[講習会] 2025年 レベルアップ山行(クライミング、講習・トレーニング)

あゆむ山の会
その他7人 コースタイム
- 山行
- 1:56
- 休憩
- 8:37
- 合計
- 10:33
- 山行
- 1:15
- 休憩
- 7:45
- 合計
- 9:00
□ 10/4(土) 4:00 起床
○午前:羽賀山付近の岩場
登ったルート
・ あじさい街道(5.8)
・ 抜け穴(5.8)
○午後:飯盛山付近の岩場
登ったルート
・ アルパイン・ハイジ(マルチピッチ)
某渓谷 P 泊
□ 10/5(日) 6:00 某渓谷 P 出発
○ 柴崎ロック
登ったルート
・ うまいぞギンナン(5.8)
・ エントツ(5.9)
・ ウォーミングフック(5.10a)
| 天候 | □ 1日目: 晴れ後曇り時々小雨 □ 2日目: 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
□ 柴崎ロックは下記座標を目指し、切り替えして鋭角に右折 https://maps.app.goo.gl/rEupQNnNcuZgnBeE9 □ 林道はかなり荒れているので落石を踏み抜かないよう注意 |
写真
1パーティー目はA部先輩(リード)とアシスタントとやってくれたキミちゃん(フォロー)
実践に近い感じで2ピッチ+1(リッジ歩き)
後続パーティーへの声掛けなども実践
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
グローブ
防寒着
雨具
靴
昼ご飯
行動食
飲料
トポ
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ロープ
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
チョーク
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
カム
ナッツキー
アッセンダー
|
|---|
感想
参加者:A部(CL)、T澤、A井、I上、M井(2日目のみ)
講師:M田さん、K島さん(キミちゃん)
以前は登山ガイドでありあゆむの会員であったS藤さんにレベルアップ山行と題して、現状の会員のみでは行けない岩場などに一緒に行っていましたが、2019 年を最後にその後コロナもあり、S藤さんが高齢になったこともあり等々で途絶えてしまってました。去年は再度岩登り(アルパイン?)の技術を高めようとKS本さんとT沢さんを講師に三ツ峠で行いました。今年は宮関さんの提案で、岩場が専門?(フリークライミング??)のM田さんに講師お願いしてみようということになりました。M田さんには快諾頂き、岩登りが会の中で活発になるにはまずリードを出来るようになろうとの趣旨で今回のレベルアップ山行(講習会)を組んで頂きました。
10/3n 21 時過ぎにあじさい山公園Pに到着。順次。キミちゃん、M田さんも集合。初めましてのキミちゃん、お久し振りのM田さんと前夜祭。あまり飲みすぎない様にして宴会。
10/4 羽賀山付近の岩場へ移動
7:00
羽賀山付近の岩場
◆あじさい街道 5.8 各自リードが出来るようにとまずはトップロープにて数回トライ。その後は皆で疑似リード(トップロープで確保されながらクリップポイントにヌンチャクと自分の疑似メインロープを掛ける)。その後、自信がついたので、各自リードで登攀。
10:00
◆あじさい街道横のクラックにトップロープを張り、カム設置の講習。まずは町田さんからカム設置のやり方を教わる。
カムはロープで動くが、動いても抜けないように決めるのが難しい。決めすぎて抜けなくならないようにも注意が必要。
設置したカムに 1 本ヌンチャクを通し自分の体重を思いっきり掛けて外れないか確認する。その後、各自トップロープにてクラックにカムを 4 個設置しながら登る。短いルートだがそれなりに大変であった。
11:00
◆抜け穴 5.8 限定ルートではなく横壁を使って登攀。
飯盛峠南岩場へ移動
13:30〜15:30
◆アルパイン・ハイジ(キミちゃんが作ったルートらしい)
A部・キミちゃん組とA井さんT沢さんI上さん組でマルチピッチの練習。全 3 ピッチ。2 ピッチ目の支点はそれなりに狭くて悪く本番に近い環境。ここは会の新人さんをマルチピッチの練習に連れてくるには丁度良いかもしれない。
日和田よりは全然本番に近い環境でロープワークの練習が出来そうだ。
M田さんはリードを変更して 2 回位やるつもりでいたが、本日は朝早かったこともあり、みんなお腹一杯。時間も 15時過ぎており、夜は雨も降るということで早めに宴会場へ移動となりました。
某渓谷 P に移動しM井さんも合流。雨は降ってきましたが、いい塩梅の東屋にてテントで宴会。朝早くお疲れモードにて早めに就寝。
10/5
7:30〜14:00
柴崎ロック
◆美味いぞギンナン 5.8
まずはトップロープにて練習。トップロープでも途中休まないと上まで行けない。。そんな中、A井さんは休まず完登。
さすが沢屋さんの登り!
