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記録ID: 8879065
全員に公開
ハイキング
関東

天丸山+帳付山

2011年11月14日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 埼玉県
 - 拍手
GPS
05:10
距離
8.4km
登り
1,141m
下り
1,143m

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
0:00
合計
5:10
7:00
65
8:05
26
8:31
22
8:53
86
10:19
111
12:10
0
12:10
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天丸橋登山口駐車場 無料
7:00<0分>天丸橋駐車場
駐車場には誰も居ません。
周辺の地域(奥名郷の山村)・・・まず、美しい自然と、この険しい山奥に民家の集落が存在することに驚きました。山の急斜面に作られた棚田(田んぼではなく畑でしたが・・・)など見事です。
7:00<0分>天丸橋駐車場
駐車場には誰も居ません。
周辺の地域(奥名郷の山村)・・・まず、美しい自然と、この険しい山奥に民家の集落が存在することに驚きました。山の急斜面に作られた棚田(田んぼではなく畑でしたが・・・)など見事です。
すっかり落葉した登山道、濡れています。
すっかり落葉した登山道、濡れています。
天丸沢を沢伝いに登る。結構、水量が多いです。
天丸沢を沢伝いに登る。結構、水量が多いです。
石の上には苔があり、滑ります。充分注意しながらの登りです。
石の上には苔があり、滑ります。充分注意しながらの登りです。
アルミ梯子
沢登りのあとは、左の尾根にそれて、ジグザグの急登り。正面に大山の山頂が近づいてきます。
沢登りのあとは、左の尾根にそれて、ジグザグの急登り。正面に大山の山頂が近づいてきます。
しばらくすると、緩斜面に出ます。そこにはミズナラの原生林があり、独特の雰囲気をかもし出しています。
しばらくすると、緩斜面に出ます。そこにはミズナラの原生林があり、独特の雰囲気をかもし出しています。
7:53<53分>大山分岐
ここからの大山への登りは登山道が良くわからず(落ち葉で見えない)適当に急斜面を登ります。山頂(※山頂はもっと奥にある)は見えるので何処を通っても問題ありません。
7:53<53分>大山分岐
ここからの大山への登りは登山道が良くわからず(落ち葉で見えない)適当に急斜面を登ります。山頂(※山頂はもっと奥にある)は見えるので何処を通っても問題ありません。
急斜面を登りきったところに大きな岩が聳えています。ロープを使って注意深く登ります。
山頂かと思うと更に奥に進み、また登ると奥に進み、なかなかたどり着きません。
急斜面を登りきったところに大きな岩が聳えています。ロープを使って注意深く登ります。
山頂かと思うと更に奥に進み、また登ると奥に進み、なかなかたどり着きません。
8:05<65分>大山山頂
8:05<65分>大山山頂
北側・・・手前の禿げた山がこれから登る『天丸山』です。平成7年の山火事でこのような姿になってしまいました。
北側・・・手前の禿げた山がこれから登る『天丸山』です。平成7年の山火事でこのような姿になってしまいました。
南側(埼玉県)・・・日本100名山『両神山』の山影が近くに見えます。

山頂の朝日というのは本当に気持ちがいい。パワーを貰える感じがします。
南側(埼玉県)・・・日本100名山『両神山』の山影が近くに見えます。

山頂の朝日というのは本当に気持ちがいい。パワーを貰える感じがします。
シジュウカラ
再び大山分岐まで戻り、次の目的地「天丸山」へ向かいます。途中倉門山を通過しますが、思わず見過ごしてしまうような山頂です。
再び大山分岐まで戻り、次の目的地「天丸山」へ向かいます。途中倉門山を通過しますが、思わず見過ごしてしまうような山頂です。
8:38<98分>天丸山分岐
8:38<98分>天丸山分岐
分岐から天丸山までは緩やかな下り・・・しばらくすると大きな岩が眼前に聳え立っています。

