【妙高】大田切川 大倉谷右俣遡行・下部下降

- GPS
- 09:41
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,448m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 2:58
- 合計
- 9:41
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
○大倉谷右俣 概ねゴーロの沢だが、1700m付近には開放的で綺麗な連瀑があり、適度に登り応えもある。詰めもなく登山道に出るので、妙高山へのバリエーションルートとしても利用価値がありそう。左俣に入ると少し先で右岸に見事な直瀑があるので、ついでに見に行くとよい。ラバー適。 ○大倉谷下部 登れない滝が連続するため遡行対象とはならない。惣滝の滝壺への懸垂下降には最低でも80mロープ2本が必要。滝下には適温の温泉があり素晴らしい。温泉の下流には権現滝のゴルジュがあり、ゴルジュ内の下降にはキャニオニングの装備と技術が必要。 |
| その他周辺情報 | 同行した鈴木助によるブログ記事:https://suzukitasuku.com/soudaki/ 【地名】 ・大田切川は太田切川とも書く。 【他の記録】 ・遡行/下降ともに記録未見。 |
写真
装備
| 備考 | ・ロープは80mスタティックを2本使用、余裕なし。90mなら余裕有り。 ・ソールはラバー可 ・酸性水により金属製品が錆びやすいので要注意 |
|---|
感想
【経緯】
この週末は、前々からGORGE CLUBの鈴木助さんと同行しようという話になっていた。しかしこちらとしてはあまり明確な行きたいところもなかったので、尋ねてみると、惣滝とその下流のゴルジュが気になっているとのこと。自宅からはそこそこ遠いが、インターからは近いし、初めての妙高山という山域も興味深いので、大倉谷右俣の遡行と併せて行ってみた。
【感想】
大倉谷の上部はまぁそれなりという程度の沢だったが、惣滝周辺は凄かった。自分史上最大落差の懸垂下降で巨瀑を下り、最高の温泉に入り、権現滝の圧倒的なゴルジュを下降、さらに再度温泉という、素晴らしいコースだった。
これまでにも毒水沢香草温泉、大雪の岩間温泉、台湾の栗松温泉や四稜温泉等、様々な野湯に入ってきたが、ここはそれらの中でも最高のロケーションだと断言できる。
前後も含め、こんな素晴らしいところを提案し、連れて行ってくれた助さんに感謝。キャニオニングの心得のある方には今回のルートがお薦めだが、そうでなくてもこの野湯へは行けるので、滝と温泉が好きな方は是非。
沢!大滝!温泉!紅葉!ゴルジュ!温泉!という順番で楽しめるロケーション最高の野湯アクティビティ。
とても良い1日であった。
また、助先生の鮮やかなキャニオニングロープワークが印象的だった。
沢登りのスタイルとして継続溯下降が好きなので、下降に選ぶ沢は「下降向きかどうか」を当然考えてしまうが、世の中には下降特化の技術が既に確立されている。
しっかり取り入れていけば、決して無謀ではない範疇で"攻め"の下降が叶うようになるだろう。
選択肢は多い方が良い。
そんな事も考えた良い1日であった。
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tamoshima
たな




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