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Yamareco

記録ID: 8859171
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

日本百名山!紅葉の苗場山🍁 小赤沢三合目↑↓

2025年10月25日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:42
距離
9.2km
登り
846m
下り
849m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:55
休憩
0:46
合計
5:41
距離 9.2km 登り 836m 下り 836m
10:40
11:15
1
13:34
ゴール地点
天候 薄晴れ・山頂少しガス
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーで栄村から国道405号線を走り小赤沢三合目駐車場へ。一部通行止めになっており、迂回路を走行する必要あり。通行回復は時期未定らしい。帰りは峠道を超え、そのまま奥志賀高原方面へ抜け帰宅。
コース状況/
危険箇所等
全体的に岩がドロで結構滑ります。鎖場は大した事ないものの、足上げが必要な箇所多数あり。
その他周辺情報 析出物たっぷり温泉→小赤沢温泉 楽養館
完全露天(河原)で自分でスコップを掘って入る天然温泉→切明温泉
今回は入らず帰りました。
時刻は朝6時、国道117号線を走り魚沼市方面を目指します。一部このように雲海が出現しており、霧の中を走行する必要がありましたのでお気をつけください。暗いともっと危険かも。
2025年10月25日 06:00撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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10/25 6:00
時刻は朝6時、国道117号線を走り魚沼市方面を目指します。一部このように雲海が出現しており、霧の中を走行する必要がありましたのでお気をつけください。暗いともっと危険かも。
7時半過ぎに小赤沢3合目駐車場へ到着。天気は薄い晴れ、気温も思ったよりは暖かい。
2025年10月25日 07:34撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 7:34
7時半過ぎに小赤沢3合目駐車場へ到着。天気は薄い晴れ、気温も思ったよりは暖かい。
一応気温も計測しました。約15度です。
2025年10月25日 07:48撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 7:48
一応気温も計測しました。約15度です。
準備を整え登山開始。予定より少し早い8時前の開始となりました。
2025年10月25日 07:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 7:54
準備を整え登山開始。予定より少し早い8時前の開始となりました。
早速きれいな紅葉がお出迎えしてくれます。
2025年10月25日 07:56撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 7:56
早速きれいな紅葉がお出迎えしてくれます。
2025年10月25日 07:56撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 7:56
2025年10月25日 08:00撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 8:00
2025年10月25日 08:06撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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2025年10月25日 08:09撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 8:09
4合目までに結構標高が上がりますので、すぐに眺望も良くなってきます。
2025年10月25日 08:12撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 8:12
4合目までに結構標高が上がりますので、すぐに眺望も良くなってきます。
20分ほどで4合目に到着しました。
2025年10月25日 08:17撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 8:17
20分ほどで4合目に到着しました。
2025年10月25日 08:27撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 8:27
2025年10月25日 08:30撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/25 8:30
5合目に到着。登山開始から45分程度かかりました。
2025年10月25日 08:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 8:42
5合目に到着。登山開始から45分程度かかりました。
気持ちの良い秋晴れの空です
2025年10月25日 09:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 9:03
気持ちの良い秋晴れの空です
2025年10月25日 09:06撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 9:06
最初の鎖場に到着。少し滑るので丁寧に。そこまで危険ではありません。
2025年10月25日 09:07撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 9:07
最初の鎖場に到着。少し滑るので丁寧に。そこまで危険ではありません。
6合目に到着。登山開始から1時間15分。
2025年10月25日 09:11撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 9:11
6合目に到着。登山開始から1時間15分。
地味なトラバース
2025年10月25日 09:16撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 9:16
地味なトラバース
ここにも鎖あり。粘土質のためここも地味に滑ります。
2025年10月25日 09:17撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 9:17
ここにも鎖あり。粘土質のためここも地味に滑ります。
2025年10月25日 09:22撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 9:22
体感的にはここが一番厳しいかもしれません。高所恐怖症の人は苦手かも。
2025年10月25日 09:26撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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10/25 9:26
体感的にはここが一番厳しいかもしれません。高所恐怖症の人は苦手かも。
先程の鎖場を越えると7合目です。登山開始から1時間30分ほど。等高線を見るとわかりますが、7合目→8合目が一番急な登りになっているので気を引き締めていきましょう。急登とはいえないもののそこそこの傾斜を登ります。
2025年10月25日 09:27撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 9:27
先程の鎖場を越えると7合目です。登山開始から1時間30分ほど。等高線を見るとわかりますが、7合目→8合目が一番急な登りになっているので気を引き締めていきましょう。急登とはいえないもののそこそこの傾斜を登ります。
このように写真で見ても急であることがわかります。足上げが必要な場面も多々あるので攣らないように気をつけて下さい。
2025年10月25日 09:38撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 9:38
このように写真で見ても急であることがわかります。足上げが必要な場面も多々あるので攣らないように気をつけて下さい。
サクサク登ると7合目から20〜30分ほどですぐに8合目へ。登山開始から1時間50分ほど。
2025年10月25日 09:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 9:45
サクサク登ると7合目から20〜30分ほどですぐに8合目へ。登山開始から1時間50分ほど。
時刻は10時前ですが、この時点でも霜柱が残っていました。帰りは霜柱が解けて地面がぐずぐずになっている箇所が多数ありました。
2025年10月25日 09:48撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 9:48
時刻は10時前ですが、この時点でも霜柱が残っていました。帰りは霜柱が解けて地面がぐずぐずになっている箇所が多数ありました。
8合目付近より苗場山山頂方面を臨む
2025年10月25日 09:50撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 9:50
8合目付近より苗場山山頂方面を臨む
ついに見晴らしが良い稜線に出ました、登山開始から2時間弱。
2025年10月25日 09:51撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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ついに見晴らしが良い稜線に出ました、登山開始から2時間弱。
2025年10月25日 09:52撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 9:52
ロープが張られている向こうにはちょっとしたピークがありました。積雪期は登れるんですかね?
2025年10月25日 09:52撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 9:52
ロープが張られている向こうにはちょっとしたピークがありました。積雪期は登れるんですかね?
2025年10月25日 09:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2025年10月25日 09:54撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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木道を進みます。空がきれいな青空じゃないのが少し残念です。山頂方面も少しガスがありそうな雰囲気。
2025年10月25日 09:55撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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木道を進みます。空がきれいな青空じゃないのが少し残念です。山頂方面も少しガスがありそうな雰囲気。