ほぼ垂直な岩をロープをつかんで登ります。
分岐から天丸山までは緩やかな下り・・・しばらくすると大きな岩が眼前に聳え立っています。

ほぼ垂直な岩をロープをつかんで登ります。
8:53<113分>天丸山山頂
【天丸山】プロフィール
天丸山は埼玉県境に接する原生林のうえに、特色のある岩峰をそばだたせている。諏訪山とともに西上州の秘峰といわれ、群馬県の環境保全地区に指定されている。平成7年(95年)12月27日の山林火災により山頂部北側は手がかりとなる樹林がなくなるなど危険な状態になっている。このため上野村では天丸山山頂までの登山の自粛を呼びかけている。隣接する大山には天丸山の奥に海鷲の棲む大岩山があって、その岸壁に巣くう鷲は、遠く日本海まで飛翔し海の魚を漁るとう伝説がある。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)
8:53<113分>天丸山山頂
【天丸山】プロフィール
天丸山は埼玉県境に接する原生林のうえに、特色のある岩峰をそばだたせている。諏訪山とともに西上州の秘峰といわれ、群馬県の環境保全地区に指定されている。平成7年(95年)12月27日の山林火災により山頂部北側は手がかりとなる樹林がなくなるなど危険な状態になっている。このため上野村では天丸山山頂までの登山の自粛を呼びかけている。隣接する大山には天丸山の奥に海鷲の棲む大岩山があって、その岸壁に巣くう鷲は、遠く日本海まで飛翔し海の魚を漁るとう伝説がある。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)
山頂より、西上州マニアあこがれの秘峰帳付山。重量感あふれる山容は哲学者的な風貌だが、油断ならない岩稜を持つ。
山頂より、西上州マニアあこがれの秘峰帳付山。重量感あふれる山容は哲学者的な風貌だが、油断ならない岩稜を持つ。
北側の眺望
再び天丸山分岐に戻り、帳付山へ向かう・・・予定でしたが、この分岐を無視して倉門山の山頂標識まで戻ってしまいました。急いで引き返すはめに・・・涙。
分岐を西に下ると馬道のコルが現れる。かつての上州(現在の群馬県)と武州(現在の埼玉県)とを結んだ交易路。
なぜ、こんな山奥に、これ程の集落が存在したのかはっきりしました。この交易路のおかげなんですね。
再び天丸山分岐に戻り、帳付山へ向かう・・・予定でしたが、この分岐を無視して倉門山の山頂標識まで戻ってしまいました。急いで引き返すはめに・・・涙。
分岐を西に下ると馬道のコルが現れる。かつての上州(現在の群馬県)と武州(現在の埼玉県)とを結んだ交易路。
なぜ、こんな山奥に、これ程の集落が存在したのかはっきりしました。この交易路のおかげなんですね。
ここから帳付山までは西へ尾根を進む。
ここから帳付山までは西へ尾根を進む。
右手に帳付山の山頂を見ながら進みます。
右手に帳付山の山頂を見ながら進みます。
ここで問題が発生。この尾根道は、途中で大きな岩にぶつかると巻き道に針路を変更するのですが、そのときに本コースではない巻き道に進んでしまう恐れがあるのです。
迷いやすいためそこら中にビニール紐が付いているのですが、それでも間違えてしまいました。
私の場合、それた巻き道から無理やり尾根まで登って本コースに戻りました。
ここで問題が発生。この尾根道は、途中で大きな岩にぶつかると巻き道に針路を変更するのですが、そのときに本コースではない巻き道に進んでしまう恐れがあるのです。
迷いやすいためそこら中にビニール紐が付いているのですが、それでも間違えてしまいました。
私の場合、それた巻き道から無理やり尾根まで登って本コースに戻りました。
最後の急斜面を登る。
最後の急斜面を登る。
10:19<199分>帳付山山頂
山頂は森閑としたとした樹林の中・・・何もなし。
10:19<199分>帳付山山頂
山頂は森閑としたとした樹林の中・・・何もなし。
更に奥に進むと西端にでる。北から北西にかけて大きな展望が開けている。最高の休憩所でした。(ただし1人くらいのスペースです)
更に奥に進むと西端にでる。北から北西にかけて大きな展望が開けている。最高の休憩所でした。(ただし1人くらいのスペースです)
北側・・・西上州の山々
北側・・・西上州の山々
来た道を戻る。一気に大山分岐まで来てしまいました
来た道を戻る。一気に大山分岐まで来てしまいました
天丸沢はこのような小さな滝がいくつも見られます。透き通っていて綺麗です。

このきれいな水はいずれ神流川(利根川水系)と合流します。
天丸沢はこのような小さな滝がいくつも見られます。透き通っていて綺麗です。

このきれいな水はいずれ神流川(利根川水系)と合流します。
12:10<310分>天丸橋登山口に到着
12:10<310分>天丸橋登山口に到着

感想

今日の3山はそれぞれ特徴があり、非常に面白かった。帳付山までは迷いやすいという話は聞いていましたが、やはり間違えました。しかし基本尾根に従って進めばよいのでそれほど心配する必要は無いと思います。気になったのは天丸山分岐辺りから帳付山にかけて鹿の食害が多く見受けられたことです。赤城山と同じで、樹木は立ち枯れし、植物の芽も食べられてしまいます。そのことが少し気がかりです。平日ですが、関東100名山(帳付山)群馬100名山(天丸山)とメジャーな山ですが、他の登山者とは最後まで行き逢うことはありませんでした。ここが関東の秘境とうたわれたことに十分納得ができる素晴らしい山でした
追記   平成23年11月28日のニュース
27日午前6時ごろ、高崎市の男性会社員(59)の妻から「登山に出かけた夫が戻らない」と藤岡署に届け出があった。男性は26日午前5時半ごろ、上野村の天丸山(標高約1500メートル)周辺に行くと家族に伝えて出発。同村野栗沢から1人で入山したとみられる。27日朝から同署員や消防団員、県警ヘリが捜索したが、同日夕までに発見できていない。男性は登山歴約30年のベテランだという。
28日 14:00ごろ帳付山付近で群馬県警により救助。岩場から滑落して両手足を打撲していたそうです。命を落とさなくて良かったです

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