13. 乗鞍岳(高山病・半世紀越しの謎解き)


- GPS
- 05:26
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,318m
- 下り
- 437m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 5:26
天候 | 晴れ 山頂付近はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
日曜日朝5:30時点で8割がた埋まっていました。 畳平-三本滝:アルピコ交通 2,250円 事前予約制(当日も可) 乗鞍観光センター終点 空席があれば予約便以外のバス(予約便と同日に限る)に乗車可能です。 畳平バスターミナルのアルピコ窓口でバスの振替えが出来ます。 (発車オーライネットで行うと予約便をキャンセルしなければならず、手数料を取られます) 私は14:05発から13:05発へ振替えて貰いました。13:05発は6台出ました。 ※自転車について(要注意) 乗鞍は自転車の楽園です。登山者に劣らないくらいチャリダーが居ます。 道路を横切ったり駐車場へ出入りするときは十分な確認が必要です(人も車も)。 自転車は車に比べれば圧倒的に視認性で劣り、音がせず、速度が出ます。 下山した安堵感とマイカー規制でバスくらいしか走っていないという先入観で不十分な確認のまま道路へ出ると事故に繋がる可能性があります。 私も確認の上道路へ出たつもりでしたが、ハンドルを戻して加速しようとしたら自転車がぴったりと後ろに着いていて肝を冷やしました(いつ現れたんだ?)。 カーブの多い下りでは車より圧倒的に機動力が高いです。先に行かせてしまった方が精神衛生上良いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇三本滝の登山ポストは位置がわかりませんでした。 〇乗鞍エコーラインと、そこをショートカットする登山道を歩きます。 樹林帯内の登山道はぬかるみが多く、木道は非常に滑り易いです。沢の中を歩く部分もあります。赤リボン有りますが色がだいぶ飛んでいます。 火山にしては水流が豊富なように感じました。 森林限界上は富士山の登山道のように礫から大岩のゴロゴロする地表でロープにより歩道部分が区切られています。 〇想像以上に人出が多かったです。山頂待ちの行列が出来て30分待ち。 「乗鞍岳」という看板を抱えて記念写真を撮る列だったようですが、山頂標柱と三角点を撮影出来ればよい私は並ぶ必要があったのか? 時計回りに山頂を周回するルートを逆行したり列に並ばず脇を登る行為に対しては蔑視する空気がありました。 〇紅葉はやや過ぎた感じでした。 〇熊の目撃情報は日常的に(書き切れない)あるようです。 |
その他周辺情報 | 畳平バスターミナル:2F食堂に蕎麦・うどん・丼物があります。お冷はありません。 B1Fにはちょっとした乗鞍の自然展示があります。 トイレは駐車場を挟んでバスターミナルの反対側です。 |
写真
感想
15歳から遠足ではない登山を始めてからこれまで50年近く、常に悩んでいることがあります。
山に入ると始まる体調不良です。具体的には食欲不振、吐き気、腹下しなど。
数年前から飲み始めた代謝促進の薬により、腹下しは激的に無くなりました。長いと1週間ほど通じの無い便秘も最長2日、最短半日くらいに改善。
元々この薬には体力アップの期待をしたのですが、そちらは変化無し。
食欲不振が酷くなると吐き気を催します。普段なら何でもない山小屋のメニューも汁物以外は喉を通らない。これは疲労から来る体調不良だと思っていました。
山中ではなるべく披露しないように出力を絞り、鼻呼吸で歩ける程度に抑えていました。それでも体調不良は収まらずノロノロ歩行になってしまいます。
高山病を全く疑わなかったのは、頭痛が皆無だったためです(2度の富士山頂を含む)。食欲不振の症状が出ても頭は普通で重い感じもしませんでした。
よくよく過去を振り返って見ると、極度に疲れても平地や低山ですと軽い食欲不振でも吐き気までは至らない。下山すると嘘のように症状が収まる。これはやっぱり標高が関係しているのではないかと(←今さら?)。
思い立ったが吉日で、高山で負荷試験するしかない。近くて高い富士山がありますが、既に閉山していて地元県民が禁を破るわけにはいきません。
標高が高くて低予算で時短な乗鞍岳で試そうと出掛けました。
まだ高山病と決まったわけでは無いのでダイアモックスの処方などと言わず、出来ることから試してみます。
高山病になりにくい呼吸法がある(鬼滅?)ことが分かり、実践してみることに。推奨している口を窄めることはエネルギーを使うので、口を少し開き歯の間から呼気を押し出す方法で代用しました。
その結果は…体調不良は一切無く、標高2,700mの畳平バスターミナルで狐蕎麦をペロリ。一度だけでは分かりませんが原因の一端が見えて良かった半面、高山病だったんかいと言う残念感。でもまあ次に繋がりました。
あ、乗鞍岳の感想でしたね。
良くも悪くもミニ富士山といった感じでした。
山小屋、登山道整備、バス便とインフラが整い行き易いですが、登山者の技量、装備、国籍はまちまち。前回の戸台パークに劣らない人出。何をするにも順番待ちという経験が出来ます。
三本滝から肩の小屋まではマイペースでの登山が楽しめました。
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