記録ID: 8824179
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波
錦秋の那須岳! 峰の茶屋・茶臼岳・姥ヶ平
2025年10月17日(金) [日帰り]

体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:06
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 740m
- 下り
- 449m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 5:06
距離 8.3km
登り 740m
下り 449m
14:30
| 天候 | 快晴!のち霧・曇り。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
下山時は那須ロープウェイを利用しました。往復1,800円。片道は1,200円。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはありませんが、岩・石で転倒しないよう十分ご注意を。 峰の茶屋周辺は、初秋以後しばしば気圧配置次第で凄まじい風の通り道となります。 この場合、マシなときには這いつくばりながらの通過を強いられます(9月下旬に経験したことあり)。 最悪、風速70〜80m/sの風に抗うことなど出来ず、飛ばされて死にます(本当です。秋〜春の那須岳における死者のほとんどは峰の茶屋・剣が峰周辺に集中しているかと……)。 今回のような好天時にはお気楽なハイキングを楽しめるかも知れませんが、那須岳は関東と東北、太平洋側と日本海側を分ける火山性の独立峰であるがゆえに気候も極めて複雑であることを、常に厳しく認識するべきでしょう。 |
写真
01. 久しぶりに東北新幹線に乗り、いざ那須岳へ!
前回乗ったのは確か、約2年半前の奥州街道完歩時……。それ以来、西の方を攻略するべく東海道新幹線ばかりでした(汗
東海道線の初電で東京に向かう時点で既に、ハイカーが1両あたり3〜4人乗っている感じで、恐らくこれらの人々は那須や谷川岳などに向かうに違いない……と予想し、那須塩原では大変なことになるだろうと予想していたのですが、果たせるかなその通りに!
前回乗ったのは確か、約2年半前の奥州街道完歩時……。それ以来、西の方を攻略するべく東海道新幹線ばかりでした(汗
東海道線の初電で東京に向かう時点で既に、ハイカーが1両あたり3〜4人乗っている感じで、恐らくこれらの人々は那須や谷川岳などに向かうに違いない……と予想し、那須塩原では大変なことになるだろうと予想していたのですが、果たせるかなその通りに!
02. やまびこ201号から吐き出されたハイカーが怒濤のようにホームにあふれ(と言ったら語弊があるかもですが、そんな感じ ^^;)、那須ロープウェイ行きのバス乗り場は100人超(?)の大行列に!!
平日ながらも、天気イマイチな日が続いた後のようやくの好天と紅葉が重なっただけに、秋絶頂の那須に来たいと思い、かつこの日に時間を確保出来た首都圏じゅうのハイカーが全員殺到したような感じ……でした(爆
那須塩原を7時50分に発車した時点で積み残し多数で、黒磯駅では10数人のハイカー全員が乗車拒否、さらに途中でも地元通勤客がたまに下車した分だけ1〜2人乗せるという感じでしたので、1ヶ所のバス停あたり3人以上のハイカーが待っていた場合は全員乗車拒否扱いでした(滝汗
那須湯本から乗ろうとして拒否されたオバチャン軍団は必死に抵抗し乗ろうとしましたが結局乗れず。那須湯本からなら自然観察路を2時間登ればロープウェイに着きますよと教えてあげたかったです(汗
そして、何故か大丸温泉で下車したハイカーがいたばっかりに、大丸温泉から乗ろうとしていた客数人のうち、後ろの方に並んでいた客が我先にと後ろドアから乗り込むという事態が起こってしまい、先に並んでいた客が文句を言い、運転手氏が対応にあたり……そんなこんなで遅延拡大。大丸からなら歩いて登ってもすぐやで……と思うのですが。
