焼肉竹の親父の山歩記 山辺の道/北コース前半(奈良県)奈良駅-帯解駅 この景色を見なきゃ絶対損

- GPS
- 04:31
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 223m
- 下り
- 225m
コースタイム
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
奈良県の山辺の道は、石上神宮を真ん中にして、桜井までを南コース、反対の奈良までを北コースと呼ばれている。
前回は古道の雰囲気と道中のお寺や歴史、文化をこの目で確かめ、また、散在する野菜・果物などの無人販売所の多さに驚くと共にその値段の安さに感動した南コース。
そして何より、自然や金剛山や大和葛城山、二上山、大和三山をはじめとする風景の美しさを道中、ずっと楽しむことができた。
そこで今回は、南コースに比べて圧倒的に歩く人の少ない北コースを奈良駅から歩いてみた。
道中、桜井から奈良までを歩いている強者の方に出くわし、お互いの健闘を讃えあった(私は当日その方の1/4の距離)のも良き思い出。
そう、はじめは奈良駅から石上神宮まで歩くつもりだったのだが、来る道中で、毎度のことながらスタートの遅い故の時間的な問題もあるし、何より余裕なく焦ってただ歩き続けるより、余裕を持って、お寺に寄ったり、時に立ち止まり景色をゆっくり眺めたりとした散策の方が絶対価値があると思い直した。
競技でもないし、早く歩く必要もない。
道を楽しむ、道楽なのだから。
したがって、地図を見直して、奈良から石上神宮までの中心辺り、かつ、最寄りの駅がなるべく近い所ということで、円照寺辺りをこの日のゴールと決めた。
帯解駅が比較的近いのも都合が良い。
そして次回に石上神宮あたりの駐車場に車を停め、天理駅からJRに乗り、この駅で降りて続きを歩く段取りとした。
北コースは南コースと比較してつまらないと言う方も散見されたが、私個人としては南コースと違わぬ面白みがあった。
特に500円の拝観料は必要だが、写真に残した白毫寺(びゃくごうじ)から眺める奈良盆地と生駒山山域の壮大な景色は、それだけで行く価値がある。
ほとんど標高差のない道中、この寺に行くのには少々の坂と石段はあるが、労力に比して得られる報酬は抜群に高い。
晴れた日に訪れることを強くお勧めしたい。
(※道中、ヤマレコの地図に従ってたら川で行き止まり、引き返したところがあるので要注意)
コメント
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鬼眞




山の辺の道 北コースも挑戦されたのですね。
あることは知っているのですが、あまりに南コースの方が有名で行っていません。
写真を拝見すると、趣のある寺社や石仏があって歩きがいがありそうですね。
いつか北コースも歩きたいと思っています。
暇な店からこんばんは。
YouTubeやネットで検索すると、南コースがあまりにも楽しく、こちらは地味で退屈などという感想が散見されました。
でも実際に歩いてみると、そんなことはなく、おっしゃる通り、有名そうですが立ち入り禁止の神社や石仏、ため池、竹林、趣のある道などがあり、個人的には充分満足しました。
また、南コースと比較して開発が進み、どこが日本最初の古道なのか分からず、普通のハイキングコースがそう呼ばれているだけに過ぎないという解説も何かで読みました。
でもそうであっても、奈良の田舎の道は本当に静かで自然に囲まれ、心の底から癒されますね。
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