湯俣地獄&噴湯丘ハイキング


- GPS
- 09:32
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 284m
- 下り
- 309m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:46
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 4:33
天候 | 1日目 雨 2日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
湯俣山荘までは上高地から横尾みたいな道 半分は車道で半分は樹林帯のほぼ平道 道中トンネルをなん度も通るのでヘッデンつけて歩くと安心 湯俣山荘からふんとうきゅうまでは川の端を歩きます。腰上まで水に浸かるのでその準備が必要です。 雨が降っていたので、帰り道は行きより増水して怖かったです。 |
その他周辺情報 | 七倉山荘のお風呂は休み 薬師の湯に寄りました |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ニット帽
雨具
傘
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
予備バッテリー
歯ブラシ
熊すず
ビニール袋
コップ
コーヒー
保温水筒
アミノバイタル
イヤホン
お金
温泉セット
手拭い
ヘルメット
酒
つまみ
防水袋
沢靴
サコッシュ
卵 卵入れ
お土産
化粧品
|
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感想
パリピーで湯俣&噴湯丘
大雨の中、水に入り温泉地に行ったらすぐに温泉卵を作って食べて、風呂に浸かって、大急ぎで戻りました。
増水がこわかったけど、いい体験になりました。
湯俣山荘はとても快適でした。寝る場所はカプセルホテルのような一人一つスタイルで、それぞれの部屋に電気(夜中でもつけられる)とコンセントがあります。
快適すぎてぐっすり眠れました。
食事もどれも美味しいし、おしゃれで素敵なペンションのよう。
barもあるので秋の夜長も最高です。
湯俣山荘の支配人野澤さんのフィールドワークは参加する価値があるのでぜひ参加してみてください。勉強してから見る湯俣の地形はまた一味違って見えて面白いです。
紅葉はもうちょっと。
※湯俣山荘は電波がないです。
私は直前にスターリンクに加入して設定していきました。
いまココはかなり取れていたので満足です。
やっと行けました湯俣山荘
パリピー他メンバーは激暑の夏も山に行っていたけど、私は昨年の木曽御岳の日帰り以来。
久しぶりに雨の中も歩きたいなーなんて漠然と思ってもいたし、嬉しい。
今年は全国で熊出没が多くドキドキでしたが(熊の生息地…)たぶん工事をしているお陰でしょう、熊の気配ゼロ、風もなく、雨で樹々も生き生きしてるし気温も湿度もちょうど良いし!キノコ達はかわいいし(^^)
山荘に着いた途端、水にドボンOKな格好に急いで着替え皆んな小走り、増水も日暮れも怖いよね、早く早く!
慎重に川を渡りすぐに温泉卵セット、大雨の中、湯気たつ川岸の石をピョンピョン小走り、対岸に噴湯丘の見えるはずの場所へ。
「ふんとーきゅー、どこ?どこ?」
「見えたー!!!」
「この雨じゃ写真はムリだね!」
「心に焼き付けたー!」
急いでまた走って卵に戻ります
「あつっ!」「美味しいー!」「寒いー」
「みんな大丈夫?食べた?」
「寒い~、よし!帰ろう、その前に温泉!」
「寒すぎー、温泉温泉!」
モコがレインを脱ぎ水着に。
脱ぐ必要ないけどね笑、楽しいもんね♪
急いで湯に浸かり皆で写真を撮り、雨の中、また川を歩き、大急ぎで山荘に帰還、ふーっ(^^)
今回ベテランガイドさんが一緒だったのと、皆それなり山経験や体力あるから、この時間この天候でもGO!判断したとの事で、とても濃い経験、ありがとうございました☺️楽しかったです。
湯俣山荘は、ずっと無人で廃墟みたいだった建物を自分達で綺麗にリノベしたと聞いていたけど、えー、それ想像出来ない!清潔感あり、少人数の食堂もBARも食事も、噴湯丘をイメージした人気N o.1パンナコッタも美味しく。こじんまりした空間ながら洗練されておりました。
1つ1つ木で囲まれたカプセルホテル形式のベッド、夜朝は寒いかな、と思ったけど個室ベッドは防音も防寒もバッチリ、気付いたら朝でした。
勢いよく出るシャワー500円、2ヶ所あり。川で冷えた身体を温められるし、福岡県糸島で製造の湯俣山荘オリジナルクラフトビールはめちゃ美味だし、BARにはオシャレグラスに素敵色のカクテルなどなど、くーっ、友人夫妻は前回このBARで散財したそうで、今回も現金たくさん持って来てました。
食堂(レストランかなw)には湯俣で見られる石や植物など、手書きの資料や本が置いてあり、特にそれら手作り資料が素晴らしい!!