……最前列のヲタシートに座ったもので、こうした状況の一部始終を生々しく目撃してしまったのですが(笑)、いやはや、紅葉×好天×バスのドライバー不足による減便という様々な変数を考慮に入れて、よくよく考えながら行動しなければならない時代です。
平日ながらも、天気イマイチな日が続いた後のようやくの好天と紅葉が重なっただけに、秋絶頂の那須に来たいと思い、かつこの日に時間を確保出来た首都圏じゅうのハイカーが全員殺到したような感じ……でした(爆
那須塩原を7時50分に発車した時点で積み残し多数で、黒磯駅では10数人のハイカー全員が乗車拒否、さらに途中でも地元通勤客がたまに下車した分だけ1〜2人乗せるという感じでしたので、1ヶ所のバス停あたり3人以上のハイカーが待っていた場合は全員乗車拒否扱いでした(滝汗
那須湯本から乗ろうとして拒否されたオバチャン軍団は必死に抵抗し乗ろうとしましたが結局乗れず。那須湯本からなら自然観察路を2時間登ればロープウェイに着きますよと教えてあげたかったです(汗
そして、何故か大丸温泉で下車したハイカーがいたばっかりに、大丸温泉から乗ろうとしていた客数人のうち、後ろの方に並んでいた客が我先にと後ろドアから乗り込むという事態が起こってしまい、先に並んでいた客が文句を言い、運転手氏が対応にあたり……そんなこんなで遅延拡大。大丸からなら歩いて登ってもすぐやで……と思うのですが。
……最前列のヲタシートに座ったもので、こうした状況の一部始終を生々しく目撃してしまったのですが(笑)、いやはや、紅葉×好天×バスのドライバー不足による減便という様々な変数を考慮に入れて、よくよく考えながら行動しなければならない時代です。
04.超満員の客を10分以上かけて全員降ろしたのち、バスは那須塩原・黒磯行きの発車位置に移動!
紅く染まった朝日岳と、もと神奈中のエアロスターという至高の組み合わせを激写し、いよいよヤマレコMapをOnにして出発!
紅く染まった朝日岳と、もと神奈中のエアロスターという至高の組み合わせを激写し、いよいよヤマレコMapをOnにして出発!
27. 流石山ズームアップ!
本当に優美で雄大な稜線です……。
また久しぶりに三斗小屋に泊まり、この稜線の眺めをほしいままにしながらビールを飲みたい……と思いつつ、8年以上御無沙汰になってしまいました(滝汗
本当に優美で雄大な稜線です……。
また久しぶりに三斗小屋に泊まり、この稜線の眺めをほしいままにしながらビールを飲みたい……と思いつつ、8年以上御無沙汰になってしまいました(滝汗
34. 赤面山(あかつらやま)と中の大倉尾根を望む。
どんな年でも朝日岳よりも東側の染まり方は大体良い(素晴らしい)ことを考えますと、中の大倉尾根をこの時期に下るのも美味しいプランだよな……と思ったり!
どんな年でも朝日岳よりも東側の染まり方は大体良い(素晴らしい)ことを考えますと、中の大倉尾根をこの時期に下るのも美味しいプランだよな……と思ったり!
37. 茶臼岳山頂に到着!
前回は、東京〜筑波山〜那須岳をヤマレコ赤線でつなぐという酔狂な企画の最終回でしたが、以来8年以上御無沙汰してしまうという不義理……。ようやく久しぶりに頂きに立ち、自分のへたれハイカー遍歴の原点である那須岳への愛を再確認しました。
前回は、東京〜筑波山〜那須岳をヤマレコ赤線でつなぐという酔狂な企画の最終回でしたが、以来8年以上御無沙汰してしまうという不義理……。ようやく久しぶりに頂きに立ち、自分のへたれハイカー遍歴の原点である那須岳への愛を再確認しました。
54. ひょうたん池界隈からの眺め……少し移動するごとに茶臼岳の表情が変わるのも姥ヶ平の魅力!
青空が消えてしまいましたが、辛うじて手前側に光が当たっているだけでも御の字でしょうか。
紅葉も、実はだいたい例年通りで、3〜4日前だったらもっと真っ赤だったのかも知れません。リベンジあるのみです!
青空が消えてしまいましたが、辛うじて手前側に光が当たっているだけでも御の字でしょうか。
紅葉も、実はだいたい例年通りで、3〜4日前だったらもっと真っ赤だったのかも知れません。リベンジあるのみです!
56. 午後1時半頃、そろそろ15時13分のバスに乗ることを考えて、別れがたくとも出発しなければ……と思ったところで、無間地獄から下の斜面すべてに光が当たってくれて感激!
64. 折り返しを待つ那須塩原行きの元神奈中エアロスター!