◆エントツ 5.9
トップロープにて練習。
◆ウォーミングフック 5.10a
トップロープにて練習するも誰も完登出来なかった。。。
上記 3 ルートをひたすら練習。本当は「美味いぞギンナン」くらいはリード出来るかと思っていたが、全然無理。トップロープで休みながらギリギリ登れるレベル。疑似リードに切り替えると、既にカラビナ付けてもらっているにもかかわらず、余裕なくなる。外岩のレベルの高さに打ちのめされる。。。
M田さんに「チョンボ棒」なるものを見せてもらった。M田さん曰く「トップロープで登るよりとりあえずチョンボ棒使っていいからリードで登った方が断然成長する」との事。ただ我々はそのチョンボ棒も使えるレベルにいないのが問題なのだが。
打ちのめされながらもとにかくガンガン登る。繰り返す中で持ち手の場所や足の置く位置、体の使い方が徐々に分かってくる。通えばそれなりに成長していくんだろうなと。それでも「美味いぞギンナン」のリードは出来ず。2 ピン目が遠くかなり怖い。
途中、2 パーティ来るがどちらもM田さんのお知り合い。お一人はK井さんという岩場ガイドの方で 5.14 を現役で登るクライマーらしい。我々が苦労して登っている「エントツ」を正対でなんでも無いように登っていくのはビックリした。生徒さんたちも登りが上手い。
13 時過ぎには皆ヘロヘロになり、14 時前に切り上げ温泉にて疲れを癒した。
M田さんとキミちゃんは明日も柴崎ロックとの事で、その超人ぶりに最後まで驚かされた!
普段、あまり岩場に行く会員も少なく、日和田/平戸以外のゲレンデは殆ど知らず、なかなかリードで登れる様になるのは難しい状況だが、今回初めてフリークライミングの新しい岩場にM田さんキミちゃんに連れて行ってもらい、皆それなりの刺激を受けたと思います。現在の山行でもアルパインや沢登り、アイスクライミングとロープを使用しての登攀が必要になる場面がそれなりにあり、岩を登る技術をまだまだ磨く必要があると痛感させられました。各会員の目的に応じてですが、会としてもっと岩稜登攀に力を入れていきたいと思わされました。
今回は色々と教えてくれたM田さんとキミちゃん大変お世話になり、ありがとうございました。参加した会員各々が良い刺激を受けたと思います。これを機会により一層技術習得を目指して行きたいと思いますので、今後も宜しくお願いします。ヘロヘロになった皆さん、お疲れ様でした!また岩行きましょう!
[感想]
T沢:今回のレベルアップ山行では色々と教わりことが多く、特にカムの使用方法については非常に勉強になりました。また、柴崎ロックの 5.8 の壁をノーテンションで登れなかったことがショックでした。2 日間指導をして頂いたM田さんとアシスタントのK島さんには大変お世話になり、ありがとうございました。また、参加した会員にもいつもながらお世話になり、ありがとうございました。
A井:M田さん K島さん ありがとうございました。岩、アルパイン講習久方ぶりに、お腹一杯になりました。
それとカムが使えると益々、怪しい方向に行っちゃうカム?(なん〜ちゃって)これからも宜しくお願い申し上げます。
I上:はじめて行く岩場、クラッシックルートを行くための必要な技術、必要なクライミングレベル、練習方法、そしてひたすら登る!!最後は力尽きてヘロヘロでした。参加の皆様、お疲れ様でした。
指導して下さったM田さん、K島さん、ありがとう御座いました。



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