雲取山:東日原↑〜天祖山〜長沢背稜〜雲取山荘〜鴨沢↓


- GPS
- 32:00
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,561m
- 下り
- 2,625m
コースタイム
- 山行
- 11:49
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 14:03
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:47
天候 | 1日目:快晴 2日目:晴れ時々くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは東日原交番の建物の中にあり、提出しました。ココヘリでも提出済み。 小川谷橋から先の日原街道:落石のため一般車両通行止めでした。歩行は可。八丁橋〜天祖山:8月に歩いた時にあった10ヶ所ほどの倒木等の障害物は除去されていて通りやすくなっていました。要注意の急登に変わりはありません。一部ルートが分かりにくい個所もあり、ピンクや白のテープも少ないので慎重なルートファインディングが必要です。天祖山〜水松山:一部要ルートファインディングです。水松(あららぎ)山:今回ルート上にない頂上を踏みました。雲取山方面に進む尾根上の標識から空身で往復しました。地形図を頼りに踏み跡を辿りましたが、ピークが3つありどれか迷いました。右(東)の尾根を辿りさらに左にあるピークが頂上でした。山名札があります。(山頂近くでポケットに入れた地形図を落としてしまいほぼ2度往復しました。)長沢背稜(水松山〜芋ノ木ドッケ):落ち葉でルートが分かりにくい所もありますが、冷静にテープや踏み跡を探して辿れば問題ないと思います。長沢山も芋ノ木ドッケも辿り着くまで幾つかピークを越えなければなりませんでした。特に芋ノ木ドッケは手前に岩場や木の根っこを辿る気が休まらない地帯もありました。芋ノ木ドッケ〜雲取山荘:芋ノ木ドッケから下る急斜面のルートが分かりにくく困りましたが、ピンクテープを見つけて正しいルートを辿れました。その先は特に問題ないです。雲取山荘〜雲取山:特に問題ないですが、泥濘が数ヶ所あります。雲取山〜鴨沢:長いですが、特に問題ないです。とは言え、小袖の駐車場脇から「近道」の登山道を出た後の車道歩きが思いの外長くきつかったです。 |
その他周辺情報 | 下山後経由した奥多摩駅舎2階にある食堂を初めて利用しました。野菜焼きカレー1000円、焼きカレーに惹かれて注文しましたが、スープカレーに焼いた野菜が入ったものでした。期待とは違いましたが、おいしかったです。もえぎの湯で入浴:1100円ですが、国民健康保険利用の都内在住者は自治体発行の割引利用券で800円に割引されます。入浴後食堂でソフトクリームを食べました。600円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
CWX
ズボン
靴下
薄手のグローブ
防寒着
雨具
スパッツ
日よけ帽子
着替え
登山靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料(スポーツドリンク・水・栄養ドリンク)
テルモス
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
高度計
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
手ぬぐい
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ*風邪気味だったので出発時と夜寝る前に風邪薬と共に栄養ドリンクを飲みました。悪化させずにほぼ治りました。
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感想
昨年から温め、8月に挑戦し時間オーバーの恐れのため途中の天祖山の先のナギ谷ノ頭で引き返していたプラン、奥多摩最深部の「水松山〜芋ノ木ドッケ間の長沢背稜を繋げる」プランに再挑戦し、やり遂げることができました。