「硫黄芝とは?」「光合成をしていない植物」「石のおもしろ」etc、スタッフさん達の湯俣愛が溢れ出ていましたよ。ステキだなぁ。
そして二日目午前中、山荘支配人の野澤さんのフィールドウォークがこれまた面白く!何よりも話しているご本人がすごく楽しそう♪前夜、山荘ではクールでダンディ?っぽい印象でしたが、え、別人ですか?笑、湯俣愛がダダ漏れしていました。
楽しそうに話す人のハナシは惹き込まれますね!地形の話しも奥深く、それらを知ってから改めて周囲を見回してみるとまったく違う!「背景への想像力を膨らませながら考えてみて下さい」野澤さんの印象的な言葉です。知識ってチカラですね、本当に面白かった。オススメです。
信濃大町駅から遠くないし、湯俣、違う季節にまた行ってみたいです。
みえちゃんに「宿貸切だよ〜行く?」と誘われ、「こんなありがたい機会ないなぁ〜」とお休みとって参加。
職場はやっと職員さん入って余裕が出たから休みとりやすくて嬉しい♪
なんでも川を渡るらしい。ふんとうきゅうってのが見れるらしい。温泉たまごができるらしい。
秋に川なんて入って大丈夫なのか?濡れたら凍えるじゃないか!?
ハテナ???だらけだったけど 山レコ見て予習。水着と温泉卵入れる洗濯ネットとお風呂の手桶を持参することに決定。
🐻熊さん心配で、モンベルの熊スプレーレンタル申し込んだが予約いっぱいでダメ。ならば蜂ジェットスプレーでどうだ?すぐに取り出せるよう、ショルダーのドリンクホルダーに取り付ける。ちょっとカッコイイかも。あとは爆竹とピストル。「火なんて点けてる余裕ないよ」と一蹴されるが、友人がかじられているところに投げ込むくらいの抵抗はしたいではないか。
信濃大町駅で他のお客さんと待ち合わせ、七倉山荘からはタクシーで高瀬ダムへ。霧が濃く景色はよく見えない。霧雨の中歩き出す。出だしにトンネルが4つ。元々はダム建設のための道路かな。すごいなー。
「前後で一本ずつ熊スプレー持つから大丈夫」とミエちゃんは言ってたが、ザックの中にしまってあるではないか。トモエちゃんは「熊にやられるかどうかは運だと思う」と。
うん。やはり蜂スプレー持ってきてよかった。人を当てにしてはいけない。自分の身は自分で守らなくては。無風時12m噴射である。万一の際にはシューっとやって、ダメならストックを鼻面にお見舞いしてやるイメトレはできている。
平坦10キロだけど、おやつとかおやつとかおやつがたくさん入った重いザックを背負って雨に濡れたカッパを着てあるくのは疲れた。
宿に着いたら水着に着替えてマリンシューズを履いて いざ本山行のメインイベントへ!温泉が混じってるから川の温度は10度くらいで冷たくないらしい。そっかー。そうだよね。じゃなきゃ死にますよ。
結構な流れがあり、入水は怖かったが日暮れが近い。私には温泉卵を食べて湯に浸かるミッションがある。川は会長様にサポートしてもらってなんとか渡った。一目散にまずは洗濯ネットに入れた卵をいかにも地獄といった真っ黒な川に入れる。次は一目散に湯に浸からなければ。
90度近い湯が沸いている所に冷たい川に。どこに沈むか迷う。先客の作った風呂跡らしき所に沈む。ちょっとぬるいがSiriは熱くなりそうな予感。砂は黒く、湯の中にかき玉汁の卵みたいなものが浮遊していた。これが後に知る化学合成細菌なるものだった。もっとよく見ておけば良かった。
さて日暮れが近い。ヘッデン持ってきてない。急いで温泉卵をむいて食べる。寒くて手が震えてうまくむけない。殻まじったままジャリジャリ食べる。ほどよい茹で上がりで、牛が負けて馬勝った。もう一個食べよう。
そうこうしているうちにツアーのお客さんは会長のサポートでとっくに川を渡って宿へ。我々パリピー4人衆遅れをとった。この間に川が増水。私は怖いので会長のそばに。岩にへばりつくが、ところどころ急で流されそうになる。会長が助けてくれる。最後尾のカズを待って川の途中で待機。私はチビなので胸くらいまで水に浸かってガタガタ震えていた。頑張れカズ。
会長のおかげでみんな無事に岸へ。ガタガタ震える手でみんなの奮闘ぶりも動画に撮れた。
先を行くお客さんたちを心配してか会長は走って宿へ。私は怖いので犬のように会長の後について走った。宿に着いたが着替えもせずにガタガタ震えながら残りの卵を2個食べた。こんどはタルタルソース。うん、うまいぞ。
湯俣山荘は古きと新しきが融合した小さくて暖かい宿。夕食後手に取った冊子に化学合成細菌について書かれていた。通称硫黄芝と呼ばれるのは硫黄酸化細菌という35億年前から生きている生き物。私が見た、かき玉汁の卵がそうだった。温泉の中にある硫化水素を酸化し元素状の硫黄を蓄積している、と書いてある。実はあまり意味がわからないがすごいことはわかる。感動し夢中で読んだ。
地球の営みに畏敬の念が感じられるすばらしい文章だった。山荘の若き支配人さんが書いたものだそう。翌朝この支配人さんのフィールドウォークに参加させてもらい、湯俣の歴史・岩石・硫黄芝・噴湯丘などの話を聞いた。ネットで簡単に情報を入手でき、すぐに知ったつもりになれる時代だが、支配人さんは自然からのサインを心と体で感じ咀嚼し想像しそれが言葉となっている。大変興味深く感動するお話だった。これから訪れる方にはぜひこのフィールドウォークに参加してほしいと思う。
この思い出は冥土の土産入りしました。貴重な経験をさせてくれたミエちゃん夫婦に感謝です。ありがとう。
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