2025年10月25日 09:57撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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2025年10月25日 09:58撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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栄村・日本海方面は多少青空あり!
2025年10月25日 09:59撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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栄村・日本海方面は多少青空あり!
心地の良い秋の風を感じながら山頂に向かって歩きます
2025年10月25日 09:59撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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心地の良い秋の風を感じながら山頂に向かって歩きます
2025年10月25日 09:59撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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こんなところに9合目が!登山開始から2時間10分ほど。
2025年10月25日 10:02撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 10:02
こんなところに9合目が!登山開始から2時間10分ほど。
2025年10月25日 10:23撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 10:23
2025年10月25日 10:24撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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小屋の屋根が見えました!
2025年10月25日 10:28撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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小屋の屋根が見えました!
苗場山山頂ヒュッテ・苗場山自然体験交流センターへ到着。ここから山頂は30秒ほどです。
2025年10月25日 10:31撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 10:31
苗場山山頂ヒュッテ・苗場山自然体験交流センターへ到着。ここから山頂は30秒ほどです。
苗場山登頂!登山開始から2時間40分ほど。
2025年10月25日 10:33撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 10:33
苗場山登頂!登山開始から2時間40分ほど。
三角点
2025年10月25日 10:33撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 10:33
三角点
山頂は木々に囲まれているため風があまりなく、登頂時点ではまだ薄く陽が差していたため暖かく、15度ほどありました。
2025年10月25日 10:39撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 10:39
山頂は木々に囲まれているため風があまりなく、登頂時点ではまだ薄く陽が差していたため暖かく、15度ほどありました。
2025年10月25日 10:40撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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10/25 10:40
お湯を沸かして軽くご飯を食べます。
2025年10月25日 10:41撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 10:41
お湯を沸かして軽くご飯を食べます。
コーヒー
2025年10月25日 10:48撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 10:48
コーヒー
わかりますか?氷が張っています。冬はもうすぐそこ。
2025年10月25日 10:54撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/25 10:54
わかりますか?氷が張っています。冬はもうすぐそこ。
おにぎり(とアルファ米ご飯も食べました)
2025年10月25日 11:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 11:03
おにぎり(とアルファ米ご飯も食べました)
山頂に1時間ほどいたらかなり冷えてきました。
2025年10月25日 11:11撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 11:11
山頂に1時間ほどいたらかなり冷えてきました。
こちらは山小屋前の休憩スペース、6度もありません。風も吹いており長時間休憩するには向いていないでしょう。
2025年10月25日 11:20撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 11:20
こちらは山小屋前の休憩スペース、6度もありません。風も吹いており長時間休憩するには向いていないでしょう。
2025年10月25日 11:26撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 11:26
というわけで下山します。山頂にはだいぶ長居しました。前日のWindyの予報だと11時過ぎくらいから山頂付近の天候悪化が予想されていたので、早く降りないと。
2025年10月25日 11:28撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 11:28
というわけで下山します。山頂にはだいぶ長居しました。前日のWindyの予報だと11時過ぎくらいから山頂付近の天候悪化が予想されていたので、早く降りないと。
2025年10月25日 11:34撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/25 11:34
2025年10月25日 11:49撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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2025年10月25日 11:50撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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2025年10月25日 11:51撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2025年10月25日 11:59撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 11:59
下山は鎖場を下降したり、膝を使う場面が多いので膝を傷めないようにしてください。もし可能なら山頂あたりでアミノ酸を補給すると良いでしょう。
2025年10月25日 12:05撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 12:05
下山は鎖場を下降したり、膝を使う場面が多いので膝を傷めないようにしてください。もし可能なら山頂あたりでアミノ酸を補給すると良いでしょう。
このあたりは紅葉している樹林と針葉樹林がきれいに分かれていますね。針葉樹は人によって植林されたのかな?
2025年10月25日 12:36撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 12:36
このあたりは紅葉している樹林と針葉樹林がきれいに分かれていますね。針葉樹は人によって植林されたのかな?
2025年10月25日 13:16撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 13:16
2025年10月25日 13:18撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 13:18
秋の登山道って感じ。
2025年10月25日 13:19撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 13:19
秋の登山道って感じ。
2025年10月25日 13:22撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/25 13:22
2025年10月25日 13:24撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 13:24
2025年10月25日 13:24撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/25 13:24
下山完了!下山にはおよそ2時間と少しかかりました。
2025年10月25日 13:33撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 13:33
下山完了!下山にはおよそ2時間と少しかかりました。
駐車場には青空がひろがっています。こちら側は18時くらいまで晴れそうな予報でした。
2025年10月25日 13:33撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 13:33
駐車場には青空がひろがっています。こちら側は18時くらいまで晴れそうな予報でした。
帰りは切明温泉という天然セルフスコップ出堀の河原の秘境温泉を見て帰りました。水着があったら入浴したのに!w
帰りはこのまま奥志賀高原方面に抜けて帰りました。
2025年10月25日 14:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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10/25 14:37
帰りは切明温泉という天然セルフスコップ出堀の河原の秘境温泉を見て帰りました。水着があったら入浴したのに!w
帰りはこのまま奥志賀高原方面に抜けて帰りました。
2025年10月25日 14:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
10/25 14:37

