奥久慈男体山

- GPS
- 04:19
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 947m
- 下り
- 946m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:20
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大遠地駐車場が満車な場合、滝倉トンネルおよび男体山トンネル周辺にそれぞれ3台くらい、古分屋敷駐車場に数台、そしてやや歩きますが弘法堂駐車場に数台駐車することができます、 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
大円地山荘脇の木道は崩落が進んでいます。踏み抜きや転倒に気をつけます。 濡れていると登山者によって磨かれた岩や木の根は大変に滑りやすくなります。また赤土の露出部分もいくらかあり、滑りやすいです。 一般コースの頂上稜線は南側は断崖、北側も急斜面です。道幅が狭いのですれ違い時にはお互いに接触しないように注意します。 落葉がかなり進んでおり、紅葉前半戦は終了という感じです。正確には紅葉する前に落葉が進んだようです。でもご安心ください、これからイロハモミジが真っ赤に色づきます。11月に冷え込んでくれれば。 気温は山頂が11時に13度、大円地越は11時30分に14度でした。やや暖かめかもしれません。 |
写真
装備
| 備考 | ヘッドライト、スマホGPS、雨具、タオル、ゴム引き軍手(商品名「タフレッド」)、水、行動食。 |
|---|
感想
文化の日の三連休初日の土曜日は雨のはずだったが、幸運にも金曜日の晩のうちに一番悪い時間帯が過ぎてくれた。台風並みの風と激しい雨音にどうなるかと思っていたが、土曜日は特に雨に当たることもなく、気持ちの良い山行ができた。健脚コースの鎖場は意外と水はけがよく、筆者が最大の難所と呼んでいるスラブを水が流れていたほかは、取り立てて濡れた岩もなく、気持ちよく遊んでもらうことができた。
林道、登山道ともあちこちに、強い水の流れがあったことをうかがわせる落ち葉の吹き溜まりがあった。登山中にいくつかの滝を見て回ることもできた。一般コースの途中でも普段聞かない水音を聞くことができたし、実際そういった臨時の流れの水をペットボトルに汲んで、帰宅後のお茶に使うことさえした。もっともこれは雨上がりの沢水の常で、少々にごり水だったのだが。
この季節になると、奥久慈の紅葉狙いの登山者が増えてくるだろう。10月、いやもしかしたら9月の段階から気になっていたかもしれないが、今年は奥久慈の落葉が早い。今回の登山でも、一般コースの頂上稜線の広葉樹はすでにあらかた葉を落としていた。落葉の時期は決まっていて、そのときに冷え込むかどうかということで紅葉の美しさが決まるということのほかに、確証はないのだが、高温障害で山の落葉の時期が2週間くらい早まっているようにも思える。この点は筆者自身が昔の記録を引っ張り出してみればわかることかもしれないが。
ただ、奥久慈紅葉、後半の主役であるイロハモミジはまだ青々としている。この山行の二日後、11月3日からようやく古おの時期らしい寒さがやってきたから、一般コース、および健脚コース下部が真っ赤に染まることを期待しても良いだろう。
筆者が一番気に入っているのは、かつて標識に割れた山岳ヘルメットが乗っていたことから「割れヘルメットの谷」と筆者が勝手に呼んでいるところの、健脚コースの鎖場が始まる箇所の谷だ。今回の山行ではまだまだ緑だったが、もうじきイロハモミジの深紅を中心に、黄色、赤銅色、黄金色、常緑樹の緑、逆光の木の幹の黒、そしてバックの青空と、鮮やかな色のパッチが複雑な模様を作り出す様子を楽しむことができるだろう。
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