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Yamareco

記録ID: 8806103
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

くじゅう西部エリア周回

2025年10月12日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 熊本県 大分県
 - 拍手
琵琶法師 その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:18
距離
26.4km
登り
1,681m
下り
1,680m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:48
休憩
1:31
合計
10:19
距離 26.4km 登り 1,681m 下り 1,680m
6:33
2
スタート地点
6:35
6:37
40
7:17
7:24
14
7:38
23
8:01
13
8:14
8:33
11
8:44
18
9:02
9:03
23
9:26
54
10:20
10:27
15
10:51
10:52
10
11:02
21
11:23
11:24
12
11:36
6
11:42
11:43
5
11:48
11:51
7
11:58
8
12:06
12
12:18
12:49
8
12:57
22
13:19
13:27
2
13:29
13:30
18
13:48
13:54
43
14:37
12
14:49
14:50
15
16:04
6
16:10
10
16:20
16:21
31
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
▼疥癬湯登山口駐車場 300円/1日(無人 回収箱に投入)
 10台程度のスペースはあるが、橋が狭いため大型車は要注意
コース状況/
危険箇所等
▼九重森林公園スキー場から猟師山への取り付きが分かりにくかった。リフト乗り場の奥にさり気なくゲートがあった。

▼大崩の辻?周辺は踏み跡が入り乱れており分かり辛い。短パンで突っ込んでしまったが、張り出した灌木ヤブを避けるのに非常に気を使った。長ズボンでの武装を推奨。

▼泉水山 ⇒ おにぎり山
牧場跡地に飛び出した後、境界杭に沿って登山道が続くが、胸丈のササとカヤトは刈り込まれておらず足下が見えない。かつての踏み跡は雨裂に深く刻まれ思わぬところで踏み抜くリスクあり。遅々として進めないため時間に余裕をもって踏み込む必要あり。
その他周辺情報 ◆ひまつぶしの湯 9:00〜22:00 300円
屋内2湯と露天1湯でグループ単位の貸し切り。屋内を利用させていただいたが、開放感あって快適に汗を流せた。自分たちはたまたま先客が出たタイミングで入れたが、出た時に2グループ順番待ちされていた。
宿泊地豊後森から登山口に向かう途中ふと右を見ると、昨日歩いたばかりの万年山が軍艦島の如く雲上に浮かび上がっていた
宿泊地豊後森から登山口に向かう途中ふと右を見ると、昨日歩いたばかりの万年山が軍艦島の如く雲上に浮かび上がっていた
ここが疥癬湯登山口。看板脇の料金箱に300円入れて橋を渡るが、底が抜けそうでけっこうスリル満点。幅のある高級車は渡れないかも(笑)
ここが疥癬湯登山口。看板脇の料金箱に300円入れて橋を渡るが、底が抜けそうでけっこうスリル満点。幅のある高級車は渡れないかも(笑)
20分ほど登るとササが覆い被さってきた。朝露が気持ちいい
20分ほど登るとササが覆い被さってきた。朝露が気持ちいい
抜けると左方面に本日歩くスカイラインが姿を現した
抜けると左方面に本日歩くスカイラインが姿を現した
正面はこれから向かう湧蓋山
正面はこれから向かう湧蓋山
東方向には由布の特徴的な双耳峰が見えてきた
東方向には由布の特徴的な双耳峰が見えてきた
なだらかにコブを越え左に延びる作業道を下ると
なだらかにコブを越え左に延びる作業道を下ると
湧蓋山登山口。ぱっと見、行き止まりかと思った(笑)
湧蓋山登山口。ぱっと見、行き止まりかと思った(笑)
杉樹林の薄暗い鞍部を越え、少し高度を稼ぐと本日も阿蘇方面がはっきりと眺められた
杉樹林の薄暗い鞍部を越え、少し高度を稼ぐと本日も阿蘇方面がはっきりと眺められた
くじゅうの賑やかな山並み。主だったところは登っているはずだけれど遠目に逆光だと良くわからない。忘れてしまった、というのが正直なところか。
くじゅうの賑やかな山並み。主だったところは登っているはずだけれど遠目に逆光だと良くわからない。忘れてしまった、というのが正直なところか。
ニセ湧蓋山 じゃなくて女山という名称が付いていた。山というよりは肩かな
ニセ湧蓋山 じゃなくて女山という名称が付いていた。山というよりは肩かな
ほぼフラットに進んでちょこっとだけ登ると
ほぼフラットに進んでちょこっとだけ登ると
