阿蘇山(高岳・中岳)

- GPS
- 04:53
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 722m
- 下り
- 721m
コースタイム
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
写真
感想
仙酔峡駐車場に着き、仙酔尾根コースを登り始める。すると直ぐに登山道脇にミヤマキリシマが咲いている。本来は5月下旬から6月上旬に咲く花だが、この時期にも少し咲くようだ。
尾根に出て直ぐにルートから少し外れて西側を真っすぐに進むが、20mほど進んでからもう少し東側を通るのだったことが分かる。
尾根の道は結構急な斜面を真っすぐに登り、噴火した岩がゴロゴロしていいて歩きにくい。
1時間ほど歩くと中間点と書かれた所に着き、休憩を取る。国土地理院の地形図に標高1,146mと書かれた所のようだ。東側を見ると鷲ヶ峰の尖ったピークがいくつか見える。
11時半頃になると中岳噴火口から上がる噴煙が見えてくる。間もなく尾根に出て仙酔分かれと書かれた標識の分岐に着く。ここから左に進むと高岳東峰で、右に進むと高岳だ。小生は2007年5月13日にも同じコースを登っているが、その時はまず高岳東峰に行ってから高岳に向かったのだった。
仙酔分かれから見下ろすと、仙酔峡駐車場やその先の麓の集落の広がりがよく見える。また、南東を見ると月見小屋という避難小屋が見えて、その先に3人ほどの人が見える。どうも絶壁を覗きに行っているようだ。後で地形図を見て確認すると、絶壁の手前まで道が付いているようだ。
また、高岳東峰の天狗の舞台と呼ばれる南側斜面から月見小屋付近の平の所は、5月下旬から6月上旬にはミヤマキリシマが満開になって広がるきれいな所のようだ。この時期にも来てみたいものだと思う。
阿蘇山の最高峰である高岳までは8分ほどの道のりだ。山頂からは中岳、中岳噴火口、周りの展望が素晴らしい。また、山肌が通常の山とは異なり、火山特有のものだ。中岳には35分ほどで着く。
下って行き、左に砂千里ヶ浜を見下ろしながら歩き、馬ノ背と呼ばれる所を通り、火口東展望所まで行く。噴火口から立ち上る噴煙はすごい量だ。ここからの道は簡易舗装された歩きやすい道だ。ただ、所々は噴火による被害と思われる跡がある。その先の道脇脇にはいくつかの避難壕(シェルター)があり、その上には飛んできたと思われる噴石がたくさん載っている。下って行くと旧火口東駅の所を通る。今は何もなく更地となっているが、ここには仙酔峡ロープウェイの火口東駅があったのだ。しかし、2010年5月にモーター故障のため運休していたが、2016年4月の熊本地震によりアクセスする市道が崩壊し、施設自体も被災したため運転再開が困難になり、廃止されたそうだ。
西側には1958年から運営されていた阿蘇山ロープウェイがあったが、2016年4月の熊本地震と2016年10月の大規模な中岳噴火により駅舎やゴンドラなどに被害が生じ、当面の運行再開は困難な状況となり、廃止されたそうだ。
ここから少し下るとすずめ岩ルート分岐がある。噴火警戒レベルが高くなると火口東展望所経由のコースは通行止めとなり、すずめ岩ルートを通らなくてはいけなくなる。しかしこのコースはかなり険しいコースのようだ。(次の動画参照:【阿蘇高岳】仙酔峽からすずめ岩迂回ルート)
左に廃止されたロープウェイの支柱を見ながら下って行くと、45分ほどで仙酔峡駐車場に着く。
レンタカーで30分ほど走ると、宿泊する阿蘇内牧温泉 阿蘇乃湯に着く。
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