装備

個人装備
防寒装備必須です

感想

最近無茶な予定のせいで色々なプライベートのタスクが終わっていないことや、純粋に資金繰りが悪化(お金がねえ)ということもあり、先週は久々にゆっくりとした週末を過ごしていました。既に10月も終わりに近づいており、今年の終わりまであと2ヶ月と少し、私はどうしても11月に集中してしなければならないことがあり、登山に使える時間もあと僅かとなっていました。
この週末、あと1座何処かに登りたいと思い、積雪期手前の最後のシーズンである越後湯沢地域から未踏かつ紅葉シーズンの登山として気になっていた苗場山を選択。

もともと苗場山の山頂へのアプローチには2箇所あることは昨年から知っていました。この地域は標高の割に冬が来るのが早く、11月になると小赤沢3合目登山口のあたりは路面凍結のため車でアプローチするのが困難になると思っていました。

ご存じの方も多いと思いますが、主な登山道は2つ。
①祓川(はらいがわ)コース:
越後湯沢から登るため、関東圏からはアクセスしやすいでしょう。
総歩行距離はおよそ14km程度、累計獲得標高は+1200mのCT往復8時間コースです。
②小赤沢(こあかざわ)コース:
栄村方面から国道405号線を走り山奥を目指し、10月26日現在は一部通行止めのため迂回路を走行する必要があり、運転技術が求められるでしょう。
総歩行距離はおよそ9km、累計獲得標高は+850mのCT往復5時間半コースです。

当初は①の祓川コースからアプローチしようと考えていましたが、Windyの予報ではそちらはガスっている見込みであり、今回は二人で登ることにしたことに加え、山梨からだと高速代込で②のほうが安く上がりそうだったこともあり少し楽して登ることにしました。

