焼岳 紅葉終盤&槍・穂高の絶景


- GPS
- 05:23
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 866m
- 下り
- 867m
コースタイム
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6:00 安曇野穂高発 7:20 新中の湯登山口P(ほぼ満車、路肩駐車可)トイレはない <復路> 13:10 新中の湯登山口P発 14:40 自宅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない 泥濘多少ある |
その他周辺情報 | 中の湯 乗鞍 沢渡 白骨など温泉多数 |
写真
感想
2025年(令和7年)10月21日(火)
焼岳 紅葉終盤&槍・穂高の絶景
安曇野を出発する際には気温が9度。
肌寒く、天候も昼頃から回復しそうだが重たい雲がかかっていた。
今日を逃すと紅葉など終わりになるだろうと焼岳へ。
沢渡付近は紅葉はこれからのような感じ。
これならば多少遅くなったが焼岳の紅葉も待っていてくれるのではないかと期待が膨らむ。
天候は標高が上がるにつれ明るくなり始め景色も楽しめるのではないか。
新中の湯登山口は平日にもかかわらず満車状態には驚く。
紅葉の時期も終わっていいるのにとの思いもあったのに登山者は多い。
登山道はここ最近の雨でぬかるんでいるのではないかと久しぶりにハイカットの登山靴で登り始める。
いつもの場所で車の残骸を確認する。
当初はどうしてこんな所に車がと思っていたが、今ではすっかり自然に溶け込んだ感じで土に変わろうとしている。
ただバンパーはまだ輝き、部品がしっかり分かりこれからも暫く観察し続けることになりそうだ。
紅葉はどうかというと登山道ではなかなか確認できない。
樹間から霞沢岳の稜線が窺えるので展望はもしかすると良いのではないかと期待が高まった。
不安だった登山道の泥濘は思っていた以上にひどくなく登ることはできた。
それでも焼岳の泥濘は滑るのと避けることが難しいところも経験してきたのでひとまず問題なく歩けたことは有り難かった。
りんどう広場へ。
目の前には曇り空の下に焼岳が厳つい姿を見せてくれた。
全く赤がない、ただダケカンバの黄色が美しく焼岳を飾っている。
ナナカマドは完全に散っていて鮮やかな紅葉はやはり終わっていた。
下堀沢から奥穂から前穂への吊り尾根が見られる。
ダケカンバの黄色とまだ少し残るナナカマドの赤も入った中に穂高。
見上げると焼岳の迫る山肌は、まだ残る赤と緑も混ざりグラデーションとなり美しかった。
急登し、振り返ると雲海に霞沢岳、鉢盛山が浮かぶ。
その幻想的な景色は、登るにつれて変化してくる。
雲に浮く山並み、そこにダケカンバの黄色の林が加わる、さらにウラシマツツジの赤の絨毯が敷かれ、最後は岩場の荒々しさを全面に眺められた。
稜線に出ると硫黄臭と共に噴煙、その吹き出す音がゴーゴーと響く。
曇り空だが火口の先には笠ヶ岳の峻とした姿が望めた。
火口湖は光が差さないために濃い緑色に今日は見えた。
最後岩場に注意して山頂へと登りあげた。
なんと人の多いことか。
今日は火山の調査のためにと大勢の調査員の方も居られ、ドローンが待機までしていた。
うっすら青空が覗き、槍ヶ岳、穂高岳方面は迫力ある姿が見られた。
乗鞍岳も噴煙の先にその姿を現していた。
笠ヶ岳は真っ白な雲海の上に堂々とその姿を望めた。
さらに三俣蓮華岳、双六岳、鷲羽岳なども眺められた。
そして遠くには白山だろう山並みも見ることができた。
終盤の紅葉、ダケカンバの黄が色鮮やかではあった。
下山し始めると青空が広がる天気でもあり、迫力ある槍・穂高などの絶景も楽しむことができた。
安曇野は一日雲の下だったと言うから、山の上は別世界だったと言うことになる。
ふるちゃん
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