ロープウェイを下車後一目散にバス停に向かったものの、既に15時13分発のバスを待つ列は相当長く……。
しかし何と帰りは2台で運行することになり、座れて超ラッキー!
ロープウェイを下車後一目散にバス停に向かったものの、既に15時13分発のバスを待つ列は相当長く……。
しかし何と帰りは2台で運行することになり、座れて超ラッキー!
65. バスのほとんどの客は那須塩原まで乗っていましたが、私は黒磯で下車し、まずは明治屋の温泉まんじゅうを買うというミッションを果たしたのち、E131系になってから初めて黒磯〜宇都宮間の電車に乗りました。
66. 宇都宮ではちょこっと、ライトレールなどを撮り鉄したのち、駅ビル内の「宇味屋(うまいや)」にてビールと餃子と佐野ラーメンウマーッ!
この後は新幹線で上野まで乗り、さらに東海道線に乗り換えて帰宅しました。
これまでは、宇都宮から東海道線に直通する普通列車のグリーン車に乗るのが定番でしたが、101km以上の普通列車グリーン料金の大幅値上げで、ならばもう数100円出して新幹線に乗り時間を短縮した方が……と思うように。自分も歳をとったなぁ〜(汗
この後は新幹線で上野まで乗り、さらに東海道線に乗り換えて帰宅しました。
これまでは、宇都宮から東海道線に直通する普通列車のグリーン車に乗るのが定番でしたが、101km以上の普通列車グリーン料金の大幅値上げで、ならばもう数100円出して新幹線に乗り時間を短縮した方が……と思うように。自分も歳をとったなぁ〜(汗
67. 本日の戦利品☆
左……黒磯駅前・明治屋の温泉まんじゅう。
最近は鉄道利用による那須岳への入口はほぼ那須塩原に移行し、ほとんどのハイカーはこの温泉まんじゅうの美味しさを知らない……?
母への土産の10個入りとは別に、腹が減ったので単品を2つ買い、さっそく電車内で激ウマ〜!!
右……那須の酒といえば天鷹!!
しかし黒磯駅前の酒屋は閉まってしまい、宇都宮駅ビルの栃木土産コーナーで購入しました。
(冬になったら天鷹の辛口純米濁り酒を通販で購入予定 ^o^)。
左……黒磯駅前・明治屋の温泉まんじゅう。
最近は鉄道利用による那須岳への入口はほぼ那須塩原に移行し、ほとんどのハイカーはこの温泉まんじゅうの美味しさを知らない……?
母への土産の10個入りとは別に、腹が減ったので単品を2つ買い、さっそく電車内で激ウマ〜!!
右……那須の酒といえば天鷹!!
しかし黒磯駅前の酒屋は閉まってしまい、宇都宮駅ビルの栃木土産コーナーで購入しました。
(冬になったら天鷹の辛口純米濁り酒を通販で購入予定 ^o^)。
撮影機器:
感想
暑すぎた今年の日本列島も、気がつけば紅葉前線の南下で秋本番到来!
その中でも那須岳の紅葉は関東近辺に紅葉の季節の訪れを告げる格別のもので、今から約30年前に那須岳の紅葉ドンピシャピークを眺めて感動したものですが、その後はしばらくハイキングから遠ざかっていた時期もあったり、なかなかヒマと好天と紅葉ピークがかみ合わなかったりで、すっかり御無沙汰になっていました。
いやそもそも、私が20歳のときにハイキング・山登りの魅力に取り憑かれた聖地がこの那須岳なのですが、多忙や旧街道ロングウォークに時間を取られているうちに、いつの間にか8年も御無沙汰に……。
その全てを挽回しようと思い、休める日と好天と姥ヶ平周辺の紅葉が重なったタイミングで、日帰りでもこの際構わぬ!とリベンジを断行! ホントは三斗小屋温泉に泊まりたいですが・・・。
姥ヶ平の紅葉はピーク過ぎと思われ、しかも姥ヶ平に着く頃には青空がお隠れになってしまった……という少々トホホな展開もありましたが、やっぱ那須岳最高!!今日来て良かった!!と思える素晴らしき秋晴れの山行となりました。
こういうノリで日帰り出撃すれば良いのだな……と。
でもやっぱり三斗小屋にも泊まりたい!!
