東海自然歩道(箕面駅→嵯峨嵐山駅)


- GPS
- 13:04
- 距離
- 57.1km
- 登り
- 2,395m
- 下り
- 2,420m
コースタイム
- 山行
- 9:49
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 10:48
天候 | 1日目:晴れのち曇り時々雨 2日目:晴れ時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(行き) 大阪梅田駅→箕面駅(阪急電車) (帰り) 国道沓掛バス停→三ノ宮(京都市営バス) ※神戸市ではありません。 三ノ宮→京都桂温泉 仁左衛門の湯(徒歩) 京都桂温泉 仁左衛門の湯→桂駅(徒歩) <2日目> (行き) 桂駅→国道沓掛口バス停(京都市営バス) (帰り) 嵯峨嵐山駅→丹波口駅(JR嵯峨野線) ※市内で入浴、飲食等のあと京都駅から東海道新幹線で帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<全般> ・登山道としての危険箇所は少ないが、狭い箇所や滑りやすい箇所はある。 ・急な傾斜は少なく、大部分が緩やかな坂道となる。 ・舗装路が非常に多く、車道歩きとなる区間もある。 ・道沿いに補給箇所やお手洗いは少ない。 ・倒木や雑草などで荒れた区間も目立った。季節柄ジョロウグモが非常に多く、巣に引っ掛かることもあった。 <区間> 大阪府箕面市(箕面駅→北摂霊園):はじめは箕面大滝へ至る舗装された渓谷を行く。県道を過ぎると大半が整備された登山道のような区間になる。 大阪府茨木市(北摂霊園→林道車作線終点付近):雑草や倒木で荒れた道の下りから始まる。泉原の湧水からは舗装路が続き、住宅地と林の道を行き来する。 竜仙の滝へ至る健脚コースは立入禁止のため一般コースを行くしかない。 大阪府高槻市(林道車作線終点付近→ポンポン山):中萩谷バス停までの車道歩きから始まる。中萩谷バス停を越えると谷筋の住宅街を越え、やや荒れた細い道を行く。 萩谷総合公園サッカー場を越えると摂津峡へと道は続き、やがて原地区の田園風景が目の前に現れる。 原立石を過ぎると神峰山寺、本山寺へ続く舗装された緩やかな参道となり、本山寺を過ぎると登山道らしい路面となる。 京都市西京区(ポンポン山→渡月橋):基本は緩やかな下りだが、やや急で滑りやすい区間がある。 杉谷と呼ばれる地区に入っても道はやや荒れて蜘蛛の巣が引っ掛かる。舗装路歩きから逢坂峠の手前で再び林の道に入ると、やや暗く道は狭く急傾斜が続く。金蔵寺を越えて下り切ると完全に住宅街に入る。 京都市右京区(渡月橋→嵯峨嵐山駅):住宅街を行く。途中に西芳寺(苔寺)や華厳寺など観光名所があるが、西芳寺は事前予約無しでの拝観はできない。 渡月橋まで辿り着きと観光客が一気に多くなる。 <水場>泉原湧水、萩谷総合公園サッカー場(自販機)、箕面公園(自販機) <売店>神峰山寺 <お手洗い>箕面公園、摂津峡鬼子母神慶住院近く、神峰山寺、北沓掛第一児童公園、桂坂公園、嵐山公園など |
その他周辺情報 | 京都桂温泉 仁左衛門の湯:国道沓掛からバスに乗り、三ノ宮で下車すると行ける。 壬生温泉 はなの湯:守山市:丹波口駅で下車すると行ける。四条通りに出ると、四条河原町行きのバスに乗れる。 第一旭 桂店:醤油ベースの京都ラーメン 人類みな麺類 つけ麺専門店:大阪の行列店で河原町三条にあるが、四条河原町からも歩ける距離。 京都嵐山ブルワリー三条醸造所:河原町三条にある。IPAの瓶が売っている。 山と道 京都:五条河原町の近くにあるが、そのまま京都駅まで歩ける距離。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ランニングシューズ
ザック
昼ご飯
行動食
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
|
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備考 | 昨年の六甲全山縦走大会の反省から登山口ではなく市街地用の靴とした。 |
感想
この三連休も悩みに悩みました。
北アルプスや東北へ紅葉を観に行くにしても、三日間かかる行程を歩くにしてもラストチャンスに近く、かと言って天気予報はお世辞にもいいとは言えない状況です。
そして懸案はもう一つあって、それが大阪・関西万博の未利用チケットでした。
9月も下旬になって入手したものの、来場予約は全然取れません。空きの表示が現れる瞬間は少なくないものの、申込ボタンを押ししても予約はできる気配がありません。
当日交換を狙って会場前に並んでみても入れる確証は無いし、始発電車の到着から間もなく受付終了した日があるという情報も出てきます。
…結果、金曜19:30にようやく行き先を決めて21:03東京発の東海道新幹線に乗り、どうにか入場することはできました。(ただし、制限も多く体力的にもかなりしんどかったです。)
問題はその後で、日曜の南アルプスなら晴れ予報が出たものの、体力的にどうなのか。
もう登山はやめてしまって大阪周辺の観光に振り切る手もあるものの、そこまでお目当ての場所も思いつきません。
帰って寝るなり整えるなりという手もありますが、連休でそれは勿体ない。
あまり決め切らないまま土曜は大阪市内で寝ることにしました。
日曜、無事に起きられ疲れもあまり残っていません。
この時点でどうするかあまり迷った記憶はなく、阪急電車に乗って箕面駅を目指しました。
お目当ては東海自然歩道です。
高尾から箕面を結ぶ長大なコースということで気になっていたのでした。
箕面からずっと同じ道を歩けば高尾まで戻れると思うと夢があります。
また、JRや阪急でも北摂の区間は窓から見える山々の景色がよく、このあたりも歩いてみたいと思っていたのでした。
整備された登山道のような区間がある一方で舗装路や住宅街が多い点、補給場所やお手洗いが少ない点は昨年歩いた六甲全山縦走にも共通しています。
見かけるハイカーもほとんどは別のハイキングコースとの重複区間で、歩く人は少ない印象です。
(静かな住宅街の細い道もあるので、たくさんの人が歩いてしまっても困るとは思います。)
舗装路が多く足も痛くなってくるし、健脚コースの入口に着いてみたら立入禁止だし、雑草や枝が伸びて荒れ気味の区間やジョロウグモも多いし、決して楽ではありません。
日本アルプスの危険箇所とは似ても似つきませんが、安全安心かというとそうでもなく、軽いハイキングの気持ちで来るところではないと思いました。
箕面市、茨木市、高槻市と大阪府内の長い区間を越え、無事に京都の人里まで降りられると安心感と達成感が気持ちいいです。
そのまま1日目は沓掛で終了し、市内で一泊することにしました。
2日目は沓掛から渡月橋までの短い区間です。
住宅街の中に観光名所の寺社が現れ、半分くらいは京都散策の気分です。
普段の山歩きとは完全に別ジャンルですが、高い山へ行けないときはこういうのもいいなと思うのでした。
何年かかるかわかりませんが、ぜひ高尾まで目指したいと思います。
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