ーーー

朝4時、いつものごとく高速の深夜料金割引のため4時前にICをくぐり高速に入ります。(しかし結局今年高速の深夜割引のシステムが改修されませんでしたね。。。)
そこからE20中央道→E19長野道→E18上信越道に入り、途中の豊田飯山ICで降り、ひたすら国道117号線を魚沼市方面へ向かいます。暫く走ると雲海の中を走ることになり濃霧となっているため注意が必要です。
実は今年の3月に積雪期巻機山登山(撤退)の帰りに通った道でした。そこから栄村・津南町付近から国道405号線(このあたりが国道なのは歴史をたどるとわかります)に入り、どんどん山奥に入っていきます。
一部地盤崩落のため通行止めになっている箇所があり、迂回路を使ってくださいという旨の立て看板があるので見落とさないように。このあたりはバイクツーリングしても楽しそうですねえ。
小赤沢から3合目駐車場に向かう峠道は4km程度ですが対向が困難な箇所も多くある細い道ですので、運転技術に自信がない場合は避けたほうが良いかもしれません。

無事に小赤沢3合目駐車場に到着したのはGoogle MapのETAより20分も早い7時半過ぎでした。細い道を抜けると急に出てくる駐車場はかなり広く、50台(山小屋いわく100台)ほど駐車できるようになっていました。
また併設されているトイレはウォーターガンで自分で流すぼっとんタイプで和式オンリーでした。あるだけありがたいですが、電灯などはないため注意が必要です。

8時前に登山を開始し、まずはきつそうな7合目の手前を目指します。
無事に鎖場を越えて稜線に出たのは10時前となりました。ソロだともっと早かったと思いますが、今日は相方の様子を見ながら登ったのでCT通りです。
池塘が広がる高原エリアにでるとそれはとても良い景色で、最近会津駒ヶ岳や燧ヶ岳ではガスっていたため、なんだかんだ今年初めて池塘の間の木道を気持ちよく歩けました。
Windyでは山頂の手前くらいまでぎりぎり薄い晴れ、11時〜12時の間に山頂方面からガスが流れてくる予報でした。この予報通り我々が到着したタイミングでは山頂あたりには少しだけ青空が見えましたが休憩している間にガスに包まれてしまいました。

帰りは休憩無しで降り続けること2時間、13時半あたりに下山完了しました。

小赤沢温泉で析出物もりもりの温泉に浸かろうと思っていましたがTシャツが汚れるほどの濃い温泉とのことで、今回はパス。せっかくなので切明温泉という天然河原の温泉を見て、峠道を走って帰りました。

ーーー

◯コース覚書;
小赤沢3合目駐車場〜8合目:
一部足上げが必要だったり、ドロドロとして滑る登山道をモクモクと登っていきます。すると5合目あたりから一部鎖場が出てきますが、丁寧の登れば問題ありません。グローブは忘れないようにしましょう。
おそらく霜が6合目あたりから出るためか、10月末時点では6合目付近からドロドロとしていました。
そこから、7合目からは優しめの岩場・鎖場が出現するので丁寧に登っていくとすぐに8合目です。8合目手前が少し大変で高所感があるので気をつけましょう。
8合目をすぎるともうすぐに山頂の池塘が広がる草原エリアに入ります。

8合目〜9合目〜山頂:
草原エリアから山頂まで基本的に木道が敷かれていますが、途中500mほど岩がゴロゴロしている場所を通過しないといけないのですが、多くの人が滑っていたのでここも注意が必要です。
最後の木道に入ると越後湯沢方面からの風が吹き付けるエリアに入るため、気温が少し下がり、風も強くなります。
山頂エリアは敷物を敷いて休憩できるほどのキャパシティがありました。

ーーー

何故か、彼の有名な苗場山に登るのがこんなに遅くなってしまいました。
苗場山といえば、私は越後湯沢と紅葉とスキーのイメージです。あとドラゴンドラとかいう日本最長のゴンドラも苗場山の山麓にありますね。
いざ登ろうと調べてみると、思ったよりも自宅からの移動時間が長くなく、日帰りできるなと思ったのが1週間ほど前でした。
そしてもう一つ、苗場山は関越道の近くにあることからも分かる通り、かなりの山奥であり、高崎方面からも津南町方面からの山頂を臨むことができず、基本的にはこのエリアの山頂からしか見えません。
これについて深田氏も同様の感想を述べており、だからこそ信仰されていたのでは、とのことだ。また驚くことに東京から見える一番遠い山だったらしい、今も見えるのかな?

深田氏が登ったのは1925年の5月、当時は沼田市までしか上越線がなかったらしく(執筆時はまだ新幹線はなかったはずなので、その自体はアプト式列車?)、沼田市から徒歩で三国峠を超え、赤湯から登ったらしい。そう考えるとモチベーションがすごすぎる。
結局深田氏は登頂を果たしたものの山頂はガスで、再訪はまだと述べているがそれは果たせたのだろうか。

ーーー

P.S. ちなみにこのあたりでは苗場山より鳥甲山(とりかぶとやま)のほうが有名かもしれません。そちらは日本200名山。またいつか登りにきたいものです。

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