20251026大島in瀬戸内国際芸術祭2025(リングワンデルング・北山・相愛の道)

いっしゃん
その他1人 - GPS
- 05:00
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 143m
- 下り
- 143m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:01
| 天候 | 雨のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
船
大島港15:00発−高松港15:30着 官有船であり無料。マスク着用。私語禁止。 |
写真
今、思い出しても涙がでる😭皆さまも御二人に祝福を🕴🌹
感想
県内の山、島、ほぼ回ったものの、大島には行けてない。
大島と言えば、ハンセン病の大島青松園のある島。
誰もが気軽に行けるところで無いと思っていたら、瀬戸内国際芸術祭の会場になっていることを知り、行ってみることに。
計画話したら、kirichanさんが一緒してくれました。
・瀬戸内国際芸術祭2025 大島
https://setouchi-artfest.jp/place/oshima/
大島へ行くには、官有船で高松港から30分。無料とのこと。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/hansen/osima/access.html
注意事項として、ハンセン病回復者の心情を理解して、マナーを守った作品鑑賞、屋内でのマスク着用、入所者の生活区域への立ち入り禁止、等あります。
ただ、社会交流館や島の北側は山の麓をぐるりと一周遊歩道を切り開いた「相愛の道」等、自由に見て回れるところが多くあり。排他的ということは一切なく、訪問者に開かれた環境のよう。
ここで改めて、ハンセン病や大島青松園について、学んでみる。
ハンセン病とは、らい菌によって皮膚や目、末梢神経などが侵される病気。早期発見と確実な治療が行わなければ重大な後遺症が残るが、戦後には治療法が確立されていたそう。
しかし、1996年に「らい予防法」が廃止されるまで約90年、入所者は強制隔離されていたとのこと。入所者の社会復帰は彼らの高齢化・身体障害・偏見差別観の存在により、わずかしか進展していないのが現状だそう。
現在、入所者全員のハンセン病に関する基本治療は終了しており、2018年4月末時点、入所者数56名(男性29名、女性27名)平均年齢は約84歳。
大島青松園は医療機関ではあるが、生活の場所でもあるとのこと。
予習を済ませて、配慮の心を忘れずに大島へ。
島にはたくさんの方が訪れてて、こえび隊のガイドを熱心に聞き入られてました。
我々は少しでも多くを見て回りたいので、自分の足と目で。
瀬戸芸作品のチラシで展示物を把握、社会交流館のジオラマ、パネルで島の生活を理解し、周遊を開始。「Nさんの生活」や「解剖台」で大きなショックを受けました。
「リングワンデルング」の山歩きで自然の癒しを思い出し、瀬戸芸をきっかけに登山道を整備し直せたことは嬉しく思います。
教会「結ばれて当たり前なる夫婦なりしよ」は涙なくして見れませんでした。自分の当たり前の日々を感謝するよい機会にもなりました。
決して広くない大島。十分、時間あると思ったのにあっという間に船の時間。
今回、香川県内の近くて、行ったことのなかった島「大島」初めて訪問して、島の歴史を知り、心に記憶に大きく残るものがありました。
瀬戸内国際芸術祭をきっかけにこのような体験ができたことに感謝します。
関係者の皆様、誠にありがとうございました🙇♂🙇♂🙇♂
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