日が短くなり、酉谷山避難小屋と雲取山荘泊まりの2泊3日案も検討していましたが、3日間晴れが続く予報が稀なためと来週から寒くなる予報だったので、この2日間の晴れ予報が貴重と判断しました。1泊2日で実行するに当たっては、8月の反省からコースタイムではなく今の私の歩くペースで計画を立てました。その結果東日原を朝3時に出発することになりました。家を出るのは1時、前夜寝たのが8時過ぎだったのでベッドで横になっていたのは4時間でしたが、実質の睡眠時間は2時間ちょっとでした。
しかも薄着でいたために風邪気味になり、完全に回復していない中プールに入りぶり返しかけている体調でした。風邪が悪化しないことと寝不足でも歩き切れる自分の体力を信じて実行しました。念のために、初日の朝と雲取山荘で寝る前に栄養ドリンクと一緒に風邪薬を飲みました。私の体が丈夫にできていて、また、普段のトレ−ニングの効果か、無事やり遂げることができました。
心配だったのは、八丁橋登山口から登り始めた辺りに10ヶ所ほど倒木等の障害物があったことです。特に急坂の大木の倒木個所は明るい中でも大変な思いをして乗り越えていたのでヘッドランプの灯りで大丈夫か不安でしたが、これは杞憂でした。障害物は全て取り除かれていました。整備して下さった方達に心から感謝したいです。
水松山分岐から未踏の長沢背稜に入りましたが、登山道は水松山の山頂は通っていないので山頂を踏むことにしました。それと思しきピークが3つあったのですが、地形図を手掛かりに踏み跡を辿りすぐに到達できました。しかし、出発地点に戻る手前で地形図を落としたことに気付き同じ道を2度歩くことになってしまいました。地形図は水松山の山頂近くにありましたが、9分ロスしました。
未踏の長沢背稜は最初は余裕でしたが、長沢山も芋ノ木ドッケもその手前に幾つかのピークがありなかなか辿り着きませんでした。また、余り人が歩いていないからか蜘蛛の巣が張っている所もありました。踏み跡が分かりにくい所もありましたが、正しいルートを冷静に見つけて辿ることができました。色付いた紅葉や木の間越しの山々の展望もあり、未踏のルートを楽しむことができました。
雲取山には2日続けて立つことができ、2日とも富士山が見えました。
急坂を避けた鴨沢へのルートでしたが、徐々に右膝には堪え、後半しんどかったです。でも、念願の未踏の長沢背稜を歩き、棒ノ折山(棒ノ嶺)から雲取山までの長沢背稜(都県界尾根)を繋げて歩き切ることができました。今回もレコを見て読んで下さりありがとうございました。
<追記>
雲取山は4回目でしたが、多分今回が最後かと思います。前回は7年前、2018年6月に鴨沢から日帰りで往復しました。雲取山〜鴨沢:(下山の歩行時間)3:12でした。今回は5:09ですから体力、脚力の衰えは顕著です。ピークを目指す登山は75歳まで、あと2年は続けたいと思っています。
雲取山荘で泊まった部屋は10人の大部屋で、9人目でした。1人当たりゆったり畳1畳分のスペースが確保でき、布団がたたんで壁側の両サイドに並べられ、丁度5人に1つの炬燵が、それぞれの中央に設置されていました。炬燵は、私は入っていないので温かったかどうか未確認です。
布団を敷くには炬燵が邪魔でした。毛布、掛布団とも2枚ずつあり、1枚で十分だったので、残りはやはり邪魔でしたが、炬燵の空いているスペースに置きました。壁側の頭上に棚があり、ハンガーが2つ掛けられるようになっていました。私は棚にはザックから出した小物類を置き、ザックは、私の場所が入口寄りで入口部分は1人分の空きスペースがあったので、入口側の隣の方と共にそこに置きました。
汗を掻いたままの状態ではよく眠れないので、濡れタオルで体を拭き着替えたかったのですが、更衣室は山荘建設時想定されていなかったそうでありませんでした。代わりに、外にストーブはないものの濡れたものを干せる乾燥室のような小屋があり、どなたも利用していなかったのでそこで体を拭き着替えさせてもらいました。照明はヘッドランプを使いました。お陰様でよく眠れました。
20時半消灯、朝4時半に廊下や水場の照明が点灯されていました。電気は来ていたので、部屋毎に消して点けました。私達の部屋は私が声を掛けて5時に点灯させてもらいました。トイレは一晩中照明が点いていたと思いますが、記憶が曖昧です。夕食は18時から、朝食は5時半からでした。
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