二荒山神社の登山者用駐車場に来ました。坂の上も駐車スペースになっているので、合わせて30台くらい停められます。
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11/4 6:02
二荒山神社の登山者用駐車場に来ました。坂の上も駐車スペースになっているので、合わせて30台くらい停められます。
駐車場の近くにはトイレがあります。このトイレの前にも30台くらい停められる駐車スペースがあります。登山者用駐車場の範囲からは外れていますが、現状は登山者が利用しています。
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11/4 6:02
駐車場の近くにはトイレがあります。このトイレの前にも30台くらい停められる駐車スペースがあります。登山者用駐車場の範囲からは外れていますが、現状は登山者が利用しています。
二荒山神社中宮祠に来ました。二荒山神社は日光東照宮の近くに本社があり、男体山の山頂に奥宮がありますが、ここはその中間にあたるため中宮祠と呼ばれています。
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11/4 6:04
二荒山神社中宮祠に来ました。二荒山神社は日光東照宮の近くに本社があり、男体山の山頂に奥宮がありますが、ここはその中間にあたるため中宮祠と呼ばれています。
先ずは受付用紙に登山計画を記入します。コンパス等で登山届を提出していても記入は必要となります。なお、入山の受付時間は6時〜12時までとなっています。
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11/4 6:06
先ずは受付用紙に登山計画を記入します。コンパス等で登山届を提出していても記入は必要となります。なお、入山の受付時間は6時〜12時までとなっています。
受付用紙を提出し、入山料(登拝料)を支払って入山します。以前は500円でしたが、いつの間にか(2020年頃?)1000円になっていました。
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11/4 6:06
受付用紙を提出し、入山料(登拝料)を支払って入山します。以前は500円でしたが、いつの間にか(2020年頃?)1000円になっていました。
登拝料を支払うと、このような登山安全のお守りを頂けます。登山中はこれを首から下げて歩くよう案内されます。
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11/4 11:49
登拝料を支払うと、このような登山安全のお守りを頂けます。登山中はこれを首から下げて歩くよう案内されます。
鳥居を潜って登山開始です。明け方は気温が氷点下と冷え込んでおり、肌寒さを感じます。
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11/4 6:08
鳥居を潜って登山開始です。明け方は気温が氷点下と冷え込んでおり、肌寒さを感じます。
石段を登り切ると一合目です。このような合目石が山頂(十合目)まで設置されています。
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11/4 6:13
石段を登り切ると一合目です。このような合目石が山頂(十合目)まで設置されています。
画像だと分かりにくいですが、割と淀みのない急坂です。このような笹原歩きが三合目まで続きます。
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11/4 6:15
画像だと分かりにくいですが、割と淀みのない急坂です。このような笹原歩きが三合目まで続きます。
三合目で舗装路に出た後は四合目まで緩やかな道になります。この山で傾斜が緩やかなのは、この舗装路歩きの区間だけです。
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11/4 6:53
三合目で舗装路に出た後は四合目まで緩やかな道になります。この山で傾斜が緩やかなのは、この舗装路歩きの区間だけです。
スタートから1時間弱で四合目に到着しました。まだ気温は低めですが、段々と身体が温まってきました。
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11/4 6:59
スタートから1時間弱で四合目に到着しました。まだ気温は低めですが、段々と身体が温まってきました。
少し歩くと五合目です。ここにはトタン小屋が建っていおり、避難小屋として利用出来ます。
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11/4 10:43
少し歩くと五合目です。ここにはトタン小屋が建っていおり、避難小屋として利用出来ます。
中は作業小屋のような感じで、あくまでも緊急避難用です。
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11/4 10:43
中は作業小屋のような感じで、あくまでも緊急避難用です。
六合目を過ぎた辺りから玄武岩や安山岩などの火山岩がゴロゴロした地帯になります。男体山が火山であることを再認識させられます。
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11/4 7:33
六合目を過ぎた辺りから玄武岩や安山岩などの火山岩がゴロゴロした地帯になります。男体山が火山であることを再認識させられます。
