこともない。 ⭕️太刀岡山:葛折の急登コース、半分は杉林の中、景色も楽しめず、ひたすら細道を登る。残りの半分は尾根沿いに開けた道を登り、山頂にたどり着くことになる。分岐地点は左岩稜、ここではロッククライミングを興じる人間がいるので分かる。左に折れ、鋏岩を左手に右にまた尾根沿いに登り続けることになる。この山に遊びはない。登り切ったところが、アプリ上は刀岡になるが、山頂標には太刀岡山となっている。茅ヶ岳同様、距離はないが、標高差を感じる。結構しんどい山。道に迷うことはほぼない。アプリ上の太刀岡山へ向かうが尾根沿いに歩くことになる。気持ち良い紅葉の中を歩くことになる。 この山できついのは眺望のない、左岩稜までだ。後は気持ち良い山行きになる。太刀岡山は南稜と北稜に分かれている。北陵が高いので、アプリ上は太刀岡山とされ、南陵が刀岡としているようだ。しかし景色がいいのは南陵なので、山頂標では太刀岡山としているようだ。ほぼ危険な箇所も道に迷うこともない。 ⭕️羅漢寺山:今回時間がなかったので、ロープウェイで登ってしまった。山頂としているのが、弥三郎岳で、眺望を楽しみながらのんびり尾根沿いに歩いて向かうことになる。ほぼ危険な箇所も道に迷うこともない。 |
| その他周辺情報 | ⭕️ハイジの湯:ハイジの村クララ館内にある。元の公営温泉、30年近い歴史があり、年季を感じる。眺望は最高、ミストサウナもあり、そこからも南アルプスから🗻まで望める。露天風呂がないのが残念。湯は熱くもなくちょうどいい感じ。湯船は4つ。食事は15時までだったので、間に合わなかった。入湯料830円 https://www.kikyouya.co.jp/Clarakan/onsen.html#claranoyu ⭕️空穂宿:こじんまりとした古民家のゲストハウス、茅ヶ岳に登山口に近い場所にある。ただ夕食対応ないため、駅近くで食べる必要あり。私はオギノでつまみとワインを買って、宿に持ち込み、オーナー夫婦と楽しい時間を過ごした。昭和の匂いぷんぷんの民宿で、隙間風が入ってくるような薄い窓なのに、何故かよく眠れた。周りに何もない、夜は真っ暗になり、音のない世界が心地良かった。寝巻き、歯ブラシ持参、宿泊代は個室朝食込みで6,200円(現金のみ)風呂なし、シャワーのみ https://www.kuboshuku.com/ ⭕️パノラマ台ロープウェイ発着駅の福仙人食堂:昇仙峡の食事処は人で一杯、最初から、ロープウェイで山頂に上がり、この食堂で🗻を眺めながら食べるべきでした。最高のランチでした。 http://www.shousenkyo-r.jp/sancho/syokudo.html ⭕️湯あみの丘:帰る前にどうしても寄りたかった温泉、サウナ、露天風呂、🗻の眺望、全て堪能できて500円、ワンコインですよ。https://yumemionsen.pepper.jp/ |
写真
深田公園駐車場で車を停めた途端、雨が降り始めました。びっくりです。雨が止むまで、車で待機しました。1時間以内で止むようなので、待ちます。今日は金ヶ岳を諦め、茅ヶ岳のみで戻ることになるでしょう。小雨に変わっています。もうちょっと
撮影機器:
装備
| 個人装備 |
コンプレッションインナー 短パン スポーツシャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 携帯バッテリー ケーブル 筆記用具 常備薬 保険証 スマホ ティッシュ ビニール袋 メガネ 着替え タオル ダウンジャケット スパッツ 歯ブラシ 寝巻き
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|---|
感想
茅ヶ岳は標高は1,704m、名だたる山ではない。勿論、百名山にも入っていない。メジャーな八ヶ岳に対し、形が似ているということでニセ八ツと揶揄されるくらいだ。茅ヶ岳の名を我々が知っているのは、日本百名山を書かれた深田久弥氏の終焉の地だからだ。人は著名な作家にしては寂しい山を何故選んだのかと思われるかもしれない。私は寧ろ山を愛した氏だからこそこの山の美しさを認めたのではないか。茅ヶ岳山頂からは、富士山、南アルプス、八ヶ岳全てを間近に望める。山の良さは登るのみにあらず、眺望こそ命なのだ。氏が倒れられた場所は、茅ヶ岳の山頂へ向かう尾根。丁度、岩場を抜ける急登からなだらかな道に入ったところだ。おそらく、急登を終え、富士を眺め、ほっとされたのだろう。氏が亡くなられたのは68歳、私ももうすぐその年に近づている。やっと来られた。その喜びを噛み締めた時、富士山が優しく私に微笑みかけてくれた。
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