ピーク着。円錐形とばかり思いこんでいたが意外にも広大で開放感がある。2パーティーテント泊されていた。
ピーク着。円錐形とばかり思いこんでいたが意外にも広大で開放感がある。2パーティーテント泊されていた。
まずは北側に踏み込んで万年山を見下ろす。登ってなかったらわざわざ見に来なかったかもしれない。2段メサ地形が良くわかる。歩いた翌日眺めるのは格別のものがある。
まずは北側に踏み込んで万年山を見下ろす。登ってなかったらわざわざ見に来なかったかもしれない。2段メサ地形が良くわかる。歩いた翌日眺めるのは格別のものがある。
東側には由布&鶴見
東側には由布&鶴見
せっかくなので、くじゅうを背景に1枚、
せっかくなので、くじゅうを背景に1枚、
阿蘇を背景にもう1枚
阿蘇を背景にもう1枚
それでは戻るとしましょう、先はまだ長い。
それでは戻るとしましょう、先はまだ長い。
先ほどの入口から南下を始めると次から次へとすれ違う。こんなに人気のあるエリアだとは思いもしなかった。
先ほどの入口から南下を始めると次から次へとすれ違う。こんなに人気のあるエリアだとは思いもしなかった。
高み(ミソコブシ)に向かってゆるゆると登っていく
高み(ミソコブシ)に向かってゆるゆると登っていく
振り返るとこんな感じ
振り返るとこんな感じ
南面はなかなかの傾斜感
南面はなかなかの傾斜感
ここ(ミソコブ)も大勢の方々で賑わっていた
ここ(ミソコブ)も大勢の方々で賑わっていた
トラバースでなんの苦も無く進めるため、ミソコブシがあっという間に遠ざかる。
トラバースでなんの苦も無く進めるため、ミソコブシがあっという間に遠ざかる。
と同時に正面の風力発電が近づいてきた。調子に乗って走っていたら岩に蹴躓き転倒、右脚付け根付近をしこたまぶつけてしまった。
と同時に正面の風力発電が近づいてきた。調子に乗って走っていたら岩に蹴躓き転倒、右脚付け根付近をしこたまぶつけてしまった。
いったん下り林道に飛び出し辿ること数分で一目山へ取りつく
いったん下り林道に飛び出し辿ること数分で一目山へ取りつく
その者橙の衣をまといて金色の野に降り立つべし(ナウシカの予言)やはり高貴な身分の方だったのだ。
その者橙の衣をまといて金色の野に降り立つべし(ナウシカの予言)やはり高貴な身分の方だったのだ。
振り返ると湧蓋が遠くに・・・随分進んだことを実感
振り返ると湧蓋が遠くに・・・随分進んだことを実感
次は峠(運動場)目指して進むが峠に飛び出す直前に踏み跡が消失しカヤト藪に阻まれた。う〜む、出口ヤブ法則・・・本来は歩かせたくないラインなのかもしれない
次は峠(運動場)目指して進むが峠に飛び出す直前に踏み跡が消失しカヤト藪に阻まれた。う〜む、出口ヤブ法則・・・本来は歩かせたくないラインなのかもしれない
峠の車道を横断し猟師山へ向かうにはまずはスキー場ゲレンデ内を進む
峠の車道を横断し猟師山へ向かうにはまずはスキー場ゲレンデ内を進む
登山道入口はリフト乗り継ぎ場の奥。至るまでの間、標識は無く近づくまでそれと分からなかった。ここは要注意ポイントかも。
登山道入口はリフト乗り継ぎ場の奥。至るまでの間、標識は無く近づくまでそれと分からなかった。ここは要注意ポイントかも。
樹林帯の登りを抜けて振り返ったところ
樹林帯の登りを抜けて振り返ったところ
ちょっとしたカヤトヤブもあるが、問題無し。
ちょっとしたカヤトヤブもあるが、問題無し。
猟師岳まで来た途端、多くの登山者に出くわす。牧ノ戸からピストンするにはお手頃なのだろう
猟師岳まで来た途端、多くの登山者に出くわす。牧ノ戸からピストンするにはお手頃なのだろう
三俣とのツーショット
三俣とのツーショット
合頭3兄弟が見えてきた
合頭3兄弟が見えてきた
踏み跡もばっちりでアッと言う間に往復完了
踏み跡もばっちりでアッと言う間に往復完了
牧ノ戸は大賑わい
牧ノ戸は大賑わい
スルーしてください(笑)
スルーしてください(笑)
黒岩に踏み出すと、先ほどまでの喧騒が嘘のよう。静かな山歩きに復帰しホッとする
黒岩に踏み出すと、先ほどまでの喧騒が嘘のよう。静かな山歩きに復帰しホッとする
先ほど往復した合頭3兄弟を真横から眺める
先ほど往復した合頭3兄弟を真横から眺める
草原状コブを越えゴツゴツした岩場を登り返すと黒岩山
草原状コブを越えゴツゴツした岩場を登り返すと黒岩山
複雑な地形で庭園の如く趣がある
複雑な地形で庭園の如く趣がある
北稜眺望。下の上記は八丁原地熱発電所方面。こちら側に下る踏み跡は無いようです。立ち入り禁止エリアなのかな?
北稜眺望。下の上記は八丁原地熱発電所方面。こちら側に下る踏み跡は無いようです。立ち入り禁止エリアなのかな?
次に向かう大崩の辻方面。遠目に見る分にはいい山なのだが・・・
次に向かう大崩の辻方面。遠目に見る分にはいい山なのだが・・・
こういう岩見ると無性に登りたくなる
こういう岩見ると無性に登りたくなる
縦走路に復帰するとよく整備された牧場のような風景となった
縦走路に復帰するとよく整備された牧場のような風景となった
