記録ID: 8816155
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間
廃キング 目指せ！浦倉鉱山→挫折
2025年10月12日(日) [日帰り]
Bushmaster ��
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:07
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 338m
- 下り
- 336m
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日帰り
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:15
距離 11.8km
登り 338m
下り 336m
6:43
495分
スタート地点
14:58
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
20250914に偵察しました、(仮称)浦倉鉱山森林鉄道跡探索の本番です。目標は浦倉鉱山到達。 県道112号線の路肩に駐車。森林鉄道跡は、通る人がいるのか、下生えも少なく、高低差もあまりないので歩きやすいです。1か所大きく崩落している場所がありましたが、少し上に巻くと、鉄道跡と平行にもう1本道があるので、こちらを歩くのもよいでしょう。千枚原動所を過ぎて、新川に架かる森林鉄道橋梁跡付近は、崩落と藪化が進んでいます。が、赤川原動所までは、それほど問題無く行けると思います。赤川原動所のすぐ先に、崩落で埋まっていたレールが宙に浮いている場所があります。古いロープがありますが、あてにしない方がよろしいかと。結構危険ですが、万座川に下る道はこの先になります。つづれ折の道は普通の登山道レベルで、特に危険な場所も無く万座川に下れます。対岸を登れば毛無道(20240811のレコを参照下さい)になりますが、今回は万座川を歩きました。 源流域なので、岩が多く歩きにくいです。両岸は崩落も多く右に左に渡河しながら進みます。昨夜の雨で水量多めでしたが、深い所で股下60cm位でした。高低差もあまりないので、沢登りする方なら楽勝でしょう。そのうち右岸に森林鉄道のレールがぶら下がっているのが見えてきます。赤沢川出会の直前に広い平場があります。ここがおそらく森林鉄道の終点。これと言った遺構は見つけられませんでしたが、酒瓶等が転がっていました。 さて。この先どうするか？万座川は沢登の様相。赤沢川側の崩落跡を登るか。目標の浦倉鉱山は赤沢川出会から約700m。往復2時間てところか。ここまで4時間。無理だ。車に戻る前に暗くなる。で、浦倉鉱山1stトライは挫折しました。 まあ、森林鉄道の終点までこれたのだからよしとしよう。次は行動時間が長くとれる季節に来よう。万座川の雰囲気も判りましたし、もう少し早く歩くようにすればなんとか日帰りできそうです。 |
| その他周辺情報 | 国道406号までいけばセブンイレブンやAコープがあります。バラギ湖の方には飲食店もありますが、車が無いとちと遠いです。トイレは干俣親水公園にありますが和式でした。 |
写真
だいたいこんな感じで、下生えも少なく、高低差も緩やかです。
落石や倒木はそれなりにありますが、並みの登山道より歩きやすいです。
落石や倒木はそれなりにありますが、並みの登山道より歩きやすいです。
崩落でした。千枚原動所までの間に、危険な場所はここだけだったと思います。先ほどのテープに少し戻って・・・
ガイシが落ちてます。電力線か通信用電柱道だったのではないかと。
千枚原動所に到着。浦倉鉱山土鍋坑から、索道で送られてきた鉱石をここで森林鉄道に積み替えていました。
使われ方はコンクリート柱の上に＼／型のホッパーがあったのではないでしょうか。これは仁田沢貯鉱場の写真。よく似ています。(出典：嬬恋村誌)
赤川原動所。ここは、浦倉鉱山猪ノ口坑からの鉱石が集められていました。
原動所の上の方にある何か。金具の付いたコンクリート基礎が、点々と並んでいます。
赤川原動所の周りは、比較的平らな平場が多い。が、建物基礎等の遺構は見つけられませんでした。
先に進むと、ついに登場。崩落で埋まっていた森林鉄道のレールが宙に浮いている場所です。結構怖いんですが、万座川に下るルートはこの先です。ボロいトラロープがありますが、自己責任でご使用下さい。因みに自分は上を巻きました。
2
10/12 9:14
先に進むと、ついに登場。崩落で埋まっていた森林鉄道のレールが宙に浮いている場所です。結構怖いんですが、万座川に下るルートはこの先です。ボロいトラロープがありますが、自己責任でご使用下さい。因みに自分は上を巻きました。
先程の通行不能崩落地を下から見上げる。きっと上の方にレールがぶら下がっているはず。判らなかったけど。
赤沢川出会のやや下流。このへんで線路は河原に下っていたらしい。
平場があります。森林軌道の終点＆木材の積出し作業場のようです。
画面右手の崖の上が浦倉鉱山方面。とても登れるような傾斜ではありません。
万座川方向は1〜2級の沢の様相。沢靴だけど、完全防水じゃない。浦倉鉱山まで沿面距離で700m。沢登りだと往復２時間位か。無理だ。車に戻る前に日が暮れてしまう。撤退することにしました。
10/12 10:41
万座川方向は1〜2級の沢の様相。沢靴だけど、完全防水じゃない。浦倉鉱山まで沿面距離で700m。沢登りだと往復２時間位か。無理だ。車に戻る前に日が暮れてしまう。撤退することにしました。
復路は、右岸の崖を注意しながら歩くと、あちこちでレールがぶら下がっているのが見えました。
お昼休憩中。普段こういうのは使わないのですが、熊出現率の高い場所で、丸腰もなんなんで用意しました。Bookoffで税込3300円。渡河するときに杖代わりに役に立ちました。
1
10/12 11:37
お昼休憩中。普段こういうのは使わないのですが、熊出現率の高い場所で、丸腰もなんなんで用意しました。Bookoffで税込3300円。渡河するときに杖代わりに役に立ちました。
これはダイソーで100円。結構うるさい。トリガーガードは、速攻で壊れた。だけど笛が一番大きい音が出ると思う。
帰りは、軌道跡より少し高い所にあった道を歩きました。場所によってはケモノ道が幾筋もありました。動物にも拘りのルートがあるのか。
10/12 13:50
帰りは、軌道跡より少し高い所にあった道を歩きました。場所によってはケモノ道が幾筋もありました。動物にも拘りのルートがあるのか。
撮影機器：
感想
雰囲気的に、先に森林軌道の赤沢原動所〜終点がダメになっていた模様。それで索道で鉱石を運搬していたのか？鉱石や資材はともかく、鉱山の作業員はどうしていたんでしょうか。飯場や鉱山事務所はどこにあったのか。作業員は飯場で寝泊まりしていたとしても、事務員はどうやってこの奥地に通っていたのか。謎が多い鉱山です。
2ndトライは来年GWあたりかな。水が冷たそう。万座川を遡上するか、毛無道を使って索道跡からアプローチするか・・・
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