傾斜も一段とキツくなります。よく整備されている登山道ですが、この山は途中の休憩場所が少ないのが難点です。
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11/4 7:44
傾斜も一段とキツくなります。よく整備されている登山道ですが、この山は途中の休憩場所が少ないのが難点です。
木々の合間から中禅寺湖が見えます。この日は好天の予報ですが、予想以上に良い天気です。
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11/4 7:45
木々の合間から中禅寺湖が見えます。この日は好天の予報ですが、予想以上に良い天気です。
七合目にも古びたトタン小屋があり、避難小屋として利用できます。こちらは扉がありません。
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11/4 7:50
七合目にも古びたトタン小屋があり、避難小屋として利用できます。こちらは扉がありません。
八合目までもう少しです。前回(11年前)登ったときはこの区間で苦労しましたが、今回はペースよく歩くことができました。
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11/4 8:03
八合目までもう少しです。前回(11年前)登ったときはこの区間で苦労しましたが、今回はペースよく歩くことができました。
スタートから2時間ほどで八合目に到着しました。この先は少し傾斜が緩みます。
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11/4 8:06
スタートから2時間ほどで八合目に到着しました。この先は少し傾斜が緩みます。
八合目には瀧尾神社の石祠が鎮座しています。日光二荒山神社の別宮という位置付けですが、女峰山の麓には瀧尾権現が祀られています。
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11/4 8:12
八合目には瀧尾神社の石祠が鎮座しています。日光二荒山神社の別宮という位置付けですが、女峰山の麓には瀧尾権現が祀られています。
社のように見えますが、こちらも避難小屋として利用できます。
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11/4 8:11
社のように見えますが、こちらも避難小屋として利用できます。
中は狭く雑然としています。計画的に泊まりたい小屋ではありません。
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11/4 8:12
中は狭く雑然としています。計画的に泊まりたい小屋ではありません。
八合目付近から山頂にかけて少し雪が残っていますが、滑り止めは不要です。
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11/4 8:28
八合目付近から山頂にかけて少し雪が残っていますが、滑り止めは不要です。
九合目を過ぎると森林限界を超え、登山道は赤茶けた火山礫になります。男体山は最後の噴火から約7000年が経ちますが、この辺りは火口の面影が残っています。
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11/4 8:44
九合目を過ぎると森林限界を超え、登山道は赤茶けた火山礫になります。男体山は最後の噴火から約7000年が経ちますが、この辺りは火口の面影が残っています。
眼下にはコバルトブルーの湖面が美しい中禅寺湖が見えます。江戸時代までは魚が棲まない湖でしたが、明治維新後にイワナやマスなどが放流され、現在はマス釣りが人気だそうです。
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11/4 8:48
眼下にはコバルトブルーの湖面が美しい中禅寺湖が見えます。江戸時代までは魚が棲まない湖でしたが、明治維新後にイワナやマスなどが放流され、現在はマス釣りが人気だそうです。
大きな鳥居を潜ったら山頂に到着です。10人以上の登山者が休憩していました。
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11/4 8:55
大きな鳥居を潜ったら山頂に到着です。10人以上の登山者が休憩していました。
山頂には二荒山神社の奥宮が建っています。祭神は「大己貴命(おおなむちのみこと)」です。別名を大国主命(おおくにぬしのみこと)といい、主に国造りを成し遂げた神様です。
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11/4 8:56
山頂には二荒山神社の奥宮が建っています。祭神は「大己貴命(おおなむちのみこと)」です。別名を大国主命(おおくにぬしのみこと)といい、主に国造りを成し遂げた神様です。
奥宮の少し先には梵鐘(ぼんしょう)があります。叩くと良い音がしそうですが、周りに人が多いので鳴らしませんでした。
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11/4 8:58
奥宮の少し先には梵鐘(ぼんしょう)があります。叩くと良い音がしそうですが、周りに人が多いので鳴らしませんでした。
梵鐘の先には男体山(2486m)の山頂標識があります。女峰山(2483m)より3m高く、日光連山の盟主に位置付けられています。
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11/4 8:58