色づいた木々を前景に三俣、星生方面・・・いい感じもここまで。大崩の辻へ向かうと様相が一変。。。。。
色づいた木々を前景に三俣、星生方面・・・いい感じもここまで。大崩の辻へ向かうと様相が一変。。。。。
灌木棘で酷い目にあった大崩の辻を振り返る。
灌木棘で酷い目にあった大崩の辻を振り返る。
行きたくなるような風景・・・ただし全身ガードしていくことをお勧めします
行きたくなるような風景・・・ただし全身ガードしていくことをお勧めします
上泉水山
同じような風景だがここまで来ると左端に平治岳も顔を覗かせてきた
同じような風景だがここまで来ると左端に平治岳も顔を覗かせてきた
ここを過ぎると一気に急下降となる
ここを過ぎると一気に急下降となる
樹林帯を飛び出し作業道に飛び出した。最後にご褒美を下さった、と思ったら甘かった(笑)
樹林帯を飛び出し作業道に飛び出した。最後にご褒美を下さった、と思ったら甘かった(笑)
アタリを付けて下りだすが、踏み跡薄くよくわからない。
アタリを付けて下りだすが、踏み跡薄くよくわからない。
境界杭に沿えば楽に歩けそうなものだが、雨裂に深く刻まれて返って歩きづらい。足元見えず1mほどハマったりいっこうに進まない。怪我しなかっただけマシだが、本ルート中一番危険が潜んでいると言っても過言でない
境界杭に沿えば楽に歩けそうなものだが、雨裂に深く刻まれて返って歩きづらい。足元見えず1mほどハマったりいっこうに進まない。怪我しなかっただけマシだが、本ルート中一番危険が潜んでいると言っても過言でない
半ズボンでは発狂しそうな深い藪となったところでさすがのK氏もズボンを履くと言う。灌木藪の大崩の辻も越えてきて、もう目と先がゴールというところまで来ながら長ズボンで武装することに。。。正面が本日のラストピークおにぎり山
半ズボンでは発狂しそうな深い藪となったところでさすがのK氏もズボンを履くと言う。灌木藪の大崩の辻も越えてきて、もう目と先がゴールというところまで来ながら長ズボンで武装することに。。。正面が本日のラストピークおにぎり山
武装の甲斐ありペースアップ、なんとか林道にたどり着いた。
武装の甲斐ありペースアップ、なんとか林道にたどり着いた。
横切る沢は堰堤上部から渡りおにぎり山に到着。後付け感満載の山名。個人的にはどうでもいい山。
横切る沢は堰堤上部から渡りおにぎり山に到着。後付け感満載の山名。個人的にはどうでもいい山。
朝一で登った湧蓋山を正面に眺めながら車道に下る。ロードを走り、温泉保養地街からショートカット
朝一で登った湧蓋山を正面に眺めながら車道に下る。ロードを走り、温泉保養地街からショートカット
なんとか17時前に帰り着くことができたが後半思いの外手こずった。しみじみここ起点のラウンドとして良かった。
なんとか17時前に帰り着くことができたが後半思いの外手こずった。しみじみここ起点のラウンドとして良かった。
【おまけ】ひまつぶしの湯で本日の汗と埃を流す。ここの仕組みはユニークでグループ単位で浴室を貸切るスタイル。
【おまけ】ひまつぶしの湯で本日の汗と埃を流す。ここの仕組みはユニークでグループ単位で浴室を貸切るスタイル。
少しぬるめ。擦り傷が染みるがリフレッシュすることができた。すっかり日が暮れた道を阿蘇方面へと向かう
少しぬるめ。擦り傷が染みるがリフレッシュすることができた。すっかり日が暮れた道を阿蘇方面へと向かう
閉店間際の商店で買い出しするといい時刻となった。何はともあれ乾杯!
閉店間際の商店で買い出しするといい時刻となった。何はともあれ乾杯!

装備

個人装備
Tシャツ ニッカ―ズボン 靴下 グローブ 雨具 帽子 予備靴ひも ザック 行動食 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット スマホ 時計 タオル カメラ 財布

感想

九州ツアー https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8795577.html に続く2日目はくじゅう山系西部の周回。

K氏からは当初牧ノ戸峠起点としたプランを提案されていたが、高所をスタート地点にするとどちら周りにしても最後が登りとなってしまうため最低地点の疥癬湯登山口からスタートすることとした。

湧蓋山往復を清々しい時間帯に終えミソコブシに向かって穏やかな草原歩きをしていると「このペースなら案外牧ノ戸スタートでも良かったかな?」と思ったりもした。ところが後半、牧ノ戸から黒岩岳に登り返し、後は下るだけ、終わったも同然・・・と安心した先に現れた、大崩の辻?付近での濃密灌木ヤブや、泉水山下山後おにぎり山方面に向かう牧場跡地でトラップ満載のササ漕ぎで痛い目にあわされ、つくづくこの廻り方にして良かったと思った次第。

3日目 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8811359.html に続く

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