三十三間山

エスエス
その他4人 - GPS
- 06:28
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 884m
- 下り
- 884m
コースタイム
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
往路は問題なく整備されたコースであるが、帰路の能登越え方面はP695から能登越えへの道と能登野への下山路は古道の掘割の道で、判りにくい個所と歩きにくい個所がある。 |
写真
感想
江若国境稜線の山である三十三間山に登って来た。
若狭の倉見登山口から風神の滝までくると、今朝までの雨で水量が何時もと比べると異常におおいので、水飛沫がまっている。滝脇の急傾斜の尾根に取り付き、九十九折りの道を進むと夫婦松に到着した。しかしながら、夫婦松は既に朽ちて倒れている。かなり前に倒壊したものとおもわれる。
国境稜線らしい空が見えたと思ったら、直ぐに草原の尾根に出た。目の前には湖北・武奈ケ嶽があるが山頂はガスに覆われている。すぐ南には轆轤山のはげ山が見え、芝を植えている柵らしいのも見えた。草地の国境稜線はここからすぐ北側は低木の自然林に覆われて、景色は何も見えない感じなので、ここでじっくりと周囲を見ておく。すると三方五湖が西方に綺麗に見え、その先には日本海までもが鮮明だ。島が幾つか見えるが、何という島なのか?、何処の島なのかなどは皆目わからない。
国境稜線の傾斜は緩く自然林に入って間もなく、三角点と山頂の標識が現れた。先着の5名パーテイーが缶ビールを旨そうに飲んでいた。我々は国境稜線を更に北に進み、能登越えから能登野へ下山する計画だ。踏み跡が乏しくなってきたので、北への道をGPSで確認しながら進み、836mピークでランチとした。今日は霧の濃い日で標高が高いと何も見えないようで、700m位から上はだめだ。山毛欅の混じった自然林の中で、寒い思いをしながらカップ麺を食べた。
ランチ後、更に北へ進んで能登越えのコルに達した。以前このコルへ西側から登って来て、東の能登郷へ下ったことがあるが、その能登郷は山の中の平坦地でいい場所であった。ここは天増川の源流域で、その昔は沢山の人が済んでいたらしい。しかし、今はその面影は何もなかった。また、滋賀県では唯一の日本海に流れ出る川で小浜の北川の1支流であり、もう一つの支流の椋川も天増川と合流して、北川に吸収されているのだ。
能登越えからすぐ次のピークに登って、古道である溝状の杣道をクネクネと長い時間かけて能登野まで下り、集落の舗装路を倉見の登山口へ、ブラブラと歩いた。幸いと霧だけで雨にも合わず、標高の低い場所の景色は良く見えた快適なハイキングであった。
”永”、”竹”、”長”、”渡”
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する








いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する