梵鐘の先には男体山(2486m)の山頂標識があります。女峰山(2483m)より3m高く、日光連山の盟主に位置付けられています。
こちらは「影向石」(ようごういし)です。影向石とは、神仏の宿る霊石を指します。
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11/4 8:59
こちらは「影向石」(ようごういし)です。影向石とは、神仏の宿る霊石を指します。
最高地点の岩場には「二荒山神社御神剣」が屹立しています。約130年間登山者を見守り続けた先代の剣(鉄製)は2012年に折れたため、同年10月に2代目の剣(ステンレス製)が奉納されました。
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11/4 9:00
最高地点の岩場には「二荒山神社御神剣」が屹立しています。約130年間登山者を見守り続けた先代の剣(鉄製)は2012年に折れたため、同年10月に2代目の剣(ステンレス製)が奉納されました。
男体山の山頂は広々としており、360度眺望で景色が望めます。
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11/4 8:57
男体山の山頂は広々としており、360度眺望で景色が望めます。
雪化粧をした奥白根山(2578m)が間近に見えます。成層火山として整った山容の男体山に対し、溶岩ドームの奥白根山は荒々しさを感じます。
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11/4 9:03
雪化粧をした奥白根山(2578m)が間近に見えます。成層火山として整った山容の男体山に対し、溶岩ドームの奥白根山は荒々しさを感じます。
拡大すると凄い迫力です。標高はさほど変わりませんが、奥白根山は既に冬の装いです。
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11/4 9:04
拡大すると凄い迫力です。標高はさほど変わりませんが、奥白根山は既に冬の装いです。
双耳峰が特徴的な燧ヶ岳もすっかり雪化粧をしています。
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11/4 9:03
双耳峰が特徴的な燧ヶ岳もすっかり雪化粧をしています。
越後駒ヶ岳なども見えるようですが、この辺りは山名がよく分かりません。
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11/4 9:04
越後駒ヶ岳なども見えるようですが、この辺りは山名がよく分かりません。
奥宮に戻るとその先には二荒山大神(ふたあらやまのおおかみ)の銅像があります。男体山は山全体が二荒山神社の境内であり、ご神体となっています。
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11/4 8:56
奥宮に戻るとその先には二荒山大神(ふたあらやまのおおかみ)の銅像があります。男体山は山全体が二荒山神社の境内であり、ご神体となっています。
奥宮から西に100mほど行くと太郎山神社があります。二荒山神社では男体山、女峰山、太郎山の日光三山をご神体として祀っています。
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11/4 9:09
奥宮から西に100mほど行くと太郎山神社があります。二荒山神社では男体山、女峰山、太郎山の日光三山をご神体として祀っています。
太郎山神社の先には太郎山(2368m)が見えます(右側の山)。今年の6月には太郎山から男体山を望みましたが、今回は反対側から眺める形になりました。
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11/4 9:11
太郎山神社の先には太郎山(2368m)が見えます(右側の山)。今年の6月には太郎山から男体山を望みましたが、今回は反対側から眺める形になりました。
改めて中禅寺湖を臨みます。言うまでもなく中禅寺湖は男体山の火山活動によって造られた堰止湖で、男体山とは密接な関係があります。
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11/4 9:10
改めて中禅寺湖を臨みます。言うまでもなく中禅寺湖は男体山の火山活動によって造られた堰止湖で、男体山とは密接な関係があります。
中禅寺湖の右(北)には戦場ヶ原が広がっています。男体山の神様(大蛇)が赤城山の神様(大ムカデ)との争いに勝った地とされています。
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11/4 9:11
中禅寺湖の右(北)には戦場ヶ原が広がっています。男体山の神様(大蛇)が赤城山の神様(大ムカデ)との争いに勝った地とされています。
ずっとこの景色を眺めていたいところですが、帰りの渋滞が気になるので、そろそろ下山することにします。
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11/4 9:26
ずっとこの景色を眺めていたいところですが、帰りの渋滞が気になるので、そろそろ下山することにします。
この日は天気に恵まれたせいか、続々と登山者が登ってきました。観光客にも人気の山なのか、外国の方も多く見られました。
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11/4 9:30
