【長野】白駒池〜ニュウ(北八ヶ岳)

- GPS
- 04:10
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 269m
- 下り
- 269m
コースタイム
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 4:11
私にとってのニュウは約8年半振りの再来であり、大まかな登山道の状況は変わっていなかったが、駐車場から池までの木道が整備され、湿原の木道も延伸工事中など整備が進んでいた。8年前は50歳代ということもあり幾つかのピークを駆け歩いたが、今回はコースタイムの1.4〜1.5倍でゆっくりと廻った。
帰路は余力もあったので、白駒池を反時計回りに回って青苔荘の船着き場から池を眺めてから駐車場に戻った。
参考)
青苔荘のボートは30分1000円、白駒荘は30分1500円(2000円から値下げしたようだ)。
ボート船体はもちろん、船着き場の整備などコストがかかるのに加えて需要を考えると「これでもやっとなんだろうね〜」とツレと会話。
ちなみに手漕ぎボート30分は、白樺湖で1000円、蓼科湖で2500円。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:メルヘン街道(国道299号)〜(略)〜中央道・諏訪南IC〜首都高 集合場所・時間 07:00 白駒の池入口駐車場 180台(第一/第二駐車場合計) 普通車600円(0〜24時) ※24時をまたぐ場合は2日分 トイレ協力金50円(男女ともに綺麗なトイレ、洋式水洗) 国道299号線冬期通行止めのため令和7年度は11月12日最終 ※第一駐車場にはトイレや売店があります。 国道の反対側にある第二駐車場は閉鎖されており、第一駐車場満車など係員の判断で解放されるようです。 ※係員常駐時間外の対応 駐車場入口の管理棟前にある封筒に料金を入れ、車ナンバー記入のうえ、管理棟ポストに投函。下山して戻るとワイパーに領収書が挟んでありました。 ※トイレは到着時に2人分100円を投入。入山前にツレ、下山後に私が利用。 協力金なので1回50円か1人50円かは自己判断で良いかと。 これだけ綺麗にしていただいているので、一人100円でも良いと思った。 参考) ・1.3Kmほど離れた麦草峠付近に公共駐車場(30台、無料、トイレ)がある ・麦草ヒュッテにも駐車場所があるが、ヒュッテ利用者用 ・メルヘン街道の麦草峠〜白駒池駐車場辺りの少し奥行きのある路肩は路肩駐車防止のためにロープが張られている。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
・湿原もあり木道もかなり整備されているが、水はけが良くないのか大きな水溜りが各所にあった(当日は氷点下だったので凍っていた)。そのため、周囲の森の中に迂回路が沢山出来ていた。また、水溜りでは無く泥濘化しているであろう場所も凍土となっていて靴を汚さずに歩くことが出来た。 そういった状況の対策として木道の架け替えと新設工事が行われていた。10月28日にヘリで材料が到着し、29日は測量中とのこと。来シーズンはもっと歩き易くなっているものと思います。 ・白駒池から離れる「ニュウ分岐」まではほぼ平坦 白樺尾根とニュウの分岐から岩交じりの登りが始まるが、鎖やロープが必要な個所は無い。 稲子湯分岐を過ぎて、山頂直下の最後の指導標の上は富士山も見える景色の良い開けた場所に躍り出る。 その先の山頂(岩峰)は注意して登りたい。 白ペンキで矢印などのマークがあるが、マーク以外のルートを登っている方も居た。 山頂部は三角点とその周辺となり、数年前に進めた山頂南東側はロープが張られていたので危険なので立入禁止になったのだと解釈した。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ミドルレイヤ
ハードシェル
秋冬ズボン
靴下
グローブ(フリース+防風)
トレランシューズ
ザック
行動食770Kcal
飲料(スポドリ500ml・水500ml
お湯500ml)
熊鈴
笛
計画書(compassも登録済)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
スマホ
時計地図
タオル
ストック
カメラ
雨具(ハードシェルで代替)
レジャーシート
ファーストエイドキット
ツェルト
チェーンアイゼン
アプリ(山と高原地図・コンパス・GPS・ヤマレコ)
ココヘリ
|
|---|---|
| 共同装備 |
在宅者用アプリ(いまココ)
|
感想
平日朝7時の駐車場は20台も停まっていなかったと思うが、11時頃に戻ったら40台以上に増えていたように思う。
登りはじめ(歩き始め)は、単独者と2人連れで10人も居なかったが、山頂を堪能し、直下の開けたところでおやつを食べながら小休止する9時半頃には、次々と人が上がってきた。下山途中でも多くの方や団体とスライドした。青苔荘に到着すると、駐車場から近くアップダウンもほぼ無いことから荷物を持たない観光客も見かけるようになった。
それだけ人が居ても、苔や湿原、森そのものの音響効果だろうか、静かな、落ち着いた、包み込まれるような森だった。
白樺尾根分岐までのスタートから約1時間はほぼ平坦。平坦がゆえに大きな水溜りや泥濘個所も多く、緑のロープの外側には行かないように注意しながら、臨機応変に周囲に出来た踏み跡を進む。そういった場所に木道新設の工事が行われるようで、当日も測量を行っていた。材料はヘリで搬入済みとのことなので、今年度中に整備が進むものと思う(少なくとも、11月13日?のメルヘン街道冬季閉鎖までの間は工事が行われるのだろう)。新たな木道が出来れば周囲への迂回も不要となり、新たにロープも張って、年十年もかけて植生再生が行われるのだろう。10年後は後期高齢者になっているが、再び訪れようと思う。
ピークを巡って駆け抜けた8年前は「にゅう」って何??と思った一つのピークでしかなく、山頂標識が無かったので三角点で記録写真を撮ったのだが、改めて、ゆっくりと大地を踏みしめ景色を見ながら登ってみると、最後の最後で岩峰も楽しめ、富士山や荒々しい八ヶ岳の山体も望むことができる(それも駐車場から短時間で)マイナーと言われているが、良いピークだった。
(考察?)「にう/乳」の表示について
ヤマレコのデータでは「ニュウ(にゅう) / ニュー/にう/乳/入」と表示
◆名称の由来
A)稲わらの「にう」説 : 刈り取った稲を円錐形や円柱形に積み上げた形が、山の山頂の岩峰に似ている
B)「乳」の形説 : 遠くから見た山の形が「乳」に似ている
◆今回の写真を分類
A) 「に う」「ニウ NI U」「にぅ※」 ※「う」の小文字
B) 「乳(ニュウ)」「にゆう」「にゆう NYUU」
その他) 「ニュー中山」
◆雑感1 「ニュー中山」はヤマレコデータを見ると「ニュー」という表記も認知されていることになるが、間に空白の一つも入れてくれないと、「にゅう」と「中山」の存在を知らない方は「ニュー塩原」のような一つの名称として読んでしまうのではないかと老婆心
◆雑感2 白駒池からのピストンでは、山行計画/記録の標高グラフを見るとみごとに「乳」の形になっているのも偶然と済ませて良いものか?
◆雑感3 ヤマレコデータに「入」というのがあるので、山中のどこかにそのような表示があるのか・・・見てみたいものだ。
(疑問)
8年前も今回も「にゅう」の山頂標識らしきものを見かけなかった。
「にゅう」の山頂名プレートの写真を2021年8月にアップしている方が居たが、どこにあったのだろうか・・・
10年後に再訪したい理由の一つでもある。
jpn_kamoshika










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