記録ID: 8853437
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ハイキング
近畿
大宇陀・阿騎野 峠越え
2025年10月24日(金) [日帰り]
奈良県
くに
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 07:08
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 1,102m
- 下り
- 1,181m
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| 天候 | 曇時々晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
基本的にハイキングコースではないので、ヤマレコの地図なしにはとても歩けない。 |
写真
長谷寺駅から出発。今回の目的は、柿本人麻呂の「東の野にかぎろひの・・・」の歌で有名な大宇陀・阿騎野へ行くこと。
桜井から伊勢へ向かう国道から南に折れて、狛（こま）、岩坂の集落へ向かう。
磐座（いわくら）、神が鎮座したり、お供え物を置いたりするところ。
磚（せん、レンガのようなもの）を積み上げた独特な石室である。
桜井と大宇陀を結ぶ県国道に出た。女寄峠という優雅な名前の場所である。
桜井との境にそびえる音羽山。NHKで有名になった大和尼寺精進日記の寺は山の向こう側にある。
歌碑、「東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」
桜井に戻るが、半阪・小峠から粟原（おうばら）の集落を通る別の道に行く。人麻呂を含む一行がどちらをたどったかはわかっていない。
1
10/24 14:00
桜井に戻るが、半阪・小峠から粟原（おうばら）の集落を通る別の道に行く。人麻呂を含む一行がどちらをたどったかはわかっていない。
ここは近畿自然歩道だが、道の状態はよくない。男坂というのは神武天皇東征伝説にまつわる旧跡。
西峠の頂上。男坂は戦前には多くの人々が訪ねた旧跡だったのだろう。石碑は紀元2600年を記念して建てられたもの。
集落の一番上に粟原寺跡がある。飛鳥時代に建てられたものだ。中臣大嶋が天武天皇の冥福を祈るために建てた、という。
この寺の塔の伏鉢が多武峰の談山神社にあり、その銘文から寺の成り立ちなどがわかる。
感想
柿本人麻呂が「東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」の歌を詠んだのが大宇陀・阿騎野である。ここは奈良県桜井市の南の山間地現宇陀市にある。人麻呂は持統天皇の世に、その孫軽皇子の狩りの一行に加わってこの地を訪れた。その阿騎野へ、都のあった飛鳥から辿った道は数通り考えられている。今回行きと帰りに辿った道が有力な候補だが、帰りの道が距離も短く、登りもやや少ないようにみえた。
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