以上、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m
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ハイキング
日光・那須・筑波 [日帰り]
峠の茶屋駐車場 峰の茶屋 朝日の肩 朝日岳 峰の茶屋 牛ヶ首 日の出平 南月山 峰の茶屋 峠の茶屋駐車場
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ゆきまる@bobandou













栃木県にようこそです🤩🤩🤩
錦繍の那須岳 最高ですね〜♫
栃木ケンミンが行けてないのに
イイな🧡🧡🧡
そしてそして、天鷹心💯
うちのカメラマンが好きなお酒です
辛口純米濁り酒
気になります💦💦
ゆきまるさんのオススメ
乗ってみたいです😁😁😁
おはようございます、コメントどうもありがとうございます!
栃木県は景色良し・酒とメシ美味し・鉄ヲタ的にも充実……ということで大好きな県のひとつですが
ふだん10月上旬ですと晴れの日が多いはずですが、今年はちょっとイマイチ何だかなぁ〜な天気が多く、栃木県民の皆様もタイミングを外される方が多いようですね……
さて、私が山登り・ハイキングの楽しさを初めて知ったのは、20歳の晩夏に友人に誘われて登った那須岳だったのですが、黒磯駅前からバスに乗る前にビールを調達した酒屋で「地酒か、へぇ〜!これから泊まる三斗小屋の露天風呂でちびちび飲むと楽しいかも!」ということでついでに手に取った「天鷹心」で、これまた初めて「丁寧に作った日本酒は、そこらへんの安酒とは違って本当に美味しい
山も酒も、やっぱ那須って最高……! そんなことを再確認する山行となりました
天鷹の辛口純米濁り酒は冬限定商品ですので、私の場合は年末の前に数本まとめて通販購入し、冬は他の神奈川県内の地酒とローテーションを組みます
あと年始には、青い瓶の有機純米大吟醸を開けるのが定番です
緑の瓶の有機純米も、那須の田園風景を思い出させる自然な味わいで好きですね〜
あと今回は出来れば、宇都宮の北の白沢で造っている「澤姫」の純米吟醸も買って帰りたかったのですが(奥州街道歩きの際、暗くなった宿場町のT字路で直販店の明かりが灯っていた小さな酒蔵に興味を抱いて買ったら、メチャクチャ美味くて感激……
あの快晴の日に那須に行かれていましたか❗️
私が中の大倉尾根を下っている時に、茶臼岳に登られていたとは。しかも、帰りはもしかしたら同じバスでしたか?2台あったとは知らず最初に来たバスに乗車したので、もしかしたら違うバスだったかもしれませんね。
それにしても、ゆきまるさんの望遠ズームで切り取られた紅葉のなんと美しいことでしょう!GRでは撮れませんから〜ʅ(◞‿◟)ʃ
目で見た感動を思い出させていただきました‼︎
ありがとうございます♪
おはようございます、コメントどうもありがとうございます!
深夜にレコを作成し終えてタイムラインを見たところ、「をっ!bulbul様も登られたのか!しかも三斗小屋泊まりでマジうらやましい!」と思い、とりあえず拝見したうえで寝たのですが、コメントは起床した後に……と思っていたら先にコメントを頂いてしまい恐縮です
今回、茶臼岳に登りながら「あ〜!赤面山とか中の大倉尾根の方面がこの時期最高だな〜」と思っていたのですが、その風景の中にbulbul様がいらっしゃったとは何とも偶然です
中の大倉尾根、初夏は石楠花が素晴らしいですし、またマウントジーンズスキー場の上あたりではシロヤシオが超〜ザクザクワラワラ!ですので、再訪を強くオススメします
帰りのバスは同じ午後3時台のものでしたが、私は2台目に乗っておりまして、白戸川BSは通過でしたので、残念ながらニアミスだったことになります
それはさておき、画像を楽しんで頂きありがとうございます
風景写真をグッと見栄え良くするキモは、余計な反射を消すPLフィルターでして、お使いのGR3も専用PLフィルターがあるようですのでオススメです!
但し、サングラスを付けているのと同じ効果で、光の量が結構カットされてしまいますので、暗いところでシャッタースピードが落ち手ブレしやすくなるのを防ぐため、いちいち着脱する必要があるのが難点です
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