この日は天気に恵まれたせいか、続々と登山者が登ってきました。観光客にも人気の山なのか、外国の方も多く見られました。
この日は既に紅葉のピークを過ぎており、だいぶ色褪せていましした。1〜2週前であればもっと鮮やかだったと思います。
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11/4 10:57
この日は既に紅葉のピークを過ぎており、だいぶ色褪せていましした。1〜2週前であればもっと鮮やかだったと思います。
二荒山神社に戻ってきました。傾斜は急ですが、よく整備されているので歩きやすい道です。
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11/4 11:33
二荒山神社に戻ってきました。傾斜は急ですが、よく整備されているので歩きやすい道です。
山門の手前には「足清め所」があります。男体山の神聖な土を持ち出さないよう、ここで靴を洗うよう案内されています。
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11/4 11:34
山門の手前には「足清め所」があります。男体山の神聖な土を持ち出さないよう、ここで靴を洗うよう案内されています。
水道だけでなくブラシも用意されています。ありがたく使わせて頂きました。
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11/4 11:33
水道だけでなくブラシも用意されています。ありがたく使わせて頂きました。
下山報告は不要で、お札も返却の必要はありません。折角なので少し境内を見て回ります。
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11/4 11:36
下山報告は不要で、お札も返却の必要はありません。折角なので少し境内を見て回ります。
こちらは中宮祠本殿ですが、残念ながら保存工事中でした。来年度に完了予定だそうです。
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11/4 11:38
こちらは中宮祠本殿ですが、残念ながら保存工事中でした。来年度に完了予定だそうです。
金色のマスの像がありました。「願いかなえます」だそうです。登山中に熊と遭遇しないよう、お願いします。
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11/4 11:39
金色のマスの像がありました。「願いかなえます」だそうです。登山中に熊と遭遇しないよう、お願いします。
こちらは「牛石」です。牛を曳いて馬返しの結界(牛もNG)を破った者が石にされた姿とされます。
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11/4 11:42
こちらは「牛石」です。牛を曳いて馬返しの結界(牛もNG)を破った者が石にされた姿とされます。
何故かトトロの像がありました。以前来た時は無かった気がしますが…。
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11/4 11:43
何故かトトロの像がありました。以前来た時は無かった気がしますが…。
こちらはアンパンマンでしょうか?なかなか遊び心のある神社です。
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11/4 11:45
こちらはアンパンマンでしょうか?なかなか遊び心のある神社です。
下山後はこの辺りの定番ですが、やしおの湯で冷えた身体を温めました。いろは坂を下った辺りは、まだまだ紅葉がキレイでした。
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11/4 12:42
下山後はこの辺りの定番ですが、やしおの湯で冷えた身体を温めました。いろは坂を下った辺りは、まだまだ紅葉がキレイでした。
温泉の後は食堂でやしお定食(1700円)を頂きました。ボリュームがあって美味しかったです。
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11/4 13:48
温泉の後は食堂でやしお定食(1700円)を頂きました。ボリュームがあって美味しかったです。
男体山お疲れ様でした。
これ以上、望む必要が無い程の秋晴れですね。
2ヶ月間、日差しが無い山が続いているため、羨ましい限りです。
また、1000円入山料が必要とは、初めて知りました。
入山料を取る山が増えるのはどうかと思いますが、代わりに登山道を整備して貰えるならば、それもありかなと思います。
一方、TOP写真の左側後方に映っているのは、浅間山ですか。
コメントありがとうございます。
眺望のない山はともかく、男体山は天気の良い時に登りたいと思っていたので、好天に恵まれてラッキーでした。
なお、入山料(登拝料)は20年以上前からあったと思いますが、登られたのは(駐車できた頃の)志津峠からですか?向こうのルートも歩いてみたいと思っています。
また、TOP写真は太郎山神社の少し上から中禅寺湖をフォーカスして撮っているので分かりづらいですが、左側後方は富士山です。右側後方の白く見える山が浅間山になります。
同じ、中禅寺湖側から登りました。
もしかしたら、神社開所前のため素通り出来たのかも知れません。
ああ、そうだったんですね。
確かに開山期間外や開所時間前でも、少し裏に周れば登るルートはありますね。
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