那須岳

- GPS
- 04:45
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 553m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 4:44
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
去年の秋に計画し、ぐだぐだしてるうちに、機会を失った那須。改めて今年実行。当初はロープウェイ利用のお気楽登山のつもりだったが、余りに味気無いので、湯本からに変更。湯本出発に取った場合、那須塩原始発6時30分の便が使え、歩き始めを早く取れる。
那須塩原を出たバスは、途中黒磯に寄りながら50分で湯本に着く。登山者は私1人。後は宿の従業員らしき人が数人。ロープウェイがあるのに、湯本起点にする、酔狂な人間は少ないとは思っていたが、ここまで少ないとは。ちょっとクマが怖い。とは言え、真新しい土嚢なども見かけ、こまめに手入れをしているように見えた(下山路として結構踏まれているのかも)。立派な那須湯本神社の境内を抜けて、牛ヶ首への道標に従う。那須湯本神社は、大変立派な神社で、これだけを目当てに別途訪れたい(と言いつつ、必ず山を絡める自分)。
暫くは林道歩きを期待していたが、すぐに急登の山道になる。ただまだ集落の中で、急登も長くは続かない。時折別荘のようなものが現れ、車道に合流。そして車道を離れる、或いはショートカットする時、急登になって山肌に取り付く。スキー場分岐まで来ると、尾根の取り付きまでは平坦な道が続く。この辺から、樹間越しに対面の山腹が色付いているのが見える。塩ビ管が刺さった水場のようなところを過ぎると山腹に取り付く。急登とまでは行かないが、そこそこきつい斜面をしっかり登る。途中露岩が剥き出した場所があり、紅葉の好展望地になっている。
飯盛温泉跡手前のトラバースがややイヤらしい。また飯盛温泉跡前後の道はややわかりづらい。飯盛温泉跡から先の登山道は性格が変わる。前は、山腹の九十九折りの道、後は小沢状の地形に沿って登り詰め、鞍部に出る。
鞍部からロープウェイ終点からの道の合流までは、山腹のトラバース。ここあたりまで来ると、ロープウェイ利用者が増え、観光地然としてくる。ロープウェイからの道合流後は、ザレた登り、その後岩が混じってくる。巨岩の累積(蓼科や白馬乗鞍みたいな)という感じでは無い。息が切れないようペースを抑え、ほぞを詰めてゆっくり登る。軽装の人たちにバンバン抜かれるが、気にしない。山頂の一角に出ると高低差のあまり無い、火口稜線を詰めて茶臼山に着く。
茶臼山からお鉢巡りしつつ、峰の茶屋跡避難小屋まで降る。本来なら、朝日岳往復の予定だったが、思いの外時間がかかり、昼からは天気が悪くなると言う予報、またロープウェイ駅まで激しい渋滞になっていると小耳に挟んだので。
帰りのバスが渋滞に巻き込まれるのは後免被りたいので、早いが下山を決める。下山路は概してなだらかで歩きやすく、整備が行き届いている。初心者向けのコースだが、見晴らしは大変に良く(特に剱岳と見まごう、荒々しい朝日岳の勇姿)、大変に満足度が高い。
12時台のバスに乗ったが、この時間でもバスの座席は埋まってしまっていた。
紅葉もおおよそピークで、天気も事前のものよりは良く、青空も顔を出す好条件(久しぶり)で快適な山歩きとなった。前週の蓼科山でかなり身体を壊して完全に治っていない条件だったが、予報を見て翌週には伸ばせないと判断して予定を決行し、最終的には正解だった。
picotan












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