【紅葉の日光】瀬戸合峡〜川俣 愛宕山〜バンドリの森

- GPS
- 03:06
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 868m
- 下り
- 864m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 3:23
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
瀬戸合峡、川俣湖畔は整備された遊歩道ですが、愛宕山、バンドリの森は最低限の登山装備は必要です。特に愛宕山の下りは落ち葉や土砂流出で滑落注意です |
| その他周辺情報 | 食事処は川俣集落に一平食堂があります。瀬戸合峡の見晴茶屋は休業中。マイカーなら手前のドライブインやそば屋まで十数分ですが、逆に言うと徒歩圏内には一平くらいしかありません。 温泉は川俣地区に上人一休の湯という公共温泉がありますが、定休日だったので今市の東照温泉(700円)に寄っていきました。 |
写真
感想
【早く起きた朝は……】
ある秋晴れの休日。この日は自宅でゆっくりしながら、先日のキャンプで使った道具の手入れでもしながら静かに過ごそうと思っていたのですが、意に反して朝の7時に目覚めてしまいました。こんないい天気の日に自宅に引きこもっていてはもったいないと、どこかに出かけることにしました。
奥日光のように混雑する場所を避けつつ、本格的な登山をせずとも紅葉を楽しめる場所ということで、目的地を瀬戸合峡に定めました。宇都宮から日光に入り、大谷川を越えて鬼怒川温泉へ。さらに川治温泉の手前で左折して旧栗山村方面へ。道なりに進み、瀬戸合トンネルを抜けた先で右折するのがメジャールートですが、手前で分岐する旧道から瀬戸合峡へアクセスしました。すれ違い困難な細道を抜けて、休業中の見晴茶屋へ。茶屋裏手の展望台からは、これから行く渡らっしゃい吊橋が見えます。川俣ダム駐車場へ移動すると、いよいよ徒歩での散策のはじまりです。
【瀬戸合峡】
駐車場へクルマを停めて、川俣ダムへ歩き始めます。カーブを描いた舗装路の下り坂を進み、階段を降りればダムの堰堤の上に到着です。ここにはダムの資料館もあり、直進すればダムの端まで歩いていくことができます。階段のところまで引き返し、ゲートをくぐると吊り橋への遊歩道になります。ここからは非舗装路となりますが、一般的な登山道レベルの道です。サンダルやハイヒールでもなければ問題なく歩けるでしょう。登り返して東屋のある休憩所を過ぎると、左手に川俣ダムの堰堤がその威容を現します。ふたたび下った先が渡らっしゃい吊り橋です。純然なる観光用の吊り橋で、渡った先は行き止まりになっていますが、橋の上からは数百mはありそうな渓谷やダムの放流を見下ろすことができます。
【川俣の愛宕山】
駐車場まで戻り、クルマで県道に合流して西に進むと、右手に開けた場所があります。右折して少しいくて駐車スペースがあるので、以降はここを起点に周回ルートで散策を続けます。この開けた場所が愛宕山広場で、同名の山への登山口となっており、鳥居をくぐった先が登山道となっています。九十九折の道は結構急で、落ち葉などで滑りやすくなっているので、特に下りでは滑落注意です。紅葉が見事な道を登っていくと、小さな社と石仏のある愛宕山神社があります。山頂はその少し先で、愛宕山展望台とありますが、木が生い茂り展望はいまひとつでした。登山者なら3〜40分で往復できると思います。
【川俣湖畔をゆく】
愛宕山から下山した後、クルマを駐車場に置いたまま、川俣湖の湖畔へ進みます。車輌進入禁止の舗装路を下った先が遊歩道になっています。途中、右手に上人池霊泉という湧水がありますが、飲用可能かはちょっとわかりませんでした。湖畔沿いの気持ちのいい道を進みますが、歩いている人は全然いないのでクマ鈴をつけていきましょう。入り江状の場所を抜けた先が二本松広場で、トイレや炊事場がありますが、キャンプは禁止のようです。湖畔沿いの道をさらに進み、川俣大橋が見える位置まで進んだところで引き返し、南への坂道に入ります。
【一平食堂のキノコめしとクマの話】
湖畔から集落の中心部へ登っていき、十字路に出たところに民宿兼食堂の一平があります。クルマさえあれば集落手前にあるドライブインやそば屋まですぐですが、川俣集落の中心部で食事ができるのはここくらいです。ちょうどお昼時だったのでランチをしていきました。食堂での出来事は以下のリンクを参照してください。
・川俣のキノコめしとクマの出ない秋の一日
https://www.yamareco.com/modules/diary/96561-detail-377017
【バンドリの森へ】
昼食後、十字路を南に進みバンドリの森へ向かいました。バンドリとはムササビの異称のことで、某ガールズバンドアニメとは無関係です。坂道を登った先の川俣ふれあい広場が登山口で、ここは元々学校があったようで、現在は体育館だけが残る多目的広場になっています。道標に従ってバンドリの森に入ります。豊かな広葉樹の里山といった感じで、ここも紅葉が見事でした。緩やかな上り坂が続き、随所にある道標に気をつけていれば、迷うようなことはないでしょう。コース中の最高地点には瀧尾山という山名板があり、川俣集落と川俣湖を一望できます。丸太のベンチもあり休憩適地です。山頂から南へ尾根伝いに進むと、やがて奥日光の太郎山の山頂へ出るようです。
一息ついたところで下山に取りかかります。尾根伝いに急坂を下り、途中で瀧尾湧水への分岐を右手に見送り、瀧尾神社方面に進みます。瀧尾神社周辺には小さな社がたくさんありました。本来の川俣集落は現在川俣湖の湖底に沈んでいるので、集落移転の際に一ヶ所に集められたのかもしれません。ふたたび川俣の中心集落に戻り、県道をたどって愛宕山広場の駐車場へ戻りました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
MO-